夏井川渓谷キャンプ場(福島県)
2022年 4月

所在地:福島県いわき市小川町上小川字江田地内
料金:無料

福島・二本松のあだたら高原野営場を後にしたところです。
当初はこれで帰るつもりだったのですが、このまま帰るのもなにか勿体無く感じるものがあって・・・

あだたら高原から下りてから、適当にドライブしてみます。

二本松市から東へ進んでみると、そちらの方向に日山キャンプ場があるので寄ってみる。
キャンプ場は標高が高いところで、非常に見晴らしがイイ場所。
営業はしている。



日山キャンプ場に続いて今度は田村市へとなり、これまでも何度か見に行ったことのある桧山高原へ行ってみる。
ここには風力発電所があって、何基もの風車プロペラが建ってます。

   

あぁ、久々に来たな・・・。
炊事棟正面にある案内看板は、以前よりもさらに朽ちてきている。

以前より思ってますが、案内板にあるようにキャンプが楽しめると言うものの、いざそう思うとどこに張ればよいのかな・・・?
キャンプサイトは総面積1,000,000uだそうです、つまり”この一帯どこでもキャンプサイトでどこに張っても良いよ”ってことか?
そういうのは個人的に凄く嬉しい!^^)

しばし思案してみる・・・炊事棟前の池のふちの草地に小さなテントをポツンか、トイレの上方の広場か、でもその広場は芝桜を植えるらしく整備中だ。
その他、周囲の草地は全部斜面であり、なかなかイイところが無いですが桧山への登山に合わせての山ヤさん装備ならどの一角でも楽しいかな、と思う。

  

トイレも炊事棟(水は飲用不可)も、問題なく利用できる状態にある。
なにも掲示が無いので利用禁止では無い様であり、問い合わせ/申請に関する指示張り紙も無く、このまま自由に利用できるのでは?などと思う・・・。

ただ、今はちょっと風が強いのです。
風車がブンブンと風切り音を鳴らして回ってますが、近いとその音も結構なもので。・・・

う〜〜〜む!どうすっかな〜〜(汗



結局、桧山高原を後にして麓へ下りて行く・・・
ここにはいつかまた、張りに来ましょうね。

さて、もうすっかり気分は野営モードです・・・
この流れでこのままいわき方面へと、そちら方面の馴染みである夏井川キャンプ場を目指すことにしますか。



あれこれ細い道をクネクネと辿り、現地へ到着。
今日も暑いな、汗ばむ・・・。

   

場内には端側に沿って数張り建っている。
下段の渓流側にも数張りある。

例によって腰痛の事情により、動きの楽な車の近くに陣取ることとする。
ちょうど一角が空いていて助かる^^)



こんな感じで展開する。

場内も風が吹いている状況。
時折、広場中央で砂が舞う。
びしょ濡れの幕体は、広げると速攻で乾く。



渓流沿いの下段側も好い場所、混んでなければ雰囲気が良い。
こうして見ているうちに、次に来た人が下りて陣取った。



そんなワケで、当方はこんな状況です^^)

さて、来る途中には適当なお店が無く、酒肴を買えていない。
しかたが無いので町まで買い出しへ・・・いわき方面へ約15km、小川町まで出てやっとスーパーあり。
簡単な買い物を済ませキャンプ場へ戻ってきました、往復約30kmでした(笑

   

目の前は桜の樹々ですが、既に葉桜となっており緑が清々しい。



僅かに残っていた桜の花びら・・・。

   

さっきの買い出し、いわきの地酒ワンカップを開けて桜の樹々を花を見て花見酒とする^^)
そのタイミングでお隣さんから、焼ギョーザの差し入れを頂く。
思いがけず、最高の酒のアテになって嬉しい。

ご馳走様でした・・・^^)



キャンプ場の目の前は江田駅であり、時折、2両編成の列車が停まる。

   

風が少しづつ弱まり、焚火を始められる。



夕方にかけて周囲のテントは撤収されて去り、結局本日は自分を含め2組が泊りということに落ち着いたようだ。



やがて日が暮れた・・・。
さらに風も落ち着きイイ状況になってきてます。

   

炊事棟、トイレ棟にも電灯が点く。

   

すっかり風が止んで、焚火もイイ状況でやれている。



焚火を眺めながら、まったり〜と夜を過ごす。
善い晩になってきたね^^)



焚火を肴に野営酒をやり、今夜も更けてきた。
火が落ちたところで寝る。



翌朝
今朝も、幕体は結露によって盛大にびしょ濡れ状態。
まだまだ、寒暖の気温差が大きいです。

   

静かな朝模様で落ち着く、善き朝の気分です。
しばらくゆったり過ごす。



頃合い、ゆっくりと撤収作業を終わらせます。

夏井川渓谷キャンプ場でした・・・
毎回、来るたびにかなりの混み様で賑やかな印象ではありましたが、今回は幸いに非常に良き状況で静かに過ごせました。

このキャンプ場は事前申請も不要であり、気が向いた時に自由に利用できて水もトイレもある場所ということで非常に使い勝手が良い。
反面、例えば騒がしいBBQグループなど、その日に居合わせる利用者次第で場内の状況は雲泥のこととなる。
昨今の大キャンプブームの中において、こうした無料で管理人も不在のキャンプ場では、どうにも致し方ないことなのかもしれません。
キャンパーたるもの、諸々マナー順守に対して”意識高い系”でありたいものです^^)



END




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