−天空の野営地− 石蔵山林間広場(石蔵山村民憩の森)(岩手県)
2022年 9月

住所:岩手県一関市川崎町門崎字石蔵地内
料金:無料

このところは天気も落ち着いており、天気予報も良い状況なので出てみることにします。
ただ、どこそこへ行きたいとのことは特になく、出かける決断も思い付きなので全くの無計画。

そういうわけで、昼頃になっての遅い出立です。
まずは、岩手方面へ舵を向ける・・・
遅く出て程よいところ、いつもの一関川崎の石蔵山へ向かってます。



初秋の時期として気候も良くなっているしキャンプにはいい季節、いつものことだから石蔵山には何張りかは建っていることだろうと思う。



と思ったら、珍しく先客居らず。
どこでも張り放題・・・

   

夜景の眺望の良い下段側へしようと思いましたが、丈の長い夏草が残っていて足元が煩わしい。
やはり上段側の、なるべく草丈の薄い一角が良いと決める・・・
結局、同じ場所に落ち着く。

   

一息ついて場内を散歩。
いつもの自然岩。



場内は草が伸びていて、まだ真夏の気配を残しているようです。
この先秋が深まって行けば、秋らしい枯れた情景が好くなってきます。

   

場内は貸し切り。
落ち着いたこの場所からも、木々の合間から向こうの山々や街を眺めることができる。

   

早速、野営酒を遣ります。
少し暑いので氷で冷えたのがうれしい。



しかし・・・草の勢いってすごいなぁ。
6月の時には綺麗に刈られていたんですが、お構いなしに伸びる様が生命力を感じる。

   

そして狼煙上げ・・・

   

日射しの暑さで過ぎた猛暑を思い起こさせ、ススキの風情に季節の変わりを感じさせてくれる。

   

そろそろ寝処を設置。
今回はこの幕体。

今はほぼ無風で状況がイイです。
マッタリ過ごしてます。

   

次は岩手の酒、一関の地酒で関山(かんざん)。
想像していた風味と違う。
少し重くて雑味もあるような昔ながらの日本酒のイメージ、でも値段相応なので問題なし。



あれ?てっきり一関と思ってましたら、醸造は盛岡のあさ開でしたか・・・
両磐酒造というのは、平泉に工場があるんですね。
まぁ、製造元のあさ開酒造も岩手の有名どころですからイイんですが。

   

秋らしい雲に夕日がかった色が付いてきました。

   

そろそろ夕刻、日が翳ってます。
OILランタンにも火を灯す。

   

雲が多く漂い、夕陽は拝めませんでしたが紅(くれない)に染まった夕景はとても情緒があります。



秋の虫の声を聴きながら夜を過ごします。

OILランタンは明るすぎず虫が寄ってこないし静寂、熱量がないので周囲に熱風を漂わせることもない、炎を見ると1/fゆらぎ効果もあるのが利点。
暑い時期ならこのランタンのほうが都合良く、涼しく寒い時期ならコールマン加圧式のほうが暖房もかねるし煌々とした光量で明るい気分にもなるのが良い。

さて、寝ようか・・・
涼しくてイイね。



夜明け・・・



一面の霧に囲まれる

   

日が上がってきて幻想的な情景・・・



眼下には一面の雲海模様・・・
ここは雲海を望む天空の野営地。

   

しばらくして霧が晴れ、日が射します。
空は快晴、好天の日ですよ。

   

早い時間ながら、暑くなる前に撤収してしまう。

今回の石蔵山、夏と秋とが交じり合う頃合いの情景でした。
秋が深まって行けば木々も色づき、いっそう心地良い情景の野営地となります。

さて、車を出しました・・・
帰りますか。


つづく






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