野営キャンプ旅−2日目
大間崎テント広場(青森県)
2021年 7月

所在地:大間町大字大間字大間平
料金:無料(オートサイトは有料)

野営キャンプ旅の2日目です。
岩手の岩洞湖家族旅行村・ピクニック広場を後にして車を出立させた所です。

今日の行動予定は全くの無計画状態です、気の向くまま風任せ〜〜〜
昨日来たルートのR455、宮古方面の太平洋側は前回6月に来た時の帰路で走ったので、今回はR4へ下りようと思う。

その先はあとで決めよう・・・



ピクニック広場から姫神山方面への未舗装・砂利道をゆっくり進む。
普段はそのまま姫神山一本杉園地に向かって進めば途中から舗装路になり、好摩へ下りR4へと合流する。
そのつもりでいたのですが、チョット冒険心で出立してすぐに右への分岐へ進み下りて行く・・・

これがまた、県道158の薮川川口線に出るまでがどこまでも細い砂利道で、つまりは林道。
それまでの原生林の中を通る数キロは、結構苦労させられた(汗



ナビで確認するに、いづれはR4へ出るのだが、好摩から数キロほど青森寄りのポイントだ。
となれば、この先の舵は北上と決める。

川口でR4の幹線国道へ合流し、一気に走りやすい状況になった。
目についたコンビニへトイレタイム。

飲み物を取りにコーナーへ行ったところ・・・
お〜〜!!
超人気で入手困難、幻のビールと言われる「アサヒ スーパードライ 生ジョッキ缶」があるじゃないか!
それも8本も!



速攻で購入、6本・・・8本買い占めちゃうのは気が引ける。
これは帰宅後の楽しみの土産としますよ^^)

しっかし、ビックリしたなぁ〜〜〜、フリマサイトでは大量に高額出品されてるんだけど、もはや転売ヤーの標的の感あり。
そうした転売って酒類販売免許とか関係ないのかしら・・・?

あまりの衝撃に生ジョッキ缶だけ買って、本体のお茶を買うのを忘れるという失態ぶり・・・(馬鹿

さて、そのままR4を北上してます。
朝一の林道で、大道路からの寄り道の欲求が治まってました^^)

外はかなり暑そうだ・・・
道路わきの気温計は34℃を表示している。

そうこうしているうちに青森へ入っていて、いつもの様に下北方面へ上がるか、八甲田や青森市街、そこから津軽方面か・・・
決断を迫られる。

   

今回は下北半島へ行こうと決める。
本州最北端の地まで行こう。

野辺地の手前から分岐して陸奥湾沿い、横浜町〜むつ市へと進む。



むつ市に入ってそこから海沿いを離れ、内陸側の恐山〜薬研温泉へのルートに入る。
山奥を走る道で、森林浴がてらの味わいのあるルートだ。

   

恐山菩提寺。
いつも時間に追われて門をくぐらずにいるが、いづれ参拝してみようと思う。



それでも神妙に手を合わせて、旅の安全、家族の健康と安全を祈ってます。



対面には、宇曽利山湖。
向こう側に釜伏山にある航空自衛隊レーダー施設が小さく見える。

恐山を後にして、そのまま県道4号の山間のクネクネ道を進む。
やがて薬研温泉への分岐点へ着く。
さらに奥薬研温泉へと向かい、かっぱの湯へ到着。

   

男性時間の15:10までの、あと20分を待つ。

   

時間が来ていよいよ入りに行く。



入浴者はワタシを含め2名のみ。
やがて貸し切り風呂となる。

   

酒呑みのかっぱさん、きゅうりが供えてある。

しばらく湯に浸かっては出て涼みを繰り返して「温泉とど」状態となる。
クセのないさっぱりとした湯質、湯上り感がスッキリで心地が良い。

恐山で硫黄を嗅ぎ、かっぱの湯の温泉に浸かり・・・心身を清めた(笑
この後は本日の目的地にした大間崎へと行こう。



R279へ出て大間へ向かう。
右手に津軽海峡・・・あぁ、また来たなぁ!

   

あの向こうには大間だが、その手前の風間浦村付近に差し掛かると白い霧の塊が覆っており、そこに入ると何と気温が10℃くらい下がった。
冷気、霧の塊があったのでした。



少し走るとその霧の塊を抜け、また元に戻り気温33℃の状況となった。
なんとも面白いですねえ。



大間崎テント広場に到着!
珍しく風が無い状態。

周囲に先客さんのテントが数張りがあり、もっと混んでいる予想をしていましたが意外に少ない。



昨日もシンプルな幕体に時間が掛かってしまったが、今日は馴染みの幕体で簡単に張れるのを出した。
10分かからず直ぐに建つ、楽々。

   

今日も約300kmのドライブ、無事に到着を祝って一杯。

このキャンプ場所は、周囲が旅館や住宅などで囲まれた一角にある広場。
キャンプ場としては”らしくない”という雰囲気ではあって、人によっては好き嫌いが分れると思う。
でも、水洗トイレ棟、立派な炊事棟、周囲の商店など便利もいいし、北海道へのフェリー利用の往来に便利な位置関係だ。

  

昔は風の強い日などは、旅人達がこの炊事棟でくつろぎ、いろいろ旅の話などを聞かせてもらったものです。
今は監視カメラなどもあってなのか、窓際のカウンターに集う人は居なかった、コロナ禍の影響もあるのだろう。

   

お土産屋さんはほとんど閉まっていましたが、張られているポスターを見るだけでも、なんだか本州最北端に来た旅情を感じる(笑



弁天島にある大間崎灯台が、なにやら補修中のよう。



大間崎の名物、津軽海峡へ沈む夕陽!
幸いに今日は素晴らしい夕陽ショーを拝めた・・・最高だ!



あぁ・・・旅情を感じさせる夕陽だなぁ。

   

日が沈んで後は徐々に暗くなり始める。
周囲は、コレもまた意外に静かで拍子抜け。



油断して藪蚊にやられる。
治療しながら冷たいハイボールに癒されるんです(笑



今夜も三日月が光り、クッキリ見える星の数の多さがハンパない。
見過ぎて首が痛い(笑

程好く酔ってそろそろ寝ようかな・・・
昨晩に続いてここも涼しくて、気持ち良く寝れそう、相変わらず静かでイイ感じ。

おやすみなさい。





おはようございます。
今朝も早よから大晴天です(笑



楽しみにしてた居酒屋の「たけ」さん、昨夜は営業してなかったんだよなぁ、残念。

   

本州最北端の町、大間です。



さて、暑さがキツくなる前に撤収しましょう。

今回は強風もなく、穏やかにカモメの声が響いて良い風情だった・・・
夕陽ショーも最高だった、旅情があった。



撤収を終わらせ車を始動。
さて、いつもここが折り返し点であとは南下。

今日はどの方向に向かおうか・・・?
まぁ、さしあたり車を出したらこの下北半島をぐるり一廻りのドライブだな。

   

半島てっぺんの大間崎からは、まさかりの”刃”の部分を行く。
海沿いだったり、標高が上がって山間になったりと凄く変化に富んでいて、いつもこのルートが楽しい。



下北半島は広い、大きい!
ここだけでも2〜3日の旅程にすべきだったなぁ・・・などと、毎回来るたびに思ってしまう。

   

ドライブしているのはR338、「海峡ライン」という。

やがて脇野沢あたりに差し掛かると、道のわきの樹々には奇妙な影が動いていて車を停めると、それは大勢の野営の猿の群れだった。
しばらく、そのまま睨み合うと歯を出して威嚇してくる・・・
手でタオルを振ったりすると、俊敏に枝を飛渡って逃げて行った・・・フフッ、勝った!(馬鹿

   

やがて脇野沢の漁港まで下りてくると、向こうに「鯛島」を望む。
よく見ると鯛島にも小さな灯台があるんだね。



この陸奥湾沿いを緩やかにドライブ、また分岐点のむつ市へと戻ることになります。



さて、今日のこの先はどうしようか・・・
やはりこの暑さだもの、涼しいところに行きたいものですよねぇ、どこが良いんだろうか?






つづく




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