野営キャンプ旅−2日目
とことん山キャンプ場（秋田県）
2020年 10月
所在地：秋田県湯沢市皆瀬字新処106
料金 ￥830／大人 ￥415／子供
（宿泊者は温泉入浴料無料）
⇒ とことん山キャンプ場公式サイト
岩手県・岩洞湖家族旅行村のピクニック広場を後にしています。
今年最後となる、晩秋の侘びた白樺林の情景に浸りきっての野営でした。
さて、本日はどうするか・・・
予報ではどの方面も天気は悪化傾向、今回は切り上げて宮城へ帰宅するかなとも思っています。
まぁ、せっかく自宅から7時間半をかけて岩手へ来ておりますので、山々の紅葉の情景を見て行こうと思います。
そのままＩターンで南下も面白くないので、山脈を超えて秋田へ越境するドライブを考えます。
水沢市方面へまで南下してしまった・・・
焼石連峰は雪化粧、麓の街々も晩秋はすぐに初冬にと進むのだろう。
そういえばと、ひとつ思い出した野営場に立ち寄ってみる。
状況が良ければ、もうそこに落ち着いても良いかもしれない。
つぶ沼キャンプ場だ。
このキャンプ場に初めてきたのは、その昔まだこの自分もファミリーキャンプなどと人並みのレジャーをやっていたころで、その後にも来たことがあった記憶がある。
水場にトイレも利用可。
しかし、やはり山麓の天気なのか、風雨で荒れている。
空は黒い雲が早い速度で流れている。
キャンプ場名の由来、つぶ沼を散策する。
歩く間にも荒天の隙間で突如晴れたりするが、風雨がキツイ。
長年来ないうちに、カーサイトが新設されていました。
丸いところで焚火ができる模様。
⇒参考（岩手観光ポータルサイト） ⇒参考（地域情報サイトまいぷれ）
このまま風雨が治まれば荷を降ろしてもいいと思う。
きっと今日は自分の貸し切り状態になると思うし、つぶ沼の静寂な佇まいとその周辺が好い風情の一角だ。
以前来た時よりもキャンプ場としての雰囲気は輝いて見えた、気候の良い時期には登山のベース・スポットとしても賑わっていると思う。
いいキャンプ場だ。
1時間ほど様子を見ていたのですが、やはり天候は好転せず冷たい風雨の状況は変わらなかった、特に風が酷い。
仕方がないので、やはり今朝の考え通り山々の紅葉でも眺めつつ帰宅とするか・・・
R３９７を進み秋田への県境を超え、東成瀬村手前でＲ３４２に分岐して栗駒山山頂下の須川温泉⇒Ｒ３９８へと繋ぎ花山峠を下り宮城・鳴子へ。
そのルートで進んで帰宅しようと思う。
道は深い山間を行く山岳路
終りかけでフレッシュな紅葉ではないけれど、最盛時にはさぞ見事な景色が広がっていたに違いないね・・・
まさに山々が赤く燃えているなぁー
今日はこの紅葉を眺めるドライブだけで満足とするかな・・・。
やがて先のプランのとおり、Ｒ３４２へと分岐して栗駒山へ向かう・・・
ところが１７ｋｍほど進んだところで通行止めになっていた！
警備の方に聞けば、つい先ほどのｐｍ１４時に閉めたとのこと・・・
う〜〜む！Ｒ３９７まで戻るのか〜〜遠いなぁ（凹
ま、それしかできないのだからトボトボとUターンする。
この周辺は大規模なダム工事の最中で、関連の大型車の往来が激しい。
さて、そうなると宮城の自宅が遠く感じる、もう既に夕刻迫る頃合いなんです。
どこか適宜なスポットに入り込んで一夜を過ごせないかな・・・
Ｒ３９７へ戻り下りてゆくが、そうすると東成瀬〜湯沢となる。
周囲を見ると小雨だが風は無い、これなら落ち着ける。
湯沢となれば、とことん山となるか・・・とことん山が気に入らなければ手前の市民の森、ダム畔の運動公園の芝生広場など、何処かある。
とことん山に入ると、状況がイイです。
特に風がないので、先のつぶ沼での天気とは雲泥のいい状況。
もう暗くなる直前でもあり、ここに決める。
この日もどのサイトにも結構なテントが張られているので、あれこれ検討する間もなくこの升型サイトにするしかない。
そうこうしているうちにも、車がどんどん上がって御新規さんが来ているのです。
相変わらず凄い人気だなぁ。
びしょ濡れの幕体を張る。
困ったことにここは砂地なので、幕体を広げて建てる作業で付いた砂が落ちてくる。
すぐには幕の中で落ち着けない。
あっという間に日が暮れた。
あのまま宮城の自宅まで帰っていたら、結構大変だったかもしれない。
いづれにしても今日も丸一日、車を走らしていただけだなぁ。
幕体は濡れていて、内側も砂だらけでイマイチ心地良くない。
動くと足元の砂があちこちに飛び散る。
草地やスキー場脇あたりのサイトに上がっていればよかったかもしれない、混んではいたけれど。
向こう側に温泉棟、歩いて20秒。
有料キャンプ場とは言え￥８３０／一人で場内温泉付きで泊れるのだから激安だね。
確かに、昔から人気なのはその快適さゆえと思う。
今日はその恩恵に預かりますよ。
一息ついたところでその温泉に浸かる。
大勢のキャンパーが居るにもかかわらず、意外に空いていて助かる。
今年、この湯船が石タイル張りになってリニューアルされた。
ただ深さが浅くてイマイチ、以前の木の湯船のときはたっぷり肩まで浸かれる深さで心地良かった。
夕餉、マルちゃん塩ラーメン肉野菜炒めトッピング（凹
夜は雨が降り止まず時折強い雨、そんなワケでずっと幕体の中で過ごす。
それでも外の気温は昨日の岩洞湖ピクニック広場の冷え込みとは雲泥の暖かさ。
それにしても砂は厄介だ、だいぶ幕の内側を拭いたのだけれど、やはりそこここに砂が落ちてくる。
インナーを付けるつもりでいましたがもう面倒、やはりもうこのまま寝る。
今夜は全然寒くない。
翌朝、まだ小雨模様。
ラジオの天気予報によれば、今日はどの方面も好天で絶好の行楽日和という。
早朝、さっそく朝風呂でまったり・・・
色付いた林の中、イイ雰囲気です。
ようやく雨が上がり始めましたネ
天気予報通り、これから好天に向かうといいですね。
昨日は旅を切り上げて帰宅と弱気でしたが（笑、本日の好天予報でまたどこか好い所へ向かうことにしたい。
撤収作業の間に、すっかり青空が広がってました。
そうこうするうちに、下から大勢のクルマが上がってきて駐車場が埋まってきた。
今日はかなり混むのだろう・・・
以前スキー場だった場所も、いずれはテントサイトとして使いやすくするやもしれません。
そう考えれば広大なキャンプサイトとも思えるし、これだけ平日週末を問わず集客が凄い状況でも混み合いを感じず有効活用できるかもしれませんね。
今日の乾いた状況なら心地良いでしょうなぁ。
ともあれ、撤収完了・・・
さて今日は行楽日和、何処に行きましょうか？
つづく
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