岩洞湖家族旅行村/ピクニック広場(岩手県)
2018年 8月



所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)

今年の夏は格別に暑い、それに長い・・・と感じるこの頃。
7月から本格的に猛暑が続いてますから・・・

そんな暑くてツライ真夏のなかようやくお盆時期、夏休みとなりました。
猛暑中の夏休みは冷房の効いた家に在宅し、マッタリとゴロゴロしてるのが最良だと思いませんか?

とは言え、そこは「野営人」たるもの・・・貴重な休みなのにじっとしているのも、またツライ。



さて、一念発起・・・は嘘ですが、野営行きでの準備をします。
同じ日、夏休みに入って山行するという長男が前泊用にキャンプ用具の一式を持って行くということになって、道具がバッティング。
分捕られて残った簡易な道具を適当に車に積む。

今日も暑いですよ・・・すでに34℃ある。
今年の夏は常に35℃を越える日々で、それに慣らされ順応せざるをえないかもしれませんが、個人的にはヤなものです。

途中、渋滞が垣間見えるので、遠回りすることにした・・・
松島から三陸道の無料区間を使って三陸沿いを北上するのです。



これがね、マジで遠いのよ・・・凹
ただ、渋滞もなく無料三陸道は空いていて、スイスイとストレスなく移動ができて、なかなかイイ感じです。



田老町まで来ました。



海沿いは涼しい!! ビックリの22℃。
山瀬(やませ)気味な状況なのかもしれません、何か湿気った感じなんです。
何にしても、涼しいことには文句言いません、暑いのイヤ真夏はキライ(凹凹・・・な自分です。

さて、今朝からの移動は約8時間・・・休憩込みですが。
やはり遠回りルートでした・・・普通にR4を北上するに比べて約1.5Hほど余計な遠回り。
でもなかなか楽しい今日のドライブ、車のドライブは全く苦にならず・・・元来、ドライブ好きです。

岩洞湖家族旅行村に到着、pm16時半頃。
受付でいつもの管理人さんにご挨拶、年に何度も来ていないにも関わらずいまだに自分とミニととを覚えてくれていて嬉しいね。



うむ!予想通り涼しい!
湿気さえなければ、エアコン効かせた部屋と同じに快適な状況です。

テント数も少なく空いていてコレはイイネ!っと、意気揚々で荷下ろしし始めたとき、雨が降り始めてしまった。
パラパラと降ってきたけれど、ザァっと降らないでくれるのが幸い。
急いで幕体を出す。



ガイロープの新規取り付けから始まるので、やや時間がかかってその間は雨に濡れてる。
その間、ミニととが精力的に荷を運んでくれるので助かる。

     

お約束・・・一式張り終える頃には雨あがる、と。(笑
日が射してきたりします。

     

自前の薪を二袋分を持参してますが、ピクニック広場には薪ように白樺の伐採材も積んであるので、割るための斧も持参。
涼しいですが、先の雨で結構湿気っぽいんです。
蒸し暑いと焚火は遠慮したいですが、この気温なら焚火が心地いいです。



あっという間に夕暮れを迎える。



古いバーナーが棚から出てきたのでもって来た・・・いや、コレは懐かしいね。
燃料ボトルにはまだ灯油が入っていたので、そのまま持ってきた。
プリヒートから少しづつ火力を育てていく方法も懐かしい儀式。
コレは白ガスと灯油では、それ用のジェットに交換するのですが、残っていた燃料とジェットは整合していました。

このタイプは燃焼時の轟音に気を遣うが、広場は空いていて迷惑にはならないと思うし問題なし。
コレは一旦火を着けたら、消したり着けたりせずに、煮炊きを連続して作業したほうが良い。
スキレットを乗せて焼き物をする。



広場の水場で給水しようとしたけれど、今回は塩素がかなり強くてプールの水のようで・・・飲用するには断念しました。
明日はペットの水を買わないと。



今回の野営酒はボンベイの白。
青のサファイヤ・・・今は結構¥高いのね、昔は結構安かったのに。

GINは美味い。
氷なしで充分、ココはそんな涼しさ。

   

イイ感じです。
夜になると空には星座もくっきり出始めて、頭上には北斗七星。



翌朝はイイ感じにヒンヤリ、街中とは別世界ですね。



白樺の葉がハラハラと落ちてきて、なにかもうすでに秋めいた感があります。

  

このピクニック広場、白樺の林の風情が最高です。
いまはこの場所はすっかりキャンプ場的に賑わうようになりましたが、自分がここで野営させてもらうようになった昔はレジャーシーズンでも貸し切り状況でした。

   

本当に素晴らしい場所です。
自分の野営場所の中でも絶対に外せない、いつまでも大事にしたい場所の一つです。



今日は好い天気になりそうです・・・。

    

朝のひと時、お茶用の湯沸かしがてら火器の調子をみる。

さて、このままここで火遊びしたいとゴネるミニととをなだめつつ、近隣のドライブに連れ出す。
青森・田子町にある、ソーメン滝ともスヌーピー滝とも言われる、みろくの滝を見に行こうと思ってました・・・十数年ぶりに。



少し北上したところの道の駅があって、トイレのために立ち寄ったところ時節柄の賑わい・・・。
石神の丘という道の駅に併設している「石神の丘美術館」の前に行くと、ちょうど催されている写真展の案内が目に付きました。



原付バイクを主として、世界一周・日本一周をしてきた旅行家・写真家の藤原かんいち・ヒロコさんご夫妻の写真展でした。
へぇ、とチョッと興味をひかれ中へ。

決して派手な写真ではないけれども、各国をわずか50ccの非力な原付バイクで走破してきた記録には脱帽です。
何枚かを丁寧にみていると、ご夫妻本人にご挨拶を受けてそのまま旅の話と写真の解説をしていただいた。
特に奥さんのヒロコさんのほうは旅の写真で見るより華奢な方で、よくまぁこんな壮大な旅をしたものだなぁ・・・と思います。
いまでこそ、某TV番組で電動バイクで充電させてください、ってのがありますが、こちらのご夫妻は既に何年も前にしかも海外で充電式のバイク旅を実践されてました、凄いね^^)

是非原付バイクで旅を!とエールをもらいました^^)

さて、この写真展を見た後は当初の青森までのドライブは現実味がなくなり、この後は温泉で身を清め簡易な買い物だけでピクニック広場へ戻りました。
心地良い白樺林でマッタリ、ゆったり過ごそうと思います。



う〜〜む、惚れ惚れする情景です。
日差しの強くなった昼過ぎでも気温24℃ほどで空気もカラリとして心地いい・・・エアコンを効かせた部屋に居るよりも開放感があってとにかく心地好い。



タープ下に居ついてマッタリする。
岩洞湖ピクニック広場、白樺林での野営の最高の状況を堪能してます。

   

涼しい・・・
白樺林の風景が素晴らしい・・・何度この広場で野営をしてもこの素晴らしさに感激してしまう。
こんな素晴らしい場所に幕営できることは本当に嬉しいものです。



心地良い午後・・・

天気も良いのでキャンパーが多く来るかと思いきや、意外にそうでもなく穏やかで平穏な広場の雰囲気です。
いつもこうなら最高ですがねぇ・・・



風が爽やか。
今回、来てよかった!

     

持参の薪はまだもう一袋ありふんだんにありますが、場内の散歩で拾った折れ枝を薪替わりに燃す。
その薫香を感じながら、この地の地酒を遣る。
いつものあさ開、美味いです。



今回はこれがミニとと用・・・



こっちは自分。
朝方、冷えて寒く感じるくらいが丁度いい・・・いや、まだまだ”寒い”までは言い過ぎですがあと一週間もすれば寒さを感じるに違いない。
とにもかくにも街中とは異次元に涼しい場所なのは間違いない。



夕方には雲が多くなってきました。



さぁ、今日も夕刻だ。
広場の向こうに見える空の雲が朱色に染まってきた。



いつもの様に、いつもの灯油で灯器を稼働させる。
そして、まだ薄明るいうちに簡単に夕餉。



昨晩と同様に火を前にして夜を楽しみます。
今夜は昨晩に増して過ごしやすく、いい夜です。



朝、今日も良い天気でさわやかに迎えてます。



今回、滞在中は好いコンディションでした・・・
あと何日も続けて滞在したいくらいです・・・。

しばらくゆったりした後、名残惜しく撤収に掛かる。

     

最後にタープを下ろして終了・・・。



名残惜しいんです・・・
自分にとってはその昔から思入れ深い、そんな場所なんです。



そんな思い入れでの、後ろ髪惹かれる思いをもって、管理棟にて管理人さんへお礼を告げて帰路へ・・・

また来たいな、今年中にも。

PHOTOアルバムはこちら・・・


END





掲示板に、ご感想をお寄せくださると大変嬉しいです。
新掲示板

home | back | next