蔵王坊平国設野営場<蔵王坊平キャンプ場>(山形県)
2022年 6月

山形県上山市蔵王高原坊平
有料:\350/一人
↓    
上山市公式HP

まだ本格的な梅雨の感じではないですが、日差しもキツくてまるで夏本番のような暑い日々。
6月でありながら、もう既に暑さバテしたような気分です。

そんなワケで・・・今回は涼しさを求めて、蔵王坊平高原へと向かう。



家を出るときの気温は31℃、今日も朝から快晴で非常に暑い。
車は蔵王町へ向かい、蔵王エコーライン(県道12号白石上山線)へ入る。

   

蔵王町へ来てエコーラインへ向かうにつれ一転して空が暗く、上がり進めて行くと一面ガスで覆われて視界不良となり、運転に気を遣う。
一気に涼しく、車のエアコンを切って少し窓も開ける。
こんなに自宅付近と天気が違うってなぁ・・・



さらに標高が上がってくるとガスは薄れ、山肌の所々にはまだ雪が残っている。
蔵王のお釜へ行くハイライン入り口分岐付近まで来ると気温は約15℃、下界とは雲泥の違いでやっぱり山は涼しい、というか寒いよねぇ。

ハイラインへの分岐点を通り過ぎその先の山形県境を越えると山岳道路は下り道となり、その先の坊平高原へはもうすぐ。

   

蔵王坊平高原は山形側の高原、標高は約1,000m。
気温減率−0.6℃だから、標高0mに対比して理論上は約6℃ほど気温は下がる・・・。



蔵王坊平国設野営場へ到着。
受付を済ます。
\350/一人は安いね。

ここの野営場の範囲は広大、がしかし、どこも起伏が大きくうねっていて状況の良い平坦な場は少ない。

では、と場所を決めようとしますが・・・
管理棟の先の十字分岐の左を第3、第4区画側へと下りて行こうとするが、草刈りのためか進入止め。
前回設営した第4区画あたりへ行きたかったのだ。

しかたが無いので管理棟正面の第1区画へ上がってゆくが・・・
イイ感じに居心地のよさげなポイントには既にテントが張られて点在しており、空いたところは通路の轍が深いことや草むらの斜面だけしかない。
小さなドームテントも持参していたので、それ一つポツンと張ればどこでも何とかなるやもしれない。

さて、何とかなりそうな2,3ヵ所を候補にしつつ、もう少し他を検討してみる。

   

管理棟まで戻り、管理棟の脇からも第4区画側の最奥に行けるのでそこへ下って行ってみると、昨年幕った場所の斜め上あたりの簡易水場の付近にイイ場所があった。
その水場の脇には小さな水路があって、昨年幕った場所とは車が往来できないところ。

   

去年はこの簡易水場の右下のほうに設営していて、同じ水場を利用していた。

ともあれ、この管理棟後ろに下りてきた最奥突き当り、第4区画の一角が居心地よく過ごせそうであり、ここに決める。
ここなら周囲にテントが無く、ソロのプライベート感を味わえる。



早速ここに張ります・・・。
クロスカントリーコースの脇だ。

   

今回はこんな感じで・・・
木陰があって涼しい場所ですが、設営で動くとすぐに汗だく。

すっかり油断していて、数ヵ所もブユにやられて血が出てる(凹
既に夏の状況、こうした虫対策も重要だったなぁ・・・

   

まだ暑いけど、懲りずに狼煙上げ。
本日の野営酒、口開けはチューハイから・・・冷たいのがイイね。

    

夕餉にはキーマカレーを作ってみる。
この涼しさとカレーの匂いで、この数日は暑さでバテ気味でしたがようやく食欲も出てきましたよ。
カレーって偉大だよね(笑

   

もう夕刻、灯も点けておきます。

   

春ゼミの声が響いて癒される。
日が長いな・・・夕刻時だけれど、まだまだ明るい。



寝床もセット。
夜は格段に涼しくなるだろうし、寝心地もよさそうだ。



やっと暗くなってきて、ランタンの灯かりが冴えてきました。
期待通りに気温が下がってきて、肌寒いくらいに涼しい。

   

静かで涼しい・・・とってもイイ晩です。
心地良く過ごして夜が更けてゆく。



涼しいと焚火も心地良い。
名残惜しいけど、これが治まったら寝ることにする・・・。



翌朝。

   

快晴の朝、とても爽やかですね。
イイ朝模様。



ゆっくり過ごしているうちに、次第に気温も上がって草刈り作業も始まった。
そろそろ撤収かな。

   

連泊にすればよかったか・・・?
山を下りればまた暑さに耐えなくちゃなぁ、これからは梅雨が強まって更に蒸し暑さだなぁ・・・(凹



蔵王坊平国設野営場でした・・・

標高約1,000mにある高原は、涼しく爽やかで避暑には最適な所です。
昼夜の気温差も大きく、夜には寒いくらいになりますが真夏なら過ごしやすく、ちょうどいい状況だと思います。

野営場は自然をそのまま生かし、樹々も多く木陰もあってその下に居ると気持ち良く過ごせます。
反面、通路の大きな轍や樹々の間の草むらのうねりや荒れた地面など、車での乗り入れには注意ですね。

休日やその前後には相当数の利用者がありますが、第1〜第4エリアまでの非常に広大なエリアは充分に収容される。
やはり、こうした自然溢れる環境の中にあるキャンプフィールドは、とても善いものです。






END




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