岩洞湖家族旅行村(岩手県)
2009年 6月

所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)

梅雨の真っさ中の時期なんであります。
ジクジクと湿っぽい・・・。

そんな今回の行き先はもう決まっている。
岩手・玉山の岩洞湖の幕営場だ。
岩洞湖家族旅行村としての無料キャンプ場は、湖岸に面した場所にある。

が、このhpで紹介するのは、ここの本来はキャンプサイトではない場所、それは「ピクニック広場」である。
このピクニック広場をキャンプサイトとして認知させるに至ったのは、私が3年前に管理人に懇願しては説き、幕営をはじめたのがきっかけです(笑
以来、多くのキャンパーに利用されるに至った。

管理人さん曰く、それまではこの広場ではキャンプする人は居なかったと言う事ですよ。
それまでなかったことを開拓した、フロンティア人としての喜びがありますね(大袈裟〜
とはいえ、本当にキャンプが好きな人達で大切に利用され、いつまでも気持ち良いキャンプスポットであり続ければ良いのではないでしょうか。

今年はなぜか、この大お気に入りの白樺林での幕営に出向くのがこの時期になってしまった・・・。
あちこちに行ってみたい野営場が多くあって、お気に入りの場所でもなかなか出向く順番が巡ってこないのだ(笑



早朝の朝一番、車を出す。
順調に北上の移動だ。
寄り道はしないが、それでも順調に行っても下道オンリーで約7時間ほどの所要だ。



途中、花巻市を通過しているところで、この軽自動車が10万キロに達した。
よく働くこの華奢な車は、まだ3年半足らずで早10万キロだ・・・倍の20万キロになるのもそう遠くないね(汗

     

そんな訳で、今回は岩洞湖家族旅行村での幕営なのである。
自分のご指名サイトは、なんと言ってもこの「ピクニック広場」だ。



あー!素晴らしい白樺林!!これですよー、この素晴らしすぎる風景!
こんな素晴らしい場所に、無料で幕営ができるんですよ!(笑



無料で泊まれるって言っても、トイレは自動ドアの身障者用もある立派で快適な施設。
たとえファミリーでの利用でも問題なし。
炊事棟は無いが冷たくて美味しい水が出る水場があり、最小限の設備でもそうとう高規格な部類ですよ・・・。
あまりに居心地が良い分ワイルド感は薄いものの、この雰囲気はとても好い!最高な幕営スポットです。

ピクニック広場との名の通り、この場所は本来キャンプサイトではなくて、一般のガイドブックで紹介している無料キャンプ場は湖畔沿いに別にある。
どこにも引けを取らないどころか、こんな見事な白樺林の風景の中で幕営が出来るところというのは、そうそう無いと思う。
・・・だから東北が魅力的だ!ディスカバリー東北!(古っ

      

さて、今日合流するキャンプ友・三太夫さんは、前の日からの連泊中だ。
しばしすると、キャンプ友・安倍さんが到着・・・昨年の奥新川キャンプ場へ一緒にトレッキング幕営して以来ですよ。

更に少しして、安倍さんの御友人のBAPさんも到着。
BAPさんも、このHPの貴重な御愛読者様です^^。
夕方になって、福島から来たバイクのツーリングライダーさんも合流。



安倍さんが持ってきたNIKKA!
このグラス、以前に貰ったのはその後、不覚にもバックの中で割れてしまって、今回再度頂いた・・・ありがたい!
無上の喜びなのです。

程好い大きさにNIKKAの象徴、赤いキング・オブ・ブレンダースのイラスト。
早速、この素晴らしいNIKKAウィスキーを髭のグラスでオンザロック!
旨い!!あ〜〜〜〜!最高です!!

      

白樺の焚き火も調子が出てきてイイ感じだ。
皆がそれぞれに焚き火を囲む。
ミニととは焚き火にご執心で、一輪車で何杯も白樺の薪を運びこんでいる。

      

アブもブヨもまだ出ておらず全く刺される気配がなくて、とても快適。
日が暮れるにしたがって寒くなるが、構えたほどでもない。
なにより、この盛大な焚き火の炎と、白樺の煙の甘い薫香が心地良い。

ゆったりマッタリと夜を楽しむ。
焚き火が小さくなったところで、名残惜しいものの、そろそろ寝よか〜。



朝は雨音で目を覚ました。
時折強い雨。



雨に濡れる白樺林・・・
しっとりとして、とても好きな風景だ・・・素晴らしい。



梅雨の朝雨に濡れるテント。
目が覚めてからしばし、幕体を叩く雨音に聴き入っている。
こうして、雨の日の幕営も好い・・・連泊で今日も滞在出来るならもっといいのに・・・^^。

     

名残惜しく撤収。
皆、今日は早めの時間で撤収だ。
三太夫さん、安倍さん、BAPさん、福島のライダーさん、また何処かで一緒に焚き火を囲みましょう。



さて、Iターンで下れば帰宅も早いが・・・でも7時間(笑。
それなのに、また悪い癖でわざわざの遠回りのドライブ。

R455を岩泉に向かっちゃった。(汗
この道路は途中、早坂峠があるが近年2007年にバイパスのトンネルが開通し、その早坂峠は旧道となってしまった。

     

この早坂峠にはレストハウスがあり、その隣の白樺林に無料のキャンプ場がある。
今から約6年前の2003年の夏に、このレストハウス脇のキャンプ場で幕営したことがあった。



自分が幕営した場所は、こんなジャングル状態になっていた^^
が、あちこちに好い感じの場所があって、幕営の場所には困らない。

      

炊事棟が一つ・・・閉鎖状態だ、夏時期は使えるようになるか、はたまた本当に閉鎖になったかは不明だ。
トイレは駐車場を挟んでのレストハウスの隣にある、大きなトイレ棟が使える。
ちなみにレストハウスはキャンプ場に無関係で、受付も何も無く自由に幕営してOKだ。

以前はこの早坂峠を通る車は、大抵、ココの大きな駐車場に入りトイレ休憩となっていて、トラックなどの駐車が多かった。
いまは、先のバイパストンネルによって、わざわざこの難所道路で上がってきてここに来る車は少なくなって、静かで良い。

さて、次・・・。

      

東北の屋久島とも呼ばれる知る人ぞ知る・・・そんな秘境地に入る(笑
道順がイマイチ判らず、適当に当たりをつけて分け入る。

渓流沿いの林道を行く。
しかし、こんな軽自動車のタウンカーの走るような場所じゃないんだよな〜〜

林道には砂利が敷いてあるが、所々大きくえぐられた轍もあって神経を使いながら進む。
が、しかし、カーブの先の上り坂に差し掛かったとき、車が上らなくなった・・・砂利が深くてスタック状態なのだ。

う〜む!あと3kmほどなのだが・・・恨めしい(笑
つくづく、こうした時に軽快なジムニーが欲しいと思う・・・それも古〜い、2ストのヤツね・・・エアコンも無いヤツ。

あー、行きたい!この奥へ!!・・・さぞワイルドな野営場が自分を待っているに違いないのだが・・・(笑
転回もままならず、そのまましばらくバック。
その後、約1時間ほどかけて国道へ復帰。

よっし!また出直してくるぜ〜〜!!(笑






END



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