喜多方市山都森林スポーツ公園 キャンプ場(福島県)
2019年 5月

福島県喜多方市山都町字三津合山
町外者:(テント\420 + \300/人)計\720

大型連休・GWが終了したあとこの時期らしい五月晴れで、この数日は好天続きなのでした。
夏日を思わせるような気温との予報もあって、野営キャンプの落ち着き先もなるべく涼しげなところに行きたい。

今回の行き先は福島県・喜多方方面です。
年に何度か行っている、山都町の森林スポーツ公園のキャンプ場であります。

木陰があって混まないキャンプ場、そういえば昨年以来のお待ちかね”朝日屋食品さんの冷やし中華”・・・暑くなったのでねぇ(笑
五月晴れの快晴の日、行き先は即決であります^^)



宮城より南下、県境を越えてR121を進む。
道路状況は良好、空いていて軽やかに移動です。

米沢から大峠道路(R121)を通る。
途中、まだ雪を残した飯森山をかなたに見ながら、やがて喜多方エリアに入る。

目的のキャンプ場へ行く前に、ホラ・・・例のお気に入りの冷し中華を入手に行かねば^^
ってなわけで、一旦喜多方をやり過ごして塩川町のスーパーまで。
期待して探すと・・・ありましたよ、朝日屋さんの冷し中華! もう出てたんですね。

でも、麺コーナーにたった3袋だけ。
やったー、ってことでそのうちの2袋をお買い上げ、自宅用です^^)

   

さて、いよいよ山都森林スポーツ公園キャンプ場であります。



管理棟に寄りますが、管理人さんの車はあれど本人が居ない・・・
しばらく待ちますがどうも応答がないので、明日の朝に利用料を支払うことにして、キャンプ場(広場)へ向かいます。



テン場はこの管理棟からさらに上に行ったところだ、車で1分少々。
緑が濃くなってきているな。

   

うむ、落ち着いた感じで誰もいない。



場内はとても綺麗、ゴミも投げ炭の痕も無くとてもイイ。
トイレも古い施設だが、手管理人さんの手入れのおかげか綺麗で臭わず更に洋式水洗もあって快適で不足ない。



さて、幕体を出しますが・・・
一人ゆったり過ごそうとデカいタープを持参してしまった。
木陰と相まって居心地も好かろう・・・なんて。

ところが、この現地に到着するとどうも風が巻いている、やや強い風。

   

強めの風が面積の大きい華奢な幕体を押して撓(しな)る。
そんなワケで低く構えてへんてこな張り方になってしまう・・・。



お次は寝どころの幕体。
これはこの風でもびくともしない、結構剛性感がある。



風が弱ければ、もっと開放的な落ち着き方であったけれども、それでもまぁ独りでいる分には快適なタープ下だ。

     

風に吹かれる状況ですが、このキャンプ広場貸し切り状態でなんとも居心地がイイ。

ここはキャンプ場とは言えこの狭さ。
キャンプ客がわずか4組ほども入れば窮屈に感じざるを得ない。

翌日、管理人さんより聞いたことですが、この10連休中は地元の方々の日帰りバーベキュー客でかなり賑わったとのことです。
なんでも、その賑わい状況で入る場所がなく退き帰ったお客さんもいたほどだったそうです。
半面、キャンプでの宿泊はほとんどなかったそうだから、やはりここは野営キャンプには穴場な場所だと思われる。

     

設営でチョッと動いただけで汗ばんでしまう。
風はあるものの、本日は暑いんであります。
氷を買ってきて良かった・・・久々のGIN(ジン)のハイボールを遣る。



荷積めの際に、久々のストーブを棚で見かけた・・・これまた。
揺すると燃料の白ガスが満タンに入ってました。
そういえば、これをメンテしたのは昨年の夏ごろだった・・・それ以来か。

このストーブは液燃ながら、かなりのトロ火が使えるタイプで、火力大〜超トロ火まで自在に使える優れものだ。
しかも燃料消費も程々でイイ。
調子を確認、問題ないね・・・絶好調なコンディションに安心しました^^)

   

時折、熱風が強く吹き付けているのであります。
時節柄、小さな虫が顔の周りにまとわりついてうざったいのですが、今の強い風があるとその虫を払ってくれます。
がしかしその風が止まると、また纏わりついてくる・・・そんな状況が痛しかゆし。



やがて夕刻に向かいますが、日が長くなったものですね。
日が当たるとこの時間でもまだ暑い。

    

夕刻近く、この時間でも他にキャンパーが来ませんので、おそらくは幸いに今回もワタシの独り貸し切りでありましょう。



なんとも好い風情・・・サイト情景です。

これが好いんです。
狭小キャンプエリアですが、独り貸し切りなら贅沢な開放感。

さて、夕刻だ。
明るいうちに夕餉にしましょうね。



買ってきました、本日のお楽しみはこの朝日屋さんの冷し中華・・・”冷やし中華はじめました♪”
昨年、これに出会って以来、大のお気に入りになっております。

      

炊事棟は飲用水も利用可、ここで麺を茹でて水でさらします。
このカセットガスコンロ、先日DIY店にて見かけたものです、イワタニ(Iwatani)のプチスリムドゥというコンロ。
通常のコンロの1/2程度の大きさ、火力は強力ではないが一人分をチョッと使うには便利。



なにより、これは限定品のキャリングケース付き品、かつ限定品でも価格が同じなのが非常に大きなポイント。
野営キャンプでそれらしく見せるには、こうしたキャリングケースがあるのはイイ。

     

本日は1人前で・・・
大変美味しゅうございました^^)



あぁ、日が暮れる・・・
気が付くと吹いていた風も治まってきてますね。

   

そうとなれば焚火も楽しめますよ。



空には半月。
月光が明るく周囲の星が霞んでますが、多くの星が見える・・・快晴の夜空。



風も充分に弱まって、焚火が楽しい。
時間を忘れて興じてしまう・・・。
こういう場所での焚火は味わいがある。

・・・そういえば、もう5年前(2014年)にここのファイヤーサークルでの焚火情景が思い起こされる。
好い焚火だったなぁ。



懐かしいですね・・・
ここのキャンプ場所には、昔風とでもいうかこうしたファイヤーサークルもあってとてもいい雰囲気が残されているように思います。

さ〜て気が付くと夜も更けていました、火が治まるのを待って寝ることにします。



翌朝も晴天、無風。
明け方は放射冷却でやや冷え。

     

爽やかな朝模様。
露も下りず空気乾燥、この時期は快適だ。

     

状況がイイと珈琲も美味い。
贅沢なゆったりした時間。



新緑の時期、たしかに緑が濃くなってきたな。
好い時期じゃありませんか。



場内の野営桜、もう散りかけだが残り花がありよく見ると、とても綺麗です。
今年の春の野営キャンプでは、花見(桜)に恵まれたような気がする。



さて、名残が惜しいけれど〆る。



管理棟へ寄ると、草刈り中の管理人さんに手を止めてもらう・・・
しばし場内の状況の話しを交わすうちに、やはりこのキャンプ広場にはこの管理人さんの気遣いが隅々に通っていることが透けて見える。
キャンプ場、野営場の良さは利用キャンパや管理人で創られるもの、と感じます。

⇒Photoアルバムはこちら


さて、快晴のもと帰路に向かうことにしますが、帰路で立ち寄るところは決めていました・・・



日中線記念館(旧国鉄時代の熱塩駅)です。
これまでも度々は立ち寄ってはいたのですが、今日は時間も余裕ありでゆっくり立ち寄ることにしたのでした。

    

廃線になってかなり経つけれど、こうして遺構的に綺麗に保存されている場所だ。
なにかアニメーションの舞台にでもなりそうな、レトロ風情溢れる情景である。

    

ラッセル車と客車が展示されており、SWを入れると蒸気機関車の走る音が流され、座席に座って車窓越しに景色を眺めるとチョッとしたタイムトラベルを味わえる。
自分も、これに似た客車は学生時代にまだかろうじて使われていたこともあって、その頃を思い出すことができる。

ここはなかなか面白い観光スポット、お勧めします。



⇒YouTubeで動画をご覧ください
⇒Photoアルバムはこちらでご覧ください



END





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