石蔵山林間広場(石蔵山村民憩の森)(岩手県)
2021年 9月

住所:岩手県一関市川崎町門崎字石蔵地内
料金:無料

真夏の暑さもその後の長雨もほどほどに落ち着いて、この週は好天続きの予報です。
今回は岩手・一関の「石蔵山 林間広場」へ向かってます。

ここへキャンプで通い始めたのは2006年の頃からなので、今年で15年目となる。
以来、頻繁に訪問しているわけではないけれどもその当時から「天空の野営地」などと言いふらしたりして、自分の中ではお気に入りの場所の一つです。



R4を素直に北へ上り一直線。
一関の市街地に入る手前あたりから分岐を重ね北上川を渡ると、やがて砂鉄川沿いを進むと岩ノ下へと来る。

   

石蔵山へ上って行く分岐のところには大きな看板があって案内される。

いつも思うことですが、「林間広場」と「いこいの森」はどのように解釈すればいいのかな?
いつも幕営をする芝生広場が「林間広場」で、それを含めて石蔵山を中心にした山全体のエリアを称して「憩いの森」ということですかね。

   

大船渡線の踏切を渡って進むと、石蔵山への取り付きルートになる。



踏切から石蔵山まではこのような車一台分の幅で狭い道となる。
こういうところは小さな車が行きやすいものの、少しでも大型の対向車が来ればすれ違いに窮してしまう。
道は細いながらも現地に行きつくまで舗装路なのが救い。



途中に熊野神社の参道入り口を横目で見て、さらに上がって行く。
ここからまだまだある。

   

進んできてこの看板のある地点で最終の分岐をして、まだここから約2km。
ちなみに現地へは、真冬時期に上がるのは絶対止めた方がいい。
その昔、無謀にもこの先が積雪状態の日に行こうとして途中吹き溜まりで雪深くなりガードレールもない所でUターン、大いに冷や汗をかいた経験あり。

   

先の参道入り口からはるばる石蔵山の直下まで上がってきて、ようやく熊野神社へ着くという山中の長い参道です・・・
ほぼ登山状態ではないかな。
今回も好い野営キャンプができるようにと願って、お参りする。

以前のレポで石蔵山山頂などの様子を載せてますので、そちらも参照ください。



さて、いよいよ現地到着・・・
時節柄、家を出てほぼドア→ドア状態で来るようにしてスーパーもコンビニへも立ち寄ってこなかった。

着てみると場内には既にテント4、5張ほど・・・想定したより多かったね。
とは言えこれだけ広い場所であるので、全く混雑した感じはないです。

今日は斜面の草刈り作業が行われている、ご苦労さまです。



さて、早速ささっと張りました・・・大型タープ一枚です。
9月ですがまだまだ日が射すと暑いんですよ、汗が拭き出してしまう。

ご覧の様にこの芝生広場には日陰がないので、真夏で日差しの強いカンカン照りの状況だったら暑すぎて居られない場所かと思います。
今からの時期が好い場所なんです。



まだ夕刻にも早いんですが、日差しの暑さに負けて一杯遣り始める。
今日は晩酌する日だ。

   

水場、いつも通り使える。



トイレ、古い建物なので快適ではないが有って利用できるのはありがたい



この広場の印象的な天然岩。

   

周囲に数組のテントがありますが、そちらとは対面しない方向に向いて落ち着く。
ちょうど天然岩を眺められる方向が空いていて良かった。

簡素に一式揃って今日の狼煙を上げる。



空には秋を思わせる雲。
空の青さに白い雲が映えて綺麗だ。



そんな青空を眺めながら、一関の地酒「関山/かんざん」をゆっくりと遣る。
廉価品ながら、香味があってフレッシュさが美味しい。

   

日が傾いてきたものの幕の向きが悪いので日が射し込んで暑く、一旦、日陰部分に逃げてる。


面倒なので寝処はこのままシート一枚にゴロ寝でイイとも思ったのですが、そんなことではダメだと一応、小さな幕体を建てる。

   

ガサマーの小ささがイイ感じではあります・・・。



このところの、お座敷スタイル^^)
一度座ると動かなくなる・・・まったく人をダメ人間にするスタイルです(汗

   

焼くだけ簡単な味付けパック品、家の冷蔵庫からパクッて来た(笑
酒肴を焼きつつ、ゆっくり呑む。

   

いつも使っている灯油ランタンをすっかり忘れてしまったので、小型のガスランタンを出す。
ジツに久しぶりの稼働で、コレはこれで明るさの調整が利いて使い良い。



今夜は一関市街の街灯かり、夜景が眺められたのがイイね。

場内周囲に人が居る割には静かなのもイイ。
なかなか善い晩です、夜も更けてきました・・・

寝ます。



翌朝はヒンヤリで曇り模様。



やや霧が掛かってます。



ザ・穴倉スタイル(笑

久しぶりの石蔵山でした。
ココもキャンプスポットとして結構賑わうようになっているんだなぁ・・・という近況であります^^)

この”天空の野営地”では、西方向の栗駒山などの山々に沈む夕陽もまた名物だ。
今回は見られなかったけれど、今年中にはまた来て眺めたいものですね。



END




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