三ノ倉高原キャンプ場(福島県)
2009年 6月

福島県喜多方市熱塩加納町米岡字梨木平地内
無料

今週から6月に入りました。
東北はまだまだ入梅入りは宣言されていませんが、このところ殆ど梅雨と同様の天気の具合であります。
こうして、愚図ついた天気の時には幕営に出る理由も楽しみも無いように思えます・・・一般的には(笑
しかし、こういう自分の幕営スタイル(?)から見れば、天気の良い悪いなんて何も関係なく、阻害要因の用事があるかどうかでしかない。
よほどの天候悪化、または避けられない用事が無いときは、こうして幕体を広げに何処へでも出向いて行く・・・。



とは言え、やはり天気状況は気になる訳で、わざわざ悪天の地へ出向くこともありません。
予報によれば北東北より南東北のほうが状況が良いらしい。
そんな訳で福島方面であります。

なんとも無しに米沢方面・・・
梅雨を思わせる時期には熱い温泉がイイんです・・・。
直ぐに思い浮かぶのが、米沢の小野川温泉です・・・もう、何度寄っていることか、ワンパターンですよ(笑
小野川温泉・小町の湯ですね、これがまた好い温泉なのですよ.

      

小野川温泉の脇の渓流沿い、小さな橋を渡るとホタル公園。
そこにこの野天風呂・小町の湯がある。

     

入り口に料金箱があるので、¥200/大人分を投入(子供は¥100ね)。
昔は無料だったが、今は有料である。(それでも超安価・・・合わせて¥300ですよ!)

誰も居らず貸切!いいですねぇー!
いつも熱過ぎる湯なのですが、今回はバッチリ適温、最高ですな〜!
まだアブも飛んでいませんので快適至極。

掛け湯をした後、まずは湯尻からソロリと湯に入る。
湯尻とは温泉が注がれる場所の対面で一番遠い部分、湯が溢れ出ている端である。
湯に馴染んできたら、湯が注がれている上座へと寄って行く。

ここらで今日の行き先は、猪苗代の湖畔キャンプ場から熱塩加納村の三ノ倉キャンプ場へと決める・・・。
心配の天気もそれほど悪くはならないようだ。



さて行き先も決まった、こうして近場に行く分には何かと費用が抑えられるのですよ(笑
早く来い来い夏のボーナス(願

      

車では雨模様でしたが、現地はこの通りの好い状況。
乾いてます。笑

いつものいこい広場がお気に入り。
まるでプライベートで広大なオートサイトそのものだ。(笑



サクリと屋根掛け、いつ雨に変わっても良いようにして置きましょう。
ここの広場は砂利状で硬く、ハンマーで打ち込む鋳造ペグの類でないと設営が困難な場所であります。
雲が掛かって、遠くの磐梯山が見渡せないのが残念。



いつものブラックニッカに¥200UPすると、このNIKKAのモルトクラブにグレードUPできる。
格段に本来のウィスキーらしいコクを味わえる・・・が、それでも今や本家スコッチ以上に本格派のNIKKAの本筋には程遠い。

しかし、自分の毎度の幕営での酒はブラックNIKKAのような、晩酌用の低級品で十分である。
そもそも、焚き火の煙を嗅ぐ様な野外では、デリケートな物は勿体無くまた、物足りない。
ただ、例外的にスコッチタイプのピート臭の効いたウィスキーは、焚き火の匂いにも合うのではあるけれど。
酒代にカネを注ぐより、より多くの場所へ幕営へ出向きたいのだ。

     

氷が溶けない内にと、ウィスキーを薄割で立て続けに2杯。
さて、とテントのほうを建てます。
空気が乾いてきているので、テントのドアを開けて通気しておきます。



トイレ(手前)も水場(奥)も既に利用可。
ただ、草刈の手入れがされておらず、その周囲に配置された本来のテン場は草むら状態だ。

     

トイレに行くと、その脇に廃材が薪として揃っていました。
これ幸いと、今夜の焚き火の充てに・・・既に、自分よりミニととのほうが目ざとい(笑



日暮れを待ちきれずに、焚き火で狼煙。
自宅でも遠慮無く、これ以上に大きな焚き火は出来るが、やはり幕営での焚き火が正道だ。



すっかり日が暮れ、辺りは真っ暗。
喜多方の市街の夜景が見えるのだけれど、木々が邪魔して見ることが出来ない。

      

静かな夜が過ぎていきます。
焚き火は依然として好い感じに燃えている。
ランタンの灯を少し落として、暗さを味わう。
呑んだ後、そういえば以前貰い物のカップ緬を持って来ていたのを思い出すと、無性に食べたくなってしまう(笑
タイで売られている日清カップヌードルの、トムヤムクン味のカップラーメンだ。



日本製と違って、カップが遮熱性無く熱くて持てない(笑
しっかりとトムヤムクン味!なかなか美味い。

さて、満足してトトと一緒に早い時間だけども、就寝。



明け方は少し雨が降った。



麓には雲が漂っている。
これはこのままこちらにも上がってくるかもしれない。



起床して、朝食を始めると、やはり、雲はこちらまで上がってきて、小雨になった。
いっぺんにジメついた状況だ。
昼間でゆっくりするつもりだったが、景色も見えなくなってきており、しょうがなくゆっくり撤収にかかる。
時折、雨は本降り・・・何も撤収時に降らなくとも・・・笑

三ノ倉高原キャンプ場、自分的には好きな場所であります。
もう少し晴れて、向うに磐梯山のトンガリが見えたら更に嬉しい幕営場なのです。





END



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