夏井川渓谷キャンプ場(福島県)
2019年 4月

所在地:福島県いわき市小川町上小川字江田地内
料金:無料

福島・いわき方面で野営してました。
今朝は、こだま湖で4日目を迎えた朝でした。

今日も引き続き好天ですが、いかんせん、撤収後は野営の初日と同等な強風の日です。
そんななか、週末になった今日はどうするか?と思案しながら車を移動させているのでした。



この数日は寒の戻りに変わって暖かい日が続いており、この週末は花見ムードが感じられます。
さしあたり、各キャンプスポットが混雑するのは予想されるわけで、雰囲気のいいところが無ければ素直に帰宅するつもり・・・

風の強さもあって半ば期待しないままに、夏井川渓谷キャンプ場を覗こうと向かう。
こだま湖からは約20kmほどのごく近場なんである。

夏井川渓谷、瀬戸画廊と風光明媚なエリアであって、いづれトレッキングとも合わせてゆっくり滞在するに好い場所と考えています。
このキャンプ場はだいぶ以前から覗いてはいました、今回も移動のついでに覗いてみましょうか。



磐越東線・江田駅の正面、田んぼを挟んだ先にあって夏井川沿いのロケーションとなるキャンプ場です。

    

綺麗で使いやすいトイレ、立派な炊事棟で水も飲用するに問題なく利用可。
何より無料で利用できるのが嬉しい、ありがたい。
野営するには理想の施設環境だ、ありがとうございます。



さて、テン場となるのが駐車場脇で各棟のある土の広場、平坦で障害物も無いのでやり易いだろう。
ただ、今日はこの風で土埃が立ってしまう。

そんなわけで良さげなテン場としては、その広場の下段の川沿いの草地ですね。

このキャンプ場は真夏の日差しはきついかもしれません・・・下段の杉林以外は木立が少なく木陰が期待できないと思います。
さらに清流脇のロケーションでもあって、この先の初夏の時期以降はブヨやアブに悩まされると思います。

上段下段と合わせて既に何張かの先客が居りますが、混みあった感はありません・・・時間が早いのでこの先どうなるか分りませんが。
個人的な場所の好みで落ち着くとすれば、この下段の草地エリアです。

周囲には桜もチラホラ咲いてます。
ただ相変わらず風が強いんだな・・・



風が強いのが気になりますがこういう日は経験上、この先、風は徐々に弱まるハズと見当をつけ今日はここで野営に入ると決める。

そうと決めれば吹き付ける風に抗(あらが)いながら、幕体の設営に掛かる。
向こうを見やればやはり大型テントが突風に煽られて、建てるのに数人がかりでだいぶ苦労しているようでした。



そう言えば・・・コレは今回初張の幕体ではないけれど、自分が使うとしては今回お初となる幕体であった・・・笑
インナーはオールメッシュとよくあるパターンで、気候の良い時に向くのだと思いますが、ドアが一ヵ所しかなく換気・風通しのバランスはどうなのかは未知数。

相変わらずこのような安価品ばかりで幕数を増やしてしまいます(汗
まぁ、ちゃんと使えれる品であればいいんです。



3人用の小型テントとはいえ山岳用テントとは違いやや大きめに感じるもので、こちらのほうも突風にあたって難儀しながらの設営でした。
一人で入るには、荷を入れ込んでも余裕があって贅沢な広さだろうと思います。
張り建てて固定すれば、今時点の強風でもガイロープまで使わずともちゃんと耐えています。



広場の渕にある桜の木々も開花、テントの後ろのほうで咲いている。
今日もタイミングよく、お花見・野営などと洒落込んでいる、というワケです(笑。

春だなー!



なかなか良い情景、春の野営らしい長閑な感じを味わえています。
これで強風が治まれば言うことなしなのですが・・・



荷を運んでいるところで、新たに到着のソロキャンパの方と挨拶。
やはり、駐車場下の川沿いエリアがお好みのようです。



相変わらず風に煽られてますが、ここでも暖かい陽気のおかげで桜が咲いてます。
今回はホントに花見に恵まれてる。

さて、設営も終っているのでマッタリしようか。

歩いて2分、キャンプ場入口の道路沿いに酒の自販機まで^^)・・・いやー、なんて便利(笑
缶ビールを買う・・・今日は週末ですからね、呑みますよ。

青空に桜に酒・・・そりゃ、花見でしょ^^)/

すると、前出のあいさつを交わしたソロキャンパさんがテントを建ててますが、風に煽られて幕体がカタチになりません。
あわや突風で飛ばされるところを、すんでのところで駆け寄ってなんとか抑えます。



一人で使うには贅沢なユーティリティ、結構大きなテントだなぁ・・・
これまでは付属の細いPINペグで張っていたということでしたが、今日のこの強風では・・・チョッと無理でしょう、この付属のL字ピンペグでは役に立ちません。
今は突風が一発でも当たればペグごと浮いて飛ばされるほどの状況となりました・・・なにせ幕体が大きいですから。

本人は、この状況じゃ今日は諦めようかな・・・と。
楽しみに来ているのにそれは悲しいでしょ?と、ワタシの大型の鉄ペグ十数本で確実に固定。
ソリステの大形ペグが車に入っていたのは全くの偶然で、なぜならば今回これを使う用のタープもポールも持参していないのだから(笑

コレで一件落着、よかったねー!
キャンプ楽しんでください。

     

お礼にトマト、頂きました^^
知る人ぞ知る、ワタシの大トマト好き。
ありがとうございます^^)



桜・・・満開でとても綺麗。
なんとも良い雰囲気ですね。

     

脇を流れる夏井川・・・
この周辺エリアは風光明媚だ。

     

この周辺には紅葉時期にも来てみたい。
好い野営スポットですよ。



それにしても、この桜の綺麗さ・・・どうよ〜(笑
もう、いい気分ですよねぇ。



さて焚火はどうかなぁ・・・まだ明るいし、この風。

     

こんな時は火の粉に注意しながら小さな火で・・・
ちょうどいい感じ。



お花見気分での野営です。
今回の野営は強風を除いて連日の好天に恵まれ、また、今時期はまだブヨやアブなどの吸血虫も湧いていないので、とても居心地が良い野営です。



幸いなことに、あれほど強く吹いていた風も時間とともに弱まってきました。
これなら、焚火も始められる状況ですよ、イイ感じ。

   

先のソロキャンパーさんも大の焚火好きとのことです、これも何かの縁での出会いなのでしょう・・・
ご一緒させていただいて、いろいろご馳走に・・・ありがとうございます^^)



日が陰ってくることには、ほぼ風が気にならなくなっていました。
まさに野営日和、状況が最高です。



日が暮れるとスッと気温が下がり、イイ感じの焚火で暖かく感じる。
来るGWの計画など話をしつつ、程好い時間でお開き・・・。



自分のテントに戻って、寝る前にもう少し焚火を楽しみます。
今日ここでの野営は思い付き成り行きでしたが、結果的に楽しく野営ができてうれしいものでした。

火が落ちたところで寝ることにしましょう・・・。

   

静かな朝を迎えてます。
やや曇よりした空です。



ご一緒した方のテント撤収を手伝い終えるとまた風も出てきて、結果、良いタイミングでの撤収となりました。

福島・いわき方面での今回の野営。
こだま湖での3連泊も連日状況が良く堪能できたし、この夏井川渓谷キャンプ場も風情があって良かったし、またリピートしたいと思ってます。




⇒Go フォトアルバム



END




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