あだたら高原野営場(福島県)
2008年 5月

住所:福島県二本松市上葉木坂3-2
料金:無料

今週は天気の良い週末となった。
明け方は大雨だったようだが今朝はスッキリ晴れ渡り、幕営には期待の持てる状況だ。
・・・とか言いながら、実は小学校のグラウンドに居るのだ(笑

ミニととの運動会なのだった。
晴れたのは良いのだが、大雨の後遺症でグランド整備に時間が掛かり開会が1時間も遅れた。
次第に日差しも強まり、昼頃にはあっという間に顔も腕も日に焼けてしまった。



さて、運動会が終わりもう既に夕方の頃となり、ようやく本日の幕営地のあだたら高原野営場へ到着。
気候も良くなり、本日、この野営場にも何張りかのテントが並んでいた。

   

ざっと見回すと、直ぐにサンティニスト安倍氏を見つけることが出来た。
今日はいつもの参天ではなくTNFのオタマジャクシだ。

挨拶もそこそこにササッとタープを整える。
雨は降らないだろうが、今夜はキャンプスタイルでマッタリやりたい。
布一枚頭上にあると其れなりに落ち着いて好いものだ。



オタマジャクシにはこのPEAK1。
以前から安倍氏とは共演しようと言っていた念願の取り合わせなのだった。
何となく骨格が似ているが実際にはオタマジャクシより大きい、おそらくブルフロックとは同一ディメンジョンなのでは?
ホントにピンクのテントだよね(笑・・・なっつっても、このピンクの室内がむーでぃ〜!(笑

さてひと通り設営が済むと、乾杯の一杯の誘惑を堪えて向かい側のスカイピアで風呂。
昼間の日焼けのお蔭で、湯に入るとピリピリと沁みてしょうがない。
もう、顔なんか赤鬼みたいだ(凹

汗も落ちて湯上りはスッキリで良い気分、テン場へ戻ります。
非常に珍しく家からワインを持ってきた・・・いざ乾杯。

日が暮れると、とたんに露が降りた。
幕体はしっとりと濡れている・・・ソロならテントに篭ればよいが集うにはやはりタープがあると快適だ。

   

さて、炭火も熾きたので簡易ローストチキンを仕込んで夕食にしようか。
・・・と、何の懸念も無く思ってましたよ今の今まで・・・えぇ、ミニととに言われるまでは・・・。
「ダッチオーブン無いよ〜?」
???・・・ハイ、すっかり忘れますた(汗
えぇ、忘れましたともダッチ・・・普段使わない道具なので、珍しく使おうなんて思ったのが悪かった。
まぁ、いいさ、チキンは炭火焼きで、じゃがいもは茹でてじゃがバターに変更だな。



安倍氏の土産の東北限定のずんだじゃがりこ、翌朝は大変重宝しました(笑、ありがとうございました。

      

炭火で焼かれるチキンがとても香ばしい匂いを漂わせます。
時間が経って炭火が弱くなった頃には、丁度良い感じで焼けていた。

さて、ジツは前々から気になっていたのだが、このあだたら野営場の欠点・・・
遠くからレーシング走行のスキール音などが聞こえてとても興醒めなのだ、昼間も煩いが暗くなっても聞こえて来るのがイヤだ。
土湯峠に珍走団が来ている訳ではない、近隣に○○○サーキットがあってそこの騒音のようなのだ。
はっきり言って迷惑極まりないが、この野営場のマイナスポイントではある。



気候も良くなって、幕営も冬とは違って安楽なキャンプ的スタイルへと変化する。
さて、夜も更け周りテントの灯りも消えた。
そろそろ寝ましょうか。



翌朝、スッキリ目覚める。
ミニととが最初にテントから出た。

am6時、向こうのライダー達は撤収も始めているようだ。
あるライダーは容赦なくエンジンを掛けて音を響かせたりする・・・ライダーさん以外にもキャンパーが居ることを気遣ってほしい。
こんな早朝に出るのならバイクを押して野営場を出て離れてからエンジンを掛けるべきである。
そもそも、車両進入禁止の措置がされているのだから、バイク車両も場外駐車場に置くべき。

      

ともあれ、快晴の爽やかな朝なのだった。
向こうにあだたら山が望めた。

腹が減ったとミニととが喚く。
残ってあるはずのフランスパンが無い、がしかし泣くでないミニととよ。
昨晩貰ったずんだじゃがりこ、これが重宝だ〜早速じゃがりこマッシュポテト。笑
これにコーンスープにバナナ&リンゴ・・・なんだ、これで充分じゃないか。



爽やかな状況であります。
遠目で皆さんの撤収状況を眺めてコーヒーでも啜ります。
まったり朝を過ごしてam9時頃、撤収に掛かる。

さて、良い頃合で野営場を後にして、安倍氏を連れて向かうは秘湯へ。
このあだたら高原野営場へ来たら、秘湯はセットメニューだ。
土湯峠へ出て猪苗代方向へ上る。

トンネルを抜け直ぐに野地温泉への分岐に入る。
野地温泉旅館、新野地温泉相模屋も鷲倉温泉も相当な秘湯ではあるが、更なる秘湯がその奥地にはあるのだ。
更に分岐をして細い道に入って行く。
舗装路なので良いのだが、細くて対向車には悩まされるし、小石が山の斜面から崩れて落ちており反対側は崖だ。
延々と来てやがて到着したのは、秘湯幕川温泉。
標高約1,100m程であろうか?高地の秘湯なのである。



ココの渓流野天風呂が最高なのだ。

   

とっても気持ちの良い、素晴らしい野天風呂である。
湯船の脇には渓流になっている。

我々3人の貸切野天風呂・・・しばしマッタリと温泉に浸かった。
風呂上り車に戻って散会となった。



<茂庭広瀬公園キャンプ場>
福島県福島市飯坂町茂庭字広瀬前   料金:無料

さて、土湯に下りて行き飯坂に来た所で寄り道。
飯坂からR399に入り、摺上川ダム(茂庭っ湖)に向う。
ダム下流域に日帰り温泉施設「もにわの湯」がある。



ココから車で約数分ほどダムに向かうと、「茂庭広瀬公園」がある。
この公園内には無料のキャンプ場があるのだ。



ダムの堤下にある、よくあるダム周辺の公園だ。
案内看板によれば一般的な注意事項があって、利用上の手続きについては特に記述が無い。
雰囲気的にはこのまま利用が出来そうな感じではあるのだが・・・。



しかし、福島市の公式サイトによると予約した上に「茂庭生活歴史館」での利用申請が要るようだ・・・。
いくら無料キャンプ場でも、そんな二度手間な申し込み手順では風まかせの幕営には全くそぐわない。
問い合わせについては、先の「茂庭の湯」の隣にある「茂庭生活歴史館」ということだ。
おそらく行楽シーズン以外なら、当日その歴史館で利用申請すれば問題無くテントが張れると推測するのだが?

さて、肝心のテン場の状況である。

     

炊事棟脇のバーベキュー用のカマドのある部分と、それに続いてキャンプサイト・・・サイトというより単に広場なのだけれど。
開放感があって完全な平地であり設営に悩む隙も無く何処に張っても、重量級道具満載キャンパーにも充分対応可能だ。
開けっぴろげなのがナンなのだけれど、まぁ悪くないキャンプ地ですね・・・何せ無料で利用できるのだから。
木陰がないので、真夏は辛いでしょうか。

      

トイレは駐車場にあるが、立派でファミリーでも何ら問題なし。
予約と言う意味がこれを見て納得、BBQ広場のカマドが予約制なのだ・・・
いわゆる芋煮シーズンなど混み合う時期はこうして予約は必須なのだろう。
炊事棟も小ぶりながら御覧の通り立派なもの。

ココはまだ一般には知られてはいない場所であろうか、御覧のとおり好状況のキャンプサイトで穴場的な部類だろう。
温泉は直近くだが商店は殆ど無いので、飯坂などの町にいる内に済まさないといけない。
R339はこのダムに沿って行くと、鳩峰峠をはるか向こうにしてダムの西側端のところで通行止めになっていた。

結構、この摺上川ダムの周辺は風光明媚であり、なかなか雰囲気は良いエリアだ。
ダムの上流には、光岡自動車のマイクロカーやTUK−TUKなど珍しい自動車のレンタルショップもある。
また、そのダム上流部の梨平公園からはカヌーも出し楽しむことが出来るようである。



さて、この周辺には他にもキャンプ場がある。
チョイと覗いてみるも・・・

まずは「すりかみキャンプ場」

      

釣り堀の奥にある小さな草地広場がサイト・・・らしい。
あ、ここは有料のキャンプ場ね。
”日帰り”テント1張り¥1,000です・・・泊まりになると(ry

続いて「滑滝キャンプ場」である。

      

う〜〜〜〜〜ん(悩
スイマセン、あのー、何処にテントを張れば良いのでしょうか?
テントサイトらしき場所が無いのですが・・・
入って行ってもまるで駐車場のような場所・・・ココにはテントは張れませんな。
ひょっとして?と思われたのは、入り口にあるゲートボールの小さなグラウンドの隣の小さな平地。
これなのかな〜?
で、ココも有料でして、1張り¥1,000で商店にて料金を払うらしい。
先のすりかみCの日帰り料金の半額と思うと安いことになるのだろかと自問自答(ry

まぁ、何にしても先の広瀬公園のあの立派なキャンプサイトが無料なのだからして、この二つの有料キャンプ場の意義は・・・?





END





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