2009年秋・・・青森津軽〜下北〜岩手へ幕営の旅
大間崎テントサイト(青森県)
2009年 9月

所在地: 青森県下北郡大間町
料金:無料

シルバーウィーク、北東北への幕営ドライブの旅・・・2日目は下北半島の先端へ、御存知の大間崎です。
昨晩の宿営地の外ヶ浜町(三厩)の「やすらぎ公園キャンプ場」を後にし、ゆっくり津軽半島を降りる。



青森市内を抜け浅虫温泉へ至るに、なぜか大渋滞で進まない。
青森〜野辺地まで約2時間ほど掛かってしまった・・・。



野辺地でR279むつはまなすラインに乗ると、その後は快適に進んだ。
途中、陸奥湾の向うに、津軽半島の蟹田町あたりの島影・・・下北の脇野沢あたりの島影もかすかに望める。
こうした風景は、普段の生活では全く無縁で見ることは無く、こうしてドライブ旅に出てきてやっとお目にかかる風景です。

むつ市に着き、恐山の脇を通ってのコースで薬研温泉へ向かう。
かっぱの湯へ行きましょう。



かっぱの湯への途中、道路下にある「隠れかっぱの湯」へも浸かろうと思ったが、後回しに。
ま、結局、時間の都合でかっぱの湯の帰りには寄れなかった(笑

     

結構混んでいたが、広く大きい野天風呂なので窮屈にはなりません。
が、今回は湯の中のゴミが多く、あまり心地良くはなかったですねぇ。



さて、いよいよ今日の目的地、大間崎へ到着です。
なにはともあれ、大間崎テントサイトの状況は・・・?

     

大小のテントがあり、駐車場も車を置く場所を探すのが大変。
いやー、混んでますね〜!
心配の風の状況は非常に良い状況で、ほぼ無風と言って良いくらい・・・ラッキーな日です。

とはいえ、まだ駐車場から離れる炊事棟の前が空いていて、そこに張る。
すると、次から次と、ツーリングのキャンパーさんのテントが建ち、テント村状態です(笑
いやー、賑わってます^^

      

岬に出てみると海風が吹いて、潮の匂いが漂う。
連休中のこともあって、この名所は観光客で大賑わいだ。
買出しから戻ると、あとは夕日になるのを待つ。



最高の夕日!
来た甲斐がありますねぇ〜!



北海道の島影に夕日が落ちると、スッと暗さが増してくるようでした。
吹き付ける海風で体が冷える・・・。



サイトに戻るとまたテントの数が増えたようだ。
珍しく、このサイトにくると風が無く、気温も冷え込まずマッタリできる良い状態で、キャンパーも皆で和んでいるようだった。

      

炊事棟は立派で、中に入ると極楽に過ごせる。
コンディションが良いので、ゆっくりと炊飯して夕食を始める。
米を持参して食べる分だけ炊飯すると、食費は結構軽くなる。



すっかり暗くなって、マッタリと明日の旅程などを話していると、隣にいるライダーさんのお二人と仲良くなる。
この炊事棟は、こういう旅人同士の交流が「味」なのだ。

ライダーのお二人は静岡から来ていると言う。
ミニととはあれこれ得意げに野営場の紹介をしては、二人を驚かせている(笑

pm9時を回り、お互いの旅の安全を祈念するように握手・・・夫々のテントに入る。
今夜は風も無く、テントは多いが騒がしくない。
向う側の波打ち岸の波音が心地良いBGMになって寝入った。



翌朝、どんよりとした空だが、雨が降るような感じではない。



am7時を過ぎるとポツポツと撤収を始めている。
こちらも簡単な朝食を済ませると、撤収に掛かる。
最後は、隣のテントに居て昨晩懇意になったお二人のライダーに挨拶して別れた。

      

お約束のモニュメントで記念撮影・・・ってところ。^^)
夏休みでの津軽半島最北端・竜飛岬、そして、今回の本州最北端・大間崎・・・
一応、ミニととの念願だった本州2トップの先端岬を制覇・・・と言うことで、本人はそれなりに感慨を深めているようです(笑



大間崎を後にして、海岸に沿って南下のドライブ・・・
窓を開けて潮の匂いを感じながらゆっくり走る。

下風呂温泉郷に差し掛かった。
よし、朝風呂に浸かるか・・・。



共同浴場の新湯のほうだ。
自販機で入浴券を買う。
熱めのイイ湯だ・・・水色の四角い湯船に掛け流された湯。
地元の人と一緒に浸かる。

さて・・・。
むつ市に下りる手前から、今度は尻屋崎へ向けて進む。
尻屋崎の灯台を見に行こうと思う。



真っ白な綺麗、清楚な感じの灯台だ。
寒立馬と呼ばれる放牧の馬が居るはずなのだが、今日は1頭も居なかった。



岬の突端にある石像・・・
これからの旅の無事を祈る。

こうして、北東北は青森・・・津軽、下北の岬めぐりに似たドライブは旅情がある。
昨年の年末にも旅をしたが、これから秋が深まり冬に至る頃には、荒涼とした北東北の荒れた冬模様が待っているのだろう。

さて、寒立馬が居なかったのは至極残念でしたが、今日の宿営地へ向け移動せねばならない。
一気に南下、あの白樺林の広場が今日の目的なのです。



つづく





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