飛の崩れ（秋田県）
2019年4月

所在地： 秋田県にかほ市飛字飛ケ崎
料金：無料

岩手の一関市、石蔵山で連泊しての野営3日目です。
あまりに状況が良いので更に連泊も、と思ったりしましたが執着・居続けるのも良くないのでとりあえず動く。

どこに行こうかと思案。
今日は日本海の海を見に行こうかな・・・と、車のハンドルを向ける。
ま、特に理由があるわけではありませんが、こんな気ままに動けるのが贅沢感です。



日本海を見に行く、などと言ってはみたものの細かな計画は何もなし。
とにかく西に向かって県境を越えなければ。

さしあたり本日は秋田・にかほ市の飛の崩れを目的地としようかと思う。
ナビに寄れば一関からはおよそ200ｋｍくらいのようです。

一関から北上市へと北上して、Ｒ１０７で湯田高原を過ぎて県境を秋田に越えると横手。
更に西へ向かって本庄、Ｒ７に切り替わり少し南下してにかほ市、というルート。

快晴で視界も良く、ゆっくりとドライブして向かってます。
天気が良いとなんでも上手くいきますね。

　　　　　

いよいよ、鳥海山が見え始めました。



にかほ市・金浦へ着きました。
結構早い到着です。

勢至公園では桜が満開、週末にかけ花まつりが行われるようでした。
タイミングよく、野営に出向いた先でお花見ができました＾＾）

　　　　　

さて本日の野営地、飛の崩れへ到着です。
約一年ぶり。



今日のテン場の状況は・・・どーかな？！
うむ、ＯＫですね＾＾）

じゃ早速、幕体建てましょ。



ここではササっと手間かけずに建てます。

ふと気が付くと日差しで暑い、日焼けしそう。
ここも石蔵山と同じで、木陰がない場所なので真夏の日中などはキビシイ。
真夏の直射日光下では遮光能力の高いタープが必須、それでも無風時はタープ下でも熱中症には要注意な場所だと思います。

そう考えるとやはり森の中とかの木陰の豊富な場所というのは、野営場所としては極上の場所の一つかもしれませんね、ってまぁ当然か。

昨日使ったタープがあるが、それすら今日はなるべく荷を出したくないな。
今はこんな良い天気ながらさっきまで聞いていた天気予報では、今夜から明日の朝に掛けては前線通過によって天気が崩れ、風雨となる予報だからです。
明日の撤収で、雨の中この坂道を何度も往復して荷を運びたくないので、ひとつでも荷を車から出さない気分でした（凹

　　　　　

最小限の荷物のみ運んで設営を一式完了・・・設営、って程のことでもありませんねぇ（笑。

日差しが暑いので幕内に籠ります。
幕体の日陰と吹き抜ける風のおかげで涼しい、あぁイイね。



ゴロリっと寝ころびながら、マッタリ状態。
周囲が乾燥していて気持ちがイイです。



今日は貸し切りで悠々自適ですが、シーズン中の休日にはかなり一杯になります。
海に面してのロケーションが良いので、人気のキャンプ場なのです。
条件次第ではあるけれど、水平線に沈む夕日・夕焼けの絶景がなんとも素晴らしく、感激するロケーションなんです・・・それがこの野営地の大きな魅力。

　　　　

脇の飛ヶ岳に登ろう。
その昔、この頂上で野営したことがあった。

その時はこんな様子でした＾＾↓


　　　　

↑2008年の今頃の季節だったような気がする。
この頃にはまだ立派なコンクリート護岸はありませんでした。

そんなことを懐かしんで飛ヶ岳に上がってみたものの、今はもう雑草で覆われた場所で地ならしもままならないくらい。

　　　　

いつも強風で難儀するイメージがある飛の崩れですけれど、今日は風が弱くて波も立っていません。
こういう日はラッキーです、非常に穏やかです。



やや雲が出てきたかな・・・
風は緩やかです。

　　　　　

前出で、昔の野営してた時にはなかったが、震災後に整備された立派なコンクリート護岸。



飛ヶ岳から見下ろしたテン場。



緑色の幕体は、こうした野営地の風景に違和感なく調和する。

　　　　　

水洗トイレと水道（水場）のみがある。
非常に簡素な野営地です。



駐車場から望める鳥海山。
雪で真っ白。



さっきまで日差しが強くて暑かったのにもかかわらず、次第に曇りに変わってきました。
日差しが無くなると今度は風が冷たく感じますが、それでも引き続き心地い良い状況ですよ。

　　　　

今日は適当に地べた寝します。（笑
夜中に雨が吹き込まないと良いけどね・・・

そんなこんなで夕刻近くの頃合いとなりました。

　　　

空はすっかり雲に覆われてきました。
夜半過ぎに予想される前線通過を控えた静けさなのか、今はどんよりしたなかの穏やかさです。

期待の夕陽はこの曇りで全く望めず、う〜〜ん残念ですね・・・。
この野営地は日本海の水平線へ沈む夕日が名物なのだ。



日が暮れてきます。

　　　　　

依然、暖かい夜。
波音もなく静か。



幕体にこもって夜を過ごしてます。



薄曇りに月が滲んで上がってきてます。
良い晩だなぁ・・・今は。

さて、例によってまだ夜も更けない早い時間ですけど、早々に寝てしまう（笑。
夜半過ぎから風雨になる予報は変わらず・・・

　　　　　

夜中は予報通り風雨に見舞われ、幕体は結構揺らされて裾下の隙間から多少の吹き込みあり。
明るくなって6時を過ぎる頃には上がってきたので、状況の良いうちにと早々に撤収完了。



ありゃ・・・？？

撤収すると天気回復という、あるある・・・笑
もっとマッタリしてて良かったのね。



撤収しちゃったけど、周囲を散歩。
今朝は誰も来てませんね、地元の人の散歩もありません。

湯沸かししてお茶した後、車を出します。
また次回は混雑しない頃合いを見計らって再訪したいです。

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さて、そのまま帰路ももったいないので、近くの野営地を見に行きます。

「奈曽川河川公園」です。
この場所もだいぶ前から密かに？通っている場所です。
飛の崩れは、確かにロケーションがイイものの、強風だったり利用者が多くて混みあったりの時が多くあって、そんな時は奈曽川に逃げて来ていました＾＾）



意外に道順が複雑なので、このような些細な指導票を見落とさずに向かうことがコツかと思います。
・・・と思ったら、Googleマップに載ってましたな（笑
何でも簡便に情報が手に入る便利な世の中ですな〜〜（汗
地図

場内、依然としてイイ状況です。
今日はここに泊っても良いかな・・・と思ってしまいました（笑

　　　　　

芝生の綺麗な場内は、ゲートボールのコースとして利用されるので、テン場そのものは狭い。
決してゲートボールのコース上に設営してはいけません。
キャンプには空いている片隅を利用させてもらいますので、人数に合わせた小さめのテントでないといけません。

このような場所ですので、決して汚さずゴミ捨てなどせず綺麗に使いましょう。
洋式水洗のトイレも使いやすく、炊事棟の広さと立派さ・・・コレで無料は、以前からも知る人ぞ知る・穴場中の穴場と言える野営スポットです。

↑　視察Ｐｈｏｔｏはこちら




END





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