芝山自然公園(福島県)
2018年 6月

福島県石川郡平田村大字北方字平山地内
料金:無料

今年の夏は唐突に、そして記録的に早く訪れてますねー。
東北地方は梅雨明けしてませんが、関東は記録的にもう梅雨明けしました・・・6月にも関わらず。

こんなことでは水不足も心配になってしまう・・・。
野営には雨模様でないのはイイのかもしれませんけれどね。



さて、今日も朝から晴れていて日差しが強い、日に当たると皮膚が痛い・・・
こんなんじゃもう、まるで真夏と同様の状況じゃないですか!
・・・と、暑いと言ってはブーたれ、寒いと言ってはグタグタ言う・・・なんと文句の多い人間なのか。(反省
そんな感じでブツブツ言いながら車を出すのですが、ジツは車での移動中はエアコンで涼しく、快適だったりします(笑

えーと、いまは南下してます。
福島県に入りました。

あ、そーだ、あそこに行こう!
三株高原がいいのではないか?

あそこはこじんまりしていて、一ヵ所お気に入りの場所は奥のほうにある大きな松の木の下、多少の木陰も期待できる。
独りきりでヒッソリした雰囲気ならば何も言うことはないなぁ・・・。

そういえば、三株高原は申請書を役場に出すことになったそうですね。

     

分岐して上っていく。



はい、難なく到着。
ここは通い慣れた場所、目をつぶっても来れる・・・あ、いや、目をつぶったら事故る(笑

んん?!
あら、先客のライダー・キャンパーさんがいらしてました。

さらには、想定していた奥のほうへは進入禁止となっており、松の木の場所へは入れないのだった・・・。
ここは流鏑馬の練習場にもなっていて、炊事棟前の一部まで囲われていて実質のテント場は狭まっていました。

先客のライダーさんにも挨拶し、どうぞ、とは言ってもらえたものの・・・
結構狭いこの場所に、自分が後から押し掛ける形にもなりせっかくソロを楽しんでいるライダーさんを邪魔するようで申し訳ない。

と、いう訳で他をあたることにします。
んー、どうしようかな・・・。

いっそのこと、このまま南下して茨城・高萩まで行ってしまおうか?
それとも会津方面?猪苗代?・・・遠いなぁ。
江田の夏井川のキャンプ場やいわき市の小玉ダムが近いけれど、なにかそそらないねぇ、今日は。

とぼとぼとふもとへ下りて気が進まないが来た道を戻り、来るときに通過してきた芝山に向かう。
三株も芝山も山の上で標高があるから、多少は涼しいのでは・・・なんて。
そこがダメなら川俣まで戻ろうか、なんて考えている。

     

R349の三和町・上三坂から上がっていきます。
何度か分岐を繰り返して上っていく。
狭い坂道だけれど、舗装道路なので車で楽に行ける。
反対側の平田村側からの上り道路は走ったことがないのでわからないが、昔は未舗装の砂利道で大変そうだった・・・今はどうなんだろうか。



この芝山からも、先の三株山からも条件がいいと富士山が確認できるという・・・。
この場所は猿子平という芝生の広場。
北側の芝山の山頂にある展望東屋からが良いのかもしれません。

この猿子平に上がってビックリ!



広場の真ん中に、以前は無かったでかい棒が一本立ってる。
コレは避雷針ですか???
その周囲は囲まれていて入れない。

雷ともなればココって凄く恐くないか??



さて、今日はここで決まりか・・・。
荷を揚げよう。



荷運びとか雷のこともあって、なるべく車に近い一角にします。

この時点で蒸し暑さに堪えて、玉の汗で大変・・・堪らず足を出してしまった。
ヤバいことに、ここにはブヨ(ブユ)が居たよ・・・気が付いた時にはすでに遅し!



一式、整いました(笑
だけれど、先のブヨが恐いですー!

よく見ると多数飛んでる・・・渓流だとか水気が近くにあるわけでないのに、なぜ??。
申し訳ないけれど、幕体周りに殺虫剤を使わしてもらう・・・多少はイイみたい。

足のスネ周りに20ヵ所が噛まれ、血が吹いている・・・ヤバいなー!凹凹
塗り薬を持っていたのは幸いでした。
しかし・・・アウトドアは危険ですね、これがもしマダニも混じってたらと想像すると・・・恐

     

ヤレヤレ・・・なんとか落ち着けるかな。
相変わらず暑いなー。



福島・二本松の地酒、大七を遣る・・・まだ冷えているうちに。
”酒は大七、うまさは第一”ってね、知ってる?笑



広場の向こうに見える山々の風景がイイね。

     

暑くて躊躇したけれど、狼煙を上げる。
相変わらず、ブヨが危険であちこちを散策することができませんねぇ。
いや、困ったもんですねぇ、この時期は。

     

ブヨの噛まれ痕を一つ一つ治療しながら、野営酒は冷たいGINに変わる。



ようやく夕刻の頃合いになり、黒く低い雲が流れていく。
夕焼け空は今回も見送りのようですね。



チョッとだけ色づきの空。
そろそろ日が暮れるな。



今日は焚火が無いと間が持たなかったかもしれん。
焚火を前にして、周囲の空が少しづつ暗くなってくるのを、ぼーっと眺めてます。

野営で焚火があると落ち着くのはなぜなんでしょうねぇ?・・・とか考えこむ。
思わず脳裏で・・・「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」なんて叱られそうです。(これまた、ご存知ですか?笑)



芝山に夜が来ます。

なんだか夏の夜のようだなぁ。
でも、まだ蝉の大合唱も無くて、梅雨明けの夏模様ではないのでしょうねぇ、暑さだけは真夏のようですけども。



ようやく、心地良い時間が訪れました。
ゆらゆら揺れる炎と薫香、冷たいGINロックを少し・・・汗も退いていて落ち着きました。

しばらく過ごしてpm21時過ぎ、早々と就寝・・・。

     

湿気っぽい朝模様です。
もう少し涼しくなるのを期待してましたが、そうでもなく朝から気温は高い。



通信施設は既知の情景ですが、新たなこの避雷針?の設置周辺は、なにかこの広場の景観に違和感がある。
ちなみに、向こうの通信施設の下側には、古殿町側のトイレ、炊事棟があって使用可、猿子平の下をぐるりと車で入って行ける。
そこから古殿町へ下りる道路はあるけれど、閉鎖されてます。

     

猿子平の下に駐車場と、そのさらに下にトイレ。
駐車場を挟んで正面が芝山頂上、標高819mとのことです。

     

8時過ぎ、大勢の軽トラ軍団(笑
約20数名が草刈り機持参で上がってきました。

挨拶しながら聞くとこれからこの広場を大勢で草刈りして整備するのだという。
なんともありがたいことで、こうして手入れされることに感謝したいです。

さて、今日もまた暑さが増してきて、荷を下ろし終わったころにはまた玉汗が吹き出ていました・・・。




END





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