健康の森 横根キャンプ場(山形県)
【岳谷親水公園を視察】
2021年 8月

住所:山形県西置賜郡小国町大字小国小坂町字横根
公式webサイト
料金:\330/(一張り)

酷暑、烈暑・・・
とにかく暑い日続きなんです。

朝から昼、am9時や10時の早い時間から既に気温は30℃越えで、33℃〜35℃は当たり前の暑さ。
夜は夜で気温下がらず熱帯夜続き。

今年は梅雨も短く終わり真夏が長いんですね〜〜
暴力的な日差しの炎天下に居ると、命に係わるのを実感する。
先日の炎天下で、2時間ほど自宅周りの草刈り作業をしたときはキツかった、倒れるかと思った(汗

当然、エアコンに頼って暑さをしのいで過ごすことになります。
エアコンを効かせて涼しく居るのは快適でイイです・・・
ですが、ジッと同じ部屋に籠ってオリンピック中継を眺めていても、快適ではあるけれど、なにか飽きてしまうのですよ(凹

そんなワケで意を決して、夏なら夏の風景・情景を求めに車を出すことにする。
とは言いつつジツは、車でドライブ中ってのは冷房が効いて快適であることは、内心、折込済なことであった(笑



そうと決意して車に荷を積むと、それだけでもう汗だく、玉の汗、滝の汗・・・凹
まだ朝時間のはずが、もうジリジリとした熱光を感じる。

さてと、速攻でシャワーで汗を流してから車を出すが、今回の行き先はどうするか?
前回は北東北をぐるりとしていたし、つい先日は蔵王の坊平高原での避暑であったので、今回は南方面?福島方面?
福島もいわき方面は暑そうだし、反対側?会津方面?になるかな、と漠然と思う。

外は猛暑の暑さですが、車内は冷房で快適、身体もシャキッとしてる(笑
やがて車は宮城を出て山形県の飯豊町へ来た。
”道の駅いいで”にてトイレ休憩、アイスを頬張る。

車はR113で西へ向いているのだが、この先どこに向かってよいか全然プランが無いです。
日本海まで出ようか・・・夕陽を見ながらどこかの砂浜で寝てしまおうか?でも相当暑そう。

   

道の駅の後ろにある松岡公園、昔はキャンプできたが広場に行く手前にチェーンの通行止め。
祀られているお社へは、徒歩でなら脇の参道の階段を上って行ける。



立ち寄り・・・【岳谷親水公園】

やがて、R113の手ノ子まで来て白川ダム公園の看板を見る。
行くアテは無いのだから寄り道する、そこには広いキャンプ場がある。

白川ダムキャンプ場まできたところで、そういえばこの先にも野営スポットがあるのだった。

   

飯豊山の登山口の手前4.5km地点。
「岳谷親水公園」と呼ばれるところです。
飯豊山登山の大日杉小屋へ行く途中で、山ヤさんにはよく知られたスポットです。

15年ぶりくらいに向かってみる。

   

堰ていは相変わらずの風景、こんもりした丘の上にある水場はだいぶ朽ちた、今は当然水は出ない。
テン場と成り得るのは周囲の草地になるが、結構畝っていることと日差しを抑える木陰が無くて、今日の営地としては落ち着けない・・・。

  

水は綺麗で水量も少なく浅い渓流となりますが、個人的には、こうした堰ていのある風景は苦手なのです。

   

昔は使えていたトイレは閉鎖され、そもそも親水公園としてもだいぶ前から既に跡地然としていたのだろう・・・。
人が居なくてヒッソリした感じはイイのですが、この暑さ、日陰の無さでは逃げ場がなく安穏と過ごせない。
今時点が旅先で暗くなる頃合いに来たならば、ここに寝処を設えたかもしれない。





前振りが長いな(凹、ページタイトルの内容がさっぱり出てこないじゃないか(大汗
この場を後にして、山奥の県道378号〜8号〜15号をゆっくり走り、飯豊町/小国町エリアの深い山間の情景を味わうようにドライブする。
真夏の山奥の細い道のドライブ、この時期らしくてなかなかイイね。



やがてR113の赤芝ダム地点へと出る。
ここでもう一つキャンプスポットを思い出した。

小国町へ少し戻っての山奥にある・・・そこは、「健康の森 横根」という。
バンガローが主体のレジャー施設ですが、安価でキャンプができるハズだ。

いつもは小国町は素通りしてばかり・・・
かなりの昔、ファミリーキャンプなどやっていたころには、「白い森オートキャンプ場」なんて行っていたんだよな^^)

   

山奥であるし「森」と付いているのだから、森のなかならば多少は涼しかろうと思うも・・・



上記の案内板を曲がって樹々の木陰なのですが、な、なんと、外気温38℃・・・冗談はヤメテ!!
マヂで暑いわぁ・・・ヤバいよ〜〜!



ここまでのドライブルートはこんな感じ・・・
主に山間の深いエリアをゆっくり走ってきた。

   

到着!

現地は多少涼しいんでない?なんて一縷(る)の希望もむなしく、車を降りるとムッとした熱気・・・
いまはpm3時、暑さもピークだ。



暑さに怯んでここにするか決めかねているが、他には良案は無いし、ここは山の中だから夜には多少涼しくなるんでは?
それに良い具合に日の当たらない樹々の木陰の一角があり、試しに佇んでみると日の当たっている周囲よりは断然居やすい。
この一角ならば、なんとかなりそうな具合の状況です。



今日はここにすると決意して、管理棟の二階へ上がり受付をする。
テント一張¥330(税込)という安価な場所です。
受付時にはやはり、先に見ていた樹々の木陰の場所が良いよと勧められた。

   

小国町の深い山中、森に囲まれて涼しいはずだが、いやいや、日に当たる場所の灼熱は変わらない。
この木陰の下だから動ける。



雨でなく日除けのために、まずタープを張る。
幕影の下、弱くでも風が通るのが救い。



一人には少し大きめのテントではありますが、ハーフメッシュで涼しく、と期待してタープ下に置く。



テントを張った場所からすぐのところに水道がある。
この滞在中は汗を拭くタオルを濯ぎに、ここへは何度も通うことになる。

ちなみにトイレは離れた管理棟まで上がらなくてはならない、管理棟は夜9時まで営業しておりアイスが買える。
炊事棟は無い。
車は入口近くの駐車場に置くことになり、設営場所からは離れる。



散々暑いと喚(わめ)いていながら、気分の興が乗って狼煙を上げる。

気が付けば日が傾いているようだ、もう夕方だな・・・蝉の音が充満してる。
来るときの外気温38℃表示にはさすがに焦ったが、この樹々の下はすこしづつ居心地が落ち着いてきているように思います。

  

アルコールの酔いのおかげで暑さにも鈍感になってきて、ゆるく当たる風の涼しさもあって居心地も上向いてきてます。
欲を言えば、そのゆるい風が涼しくなってくれたらイイんですがねぇ。



蚊取り線香を炊いても虫刺されはするけれど、なにより夏の情緒を感じるし、イイ香りも漂ってお香代わりの効果があるのも良いね。



アブが飛び回り絡んできて煩わしい、季節柄どうにもしょうがないな。



徐々に暑さは落ち着いてきていますが、それでもまだまだ蒸し暑くタオルで汗を拭きつつ過ごす。

   

山形の冷酒と、酒肴には小国の地場産トマト。
あぁ、美味い。
冷酒の力で徐々に調子出てくる(笑



ようやく暗闇の時間が来た・・・。
空は依然として快晴、放射冷却して冷涼な夜を望みたい!

  

良い具合に夜には汗も退いて、過ごしやすくなってきています。
氷で冷してウィスキーを飲めるのはありがたい。
焚火を前に煙香と共に遣るのは、こうした野営キャンプならではの味わい、愉しみだ。



晩酌の友!
なぜか人懐こいセミが突然舞い降りてご訪問、全然去る気配なしでどうしたものか・・・笑



涼しい風を感じながら、ゆっくり呑みつつ焚火の終わりを見届ける。

熱帯夜が心配でしたが、良い具合に寝れそうです。
小物を仕舞って火の始末・・・

さて寝ましょう・・・好い晩だな。



おはようございます、良く寝れました^^)



さすが、早朝は多少涼しいです。
朝露は無く濡れないのは嬉しい、まぁ、それは気温差が小さい証左でもある。

   

すぐ脇には池、デカイ鯉が泳いでいる。
周囲のバンガローにはお客さんが二組、全バンガローにはエアコンも付いているそうだ。
この情景、避暑として滞在するには最高じゃないかと、羨ましく思ってしまう。



この木陰の濃さは嬉しい・・・
しかし、まだ早朝ながら刻々と気温が上がってくるのが肌感覚で実感する(汗

暑さが迫って来る前に撤収作業にかかろうか・・・。

この場所はこれまで立ち寄ったことはあるものの、利用は今回が初回となりました。
今回は猛暑下での利用でしたが、なかなかいい感触でした。
真夏以外であったら、もっと愉しめるのではないかと思います、秋時期もさぞ良いんではないかなぁ?

なにより、この利用料の安価さよ・・・。
いつも通過エリアで素通りばかりでしたが、今後はリピすることでしょう(笑

さて、車を出します・・・
今日も猛暑日予報、暑くなりそうだしなぁ、帰って冷風の元で冷えたビール飲もうかなぁ(弱気・・・






つづく




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