法体(ほったい)園地キャンプ場(秋田県)
2021年 11月

住所:秋田県由利本荘市百宅字奥山
料金:無料

今年も季節は早々に巡り、秋から冬へと移行しています。
この数日の好天続きに誘われて、幕を張りに出かけることにします。

行き先は悩むことなく、いつもの馴染みの場所とします。
秋田県の鳥海山の麓の景勝地、法体園地とします。



いつもの道順、R13を上がり院内での分岐でR108へとすすみ、松ノ木峠を行く。
周囲の山々は既に紅葉が終っていて赤茶色に変わっています。
山間の道路には枯葉が舞い、吹き溜まりが一面の枯れ葉の絨毯になっている場所もあった

秋はもう終りだなぁ。



百宅をすすみ、正面に鳥海山が望めるようになる。
鳥海山は雪を纏い、既に冬山状態だ。

   

法体園地のだいぶ手前、弘法平の手前はダム工事が進んでます。
ダムが完成すると、法体園地へ向かう道路はどうなるんだろうか?

   

そんなことを思いながら弘法平を過ぎて進むと、まもなく法体園地へと到着。



場内には法体の滝見学の人が多くいて賑やか。
テントも数張りあるが、恐らくあとで撤収になるだろうと予想する。



紅葉も終ってやや枯れた風情の滝。
近くに来ると轟音、迫力がある。

   

それにしても、雲ひとつなくクリアな青空。
もう1,2週早ければ紅葉が素晴らしかったんだろうね。



さて、広々の広場でありますのでどこでも良いのですが、先客様の撤収を待って場所を決め設営に掛かる。



今回はせせらぎを聴きながらで、渓流に近い場所にする。

   

せせらぎの水音が心地良いね。
そろそろ狼煙、上げる。



本日の幕体。
昨年の9月以来で1年以上のお久しぶり・・・^^)



コレもだいぶ古くなったものの、いまだちゃんとしていて安心した。

   

ややガイロープが動線に干渉しがちな配置ですけれど、一戸建で快適な寝処も揃いました。



日が翳り始めて日陰に入ると、徐々に気温が下がってきます。
滝見の人々で賑やかな場内も、やがてその人々が退き始めて静かになってきました。

   

灯油ランタンを点灯、これは長時間で点灯させる常夜灯にします。

   

Colemanの赤ランタンといえば#200Aですが、コレはもう一つの赤ランタン。
”#290A Limited Edition ミレニアムランタン”ですね。

2000年に発売されたもので、これもまた古い物品だ。
保守部品として、新品のイラストが描かれたガラスホヤと赤いベンチレーターも保守用に新品一式を保有してあるので、いつでもリフレッシュできます^^)
その当時は普通に購入したものなのに、昨今は本体も前出の保守部品もビックリの高額で取引されるのを見て複雑な心境だ。
当時は普通に買ったものですが、今調べてみるに限定1,000台の販売だったようですよ。

購入した当時に入れ物ケースとして付属していたのは、緑色で鉄製の金属製ケースでした、これも今ではレアだそうです。
ただ、その一式を持ち運びするのは結構重く嵩張るのと、燃料のWGが高くつくのでこれまで長年あまり稼働していなかった。



日が暮れ始めてます。
風も収まりイイ感じ。

   

本日の野営酒は、ワタシの定番酒・浦霞(うらかすみ)を遣ります。
浦霞は個人的には非常にお好みな宮城の酒であり、それを造る(株)佐浦は全国に知れた優良酒蔵です。
こうして野営酒として遣る燗酒は、香味も倍増して風味豊か・・・文句なしに美味いんです!

   

Primus(プリムス) ・グラビティMリキッドフューエルストーブ P-GR-VF 
燃料はWGのほか灯油でも稼働でき、こうして家にある灯油を使えば暖房にも気兼ねなく使える。

Colemanの遠赤ヒーター・アタッチメントがジャスト・フィットする。
足元の近くに置いておくと、結構暖かい。



今晩、同宿となったのはお一人。
しばし焚火を前にして、北海道への長期旅のことや様々なツーリング旅のお話などを伺う・・・



頃合いで夜も更けた時間となる。
小間物を整理して寝ます・・・おやすみなさい。



翌朝、晴れ模様。



静かな朝を迎えてます。



場内はヒンヤリと夜露に濡れてます。
周囲を散策、朝の散歩。



やがて日が射してきて爽やかな陽気。
風があって幕体に付いた夜露を払ってくれる。



しばらくして撤収を終らせる。

今回も居心地が良く、とても好い野営キャンプだった。
同宿の方に挨拶をして車を出す。

せっかくなので、祓川まで上がってキャンプ場を見る。

   

利用するには、もっと上にある祓川山荘へ行き申し込みをする必要がある。



既に冬山、雪化粧した鳥海山。
右下に見える建物は祓川山荘。

山荘の管理人は週末しか常駐しないし、なによりもう冬になるので実質今年は利用できない。
真夏には標高もあって涼しいだろうと思う・・・
鳥海山への登山客ではないけれど、いつか機会があれば利用して過ごしてみたいですね。



END




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