芝山自然公園
2007年 4月

福島県石川郡平田村大字北方字平山地内
料金:無料

この週末、南東北にもようやく少しは温い風がそよぎ桜も開花し始めた。
今回は久しぶりに、この芝山自然公園へ向かった。



朝から快晴のスカッとした天気で気分も良い。
やはり日が差すと春の陽気を感じることが出来る。
今回は何も計画性は無いソロキャンプである・・・立ち寄る所は何も考えず下道をゆっくり南下しドライブする。



分岐を重ねて登り道に入ると、なんだかいつもこの案内看板を撮ってしまう(笑。

      

左:まず一番目に出会う「芝山ふれあい清水」、中:「芝山さくら清水」、右:「猿子の清水」
水量はさくら清水が一番ある。
キャンプ場の猿子広場には、猿子の清水があってこれは水道の蛇口になっている(まだ止められて出なかったが)。
これまで何度かレポで伝えたが、つまりここには3箇所の湧き水が出ていて簡素なキャンプ地ながら贅沢に水が有るのだ。

     

いつもの開放感のある猿子広場。
この広い芝生広場の何処にでも設営できる。
駐車場から少し離れるようにこの広場に上がるのだが、適宜荷物の量と相談して場所を決めればよいだろう。

     

今回はオガワのシャンティを張った。
広い前室に独りで寛ぐのは贅沢なのだ。

     

急ぐことも無くゆっくりと設営。
あれほど良い天気だったのに、雲がかかり始めた。



広場の先端に行くと、折り重なるように山々が広がっている。
ここは程よい標高なのだと思う、良い眺めだ。



桜の開花はまだ程遠い雰囲気。
蕾も小さく、まだここの春は遠いようだった。



さて、早々と一杯やり始めた(笑



この開放感のある眺めが嬉しい。
しばらくして、下のほうからカップルがやってきて視界に入る。
散歩に来たようだ。
・・・と思っているとまた次にも別のカップルが散策に入ってきたのだった・・・
う〜ん、春の陽気に誘われてのデートコースなのだろうか(笑
向こうから見れば、変なおっさんが独りキャンプしている図、に映っているのだろうねぇ。



ま、そんな事には関係なく、夕刻も近付くので焚き火を始める。
小さな焚き火は良いね・・・独り小さな焚き火を囲みシミジミとした情景に癒される。
先週は青森を旅したのだった・・・

熾き火で干物を焼いて酒の肴にする。
なんて美味いんだろうねぇ・・・。



日が暮れてくるとポツポツと降ってきた・・・。
昼間はあんなに気持ち良い天気だったのに・・・。
やはり、芝山名物ともいえる霧が出てきた。

テントに入りラジオを聞きながら晩酌をする頃には、本格的に強い雨模様になってきた。
しかし、この広い前室の中にいると雨音にも相まって、とても良い感じ。
やはり、こんな独りキャンプはしみじみとした味わいがあって好きだ。
ラジオも良いのだけれど、こんなしみじみした時こそお気に入りの曲を聴きながら時間を過ごしてみたい。
パットメセニー、チックコリア、ジョージベンソン、なぜかモップス(笑・・・「たどり着いたらいつも雨降り」。

程好い酔い加減となり、〆に熱い紅茶。
さて、雨音をBGMに寝ます。





翌朝、天気は回復して好天気。
いつものようにam5時に目が覚めたのだけど、今日はゆっくりしたい。
気持ち良い二度寝。

    

9時頃になってテントから出て周りを散歩する。
天気が良いので気持ち良い。
昨晩降った雨も乾き始めている。
濡れたテントが乾くまでゆっくり過ごし、撤収したのはもう昼前だった。
この芝山自然公園は開放感が抜群で、スカッとした気持ち良さが味わえるキャンプ地だ。





END





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