野営キャンプ旅−3日目
奥森吉青少年野外活動基地・親子キャンプ場(秋田県)
2021年 7月

住所:秋田県北秋田市森吉森吉山麓高原1
料金:無料
NPO法人 冒険の鍵クーン 公式HPサイト

この旅に3日目の朝を、青森は下北半島の先端の大間崎テント広場にて迎えてます。
やや朝露もありましたが、割と早く乾燥した。

テント広場を出立した後、下北半島の斧の刃の部分をぐるり一周のドライブを終え、再度、むつ市の市街地へ下りてきたのでした。



さて、3日目の今日・・・どっちに向かいますかねぇ?
下北半島のまさかりドライブは意外に長距離であって、むつ市に下りて来た時には既にam11時になろうかとしてました。

むつ市からR279で野辺地へ戻るか、R349へ乗って太平洋側へ下りるか・・・
非常に悩ましいが、とりあえず野辺地へ下がることにしてR274を昨日の逆に戻って進む。

しかし、暑いなぁー!!

車に乗っている分にはエアコンのおかげで涼しくいられるが、野営地によっては熱中症のリスクを考えねばならないかもしれない。
なるべく涼しげなところはないか?
標高が高い、樹々が多く木陰がある・・・涼しい場所はそんなところかな。

気が付くと・・・なんと!五戸町まで下りてしまってるじゃないか(汗
一旦車を停め、冷静に検討する(笑

結局、十和田湖周辺にイイところがないか、と西へ向かうことにした。
R454で十和田湖へ向かう。

新郷村へ来た・・・キリストの墓はパス、大石神ピラミッドもパス
車外はうだるような暑さなのだった、冷房の効いた車から出るのが億劫なのだった・・・

R454を行く、車は十和田湖までもう少し、相変わらず深い山間のクネクネを走っている。
と、その時インジケーターに警告マークが点灯!
あっ、ガソリン残量の警告灯が点いた!ヤバいよ、ヤバいよ!

こんな何もない山奥でガス欠は大いにヤバいし恥ずかしい!
ナビを見れば、あと20kmほどで十和田湖の湖畔に着きGSがある・・・燃料、何とか持ち堪えてくれ〜〜!



いつ止まるかと大いに焦りながら、なんとかGSに駆け込む・・・安堵とともに、どっと冷や汗が出てしまった。
こうしたエリアでは早めに給油しておかなければ・・・



さて、そんなこんなで十和田湖です。
宇樽部キャンプ場・・・チョット混雑気味、秋田側の生出キャンプ場も幕体多し。
どちらも湖畔でロケーション最高なのだけれど、気乗りがしないのでパス。

もう時間が無い、今日の寝処を決めなくては・・・
湖畔は発荷峠まで来てしまったので、どうするか・・・R104だとまた岩手へ戻ってしまうので、R103からのR105で下がることにします。

R105で北秋田方面へ行けば選択肢が一気に増える。
とはいえ、この時間からだとあまり冒険できない。



結局、楽に行ける奥森吉の親子キャンプ場へ向かっています。
遠いことは遠いのだが、確実に寝処を確保できる安心感がある。
あとは夕刻前に到着できるか否か、だ。

ふと考えるに、ここには昨年秋にも来ているし、なんか行く場所がパターン化してきている様に思う。

   

県道309から分岐してキャンプ場へ向かう道に入ると、そこからは道幅が狭くクネクネしているので、より慎重に車を進める。
曲がりくねった細い道をグイグイ上って行くと、ようやく管理棟へ着く。
幹線道路のR105から分岐して約30〜40分ほどかかる、かなり奥まった山の上で遠い場所なのだ。



本日のドライブルートです・・・
青森・大間崎から秋田・親子キャンプ場までのルートですが、今思えば、青森市〜弘前市と走ればよかった・・・チョッと後悔。
2日目に走ったR4が被っていて勿体無い。



なんとかpm16時を回った頃合いで、利用受付にこぎつけた。
管理棟からは更に奥のほうへ数百m進み、ようやくキャンプサイトへ到着。

意外なほど空いている、混んでるかと思ったが拍子抜け。
まぁ、空いている分には何の問題も無い。



場内2週回るが、どこでも張れそうで、なかなか決められない・・・
なるべく木陰になるところを、と決めた場所はいつぞやと同じ場所だった(笑

このキャンプ場の芝生の綺麗さは特筆ものだ。
芝刈りされており手入れ状態も良好、しかもサニタリー棟の立派さもイイ。
そんな素晴らしいコンディションでいて、なんと利用は無料なのだ。

ここへ通い始めたのはもう何時の頃からだろうなぁ?2004年とか2005年頃だった気がします。



広々した開放的な場所なので、今回持参のなかで一番大型の幕体を広げる。

  

両脇を開けておくと、結構快適。
無風ながら、ごく緩く風が通って気持ちイイ。

   

相変わらず立派で使い良いサニタリー棟。
広い場内に同じのが2ヵ所あり利用されている。



空は快晴、日差しは強いけれどここは標高が高い高原地でだいぶ涼しい。
やはり十和田湖湖畔のキャンプ場で妥協せず、ここで正解だった・・・フフン勝ったな(何に?笑)



一式落ち着いたところで狼煙上げ。
持参の薪が大きな焚火台用に未だ太いままであるので、適宜削って毛羽立てて、スターターの火付きを良くさせる。

   

持参のジャガイモを茹でる、新じゃがで美味い酒肴になる。



上に見えるのがサニタリー棟
もう夕刻、夕陽になってきています。



山影が全体を覆うようになると、気温も刻々と下がり始めているのが分かる。



夕陽で雲が紅くなってきた。



今日も早々に灯りを点火。



1日目の岩洞湖・ピクニック広場で見上げたときはまだ弓形の三日月だったけど、もう半月・ハーフムーン状態になってました。

   

夕餉は、炊いたご飯にタイカレー、茹でジャガイモと生トマトにきゅうり・・・
至極、簡単質素。

すっかり日が暮れ夜空を見上げると、とんでもないほどの多くの星が光り輝いてるじゃないですか!
凄いわー!
天の川・ミルキーウェイが見事に見える、久々だこんなにクッキリ見るのは。
星座も何が何だかわからないくらいに、小さな星々が散らばっている様がスゴイ。



さて、正気に戻って気が付くと肌寒い、冷え込んでいる、吐く息が白い・・・
夜露も降りて一気に周囲が濡れている。
これはイカンと、焚火台だけ外に残して引き上げ幕体に籠る。

いやーマジかぁ、これほどまでに冷え込むとはなぁ・・・
ちと極端すぎやせんかい?ジャンパーまで着込んだよ。
まぁ、標高の高い高原地で、更には今夜は快晴で放射冷却での冷え込みなのだろうねぇ。

とはいえ、こうして良い夜をマッタリと過ごしている。
場内には人が居ないのか?と思えるほどに静寂、よくあるいつまでもやってる薪割りの音が一切無いのが善い。
手元のラジオからは、どこか遠方の知らない放送局の番組が不安定にかすれて聴こえている・・・コレも旅情の一つだ。

あぁ、とても好い野営の情景だ。
なにか、寝るのがもったいない(笑



おはようございます。

うひゃあ〜!
夜露、朝露でもって芝生も幕体も盛大にびしょ濡れております。



こっちの方は低い場所で、まだ朝日が届いてこない。

   

場内を散歩しますか・・・。

   

エリアは結構広くて、散歩にも良い距離です。
畝って起伏もありますが、いろいろと張れる場所が点在していて面白い。



戻ってきました。
好い運動でした^^)



今日も快晴、下界は暑くなりそう・・・今はまだ涼しい。



完全に日が当たってきました。

やはり日が当たってくるとアチチッ、です。
幕体は完全に乾燥できないので、頃合いで畳みます。

さて、車を出しますが・・・今日はどこへ?






つづく




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