素波理湖〜くるみ台〜釣瓶落峠〜弘前
2016年 10月 東北野営旅 その三

   

東北野営のひとり旅・・・三日目です。

毘沙門憩の森キャンプ場にて風雨で荒れた夜が明け、迎えた朝は天気が回復して明るい。
車を出し、今日も依然として向かう目的地ははっきりしていない。



まずはパンフレットでおすすめの「米代フォレストライン(林道米代線)」に乗り、素波理湖を通り藤里町へ至る。
起点は日本海側の八峰町峰浜石川地区、終点は藤里町の藤琴地区だ。



毘沙門憩の森から出ると、米代フォレストラインを示す案内板が立っている。
見事なチェーンソーアート、カッコイイです。

【素波理湖国民休養地キャンプ場】

フォレストラインを藤里方面へ向かうと、素波理湖へ着く。



素波理湖の猿ヶ瀬園地。
この隣に、「素波理湖国民休養地キャンプ場」がある。

     

フリーサイトと固定テントサイトに分かれて、それぞれ料金が異なる。



個人のお好みとしては、こちらのフリーサイトを選ぶことでしょう。
木々があって、広々で草地の状態もとてもいい感じ。
料金は\600とのことです。



こちらは固定テントサイトエリア。
ここも雰囲気があっていい感じのサイトだ。



【国設くるみ台野営場】

米代フォレストラインのドライブはやがて終点へ着き、そこは藤里町の藤琴地区、白神山地世界遺産センターの付近だ。
となれば太良峡を経て、黒石林道、そしてくるみ台野営場を覗いていこう。

      

道路は開通しています。



分岐から黒石林道へ入る。



黒石林道の入り口の橋は、新たに作り替えられて頑丈で立派になった。



黒石林道を進んでゆくと、目の前には大きな観光バスがいた・・・この狭い道にかかわらずに観光バス、びっくり。
藤里駒ヶ岳への登山ツアーか、手前の岳岱自然観察教育林への観光ツアーと思う。
バスはこのほかに2台走っている。



いつもの、国設くるみ台野営場へ到着。
いいねぇ、この風情。

ここへは道路が良くなっていて、スンナリ来れるようになった・・・以前は未舗装の砂利道であった。
何度となく自然災害で通行止めがあったが、都度、補修してくれるのは大変にありがたく感じる。

     

東屋、炊事場は補修中だ。
これもまたちゃんと補修を施してくれており、場内も草刈りの手入れがされていて、大変うれしい。
水洗で綺麗なトイレ棟はそのまま使用可となっている。



場内の草刈りされた効果は素晴らしく清々しい、今日はこのまま幕体を広げてしまいたい・・・。
がしかし、まだam10頃と早くここで落ち着いてしまっては旅にならないし、もっと走るのだ。



県道317号・西目屋二ツ井線まで戻ってきた。
さっきの黒石林道への分岐点です。

ここから青森へと抜けることにしました。

     

舗装路で難なくドライブできている。
やがて周囲の風景は険しい山容に変わった。

やがてこのルートのハイライト、釣瓶落峠です。
紅葉時期ならさらに素晴らしい風景であったろう・・・。



案内看板の正面には、迫力の険しい山の風景・・・。

      

釣瓶落峠を抜け青森への県境を跨ぐ。



秋田側は舗装路で走りやすかったけれど、青森側は未舗装路で道幅も狭くなった。



西目屋の津軽ダムを過ぎ、弘前市へ入って行く。
岩木山が望めるようになった。

景色はいっきに青森模様に・・・。
そのまま、嶽のいわき青少年スポーツセンターのキャンプ場を覗きにゆく。
ドライブ休憩に施設内の温泉に浸かって行きたい誘惑もあったが、スポーツ試合関連の人で混雑していてヤメました。

さて、ふもとへ下りて周辺のリンゴ畑を彷徨う。
この周辺はどこを見てもリンゴ畑が広がっている。

今回の旅の楽しみの一つに、この弘前のリンゴ畑の風景を見ることがありました。



こんなに綺麗なピンク色のリンゴの樹をいくつも見かけた。
本当に綺麗な風景、情景です。



バックに望む津軽富士はシルエットになってしまいましたが、リンゴ畑との組み合わせはいかにも津軽、と感じさせてくれました。
畑の道端の無人販売には品物がなかったので、町へ下りてから「りんご公園」へ寄りそこで特産のリンゴを求めた。



そのりんご公園にて、イベントでやっていた焼き立てのりんごパイを昼食にした。
美味しゅうございました。



弘前〜R7で碇ヶ関、そこからR282で小坂、R341へ分岐してさらにアスピーテラインへ分岐、岩手へ抜ける。
大更〜好摩、R4から分岐して姫神山登山口の一本杉園地キャンプ場へ。

今日はこの野営地を終着とした。




つづく





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