野営キャンプ旅−3日目
岩洞湖家族旅行村 ピクニック広場(岩手県)
2020年 10月

所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)

北秋田森吉の、親子キャンプ場を後にしました
ロケーションも最高のうえ設備も充実しており、とても快適なキャンプ場です。
だいぶ昔から何度か来ていますが、依然として良好なキャンプ場ですね。

樹々も色付いて深まる秋を感じさせてくれました。
そして昨夜の星空は本当に見事で、冷え込みにも関わらず首が痛くなるまで見惚れていました^^)

快晴の朝ですが、まずは車を出すことにします。



キャンプ場から、昨日上って来た道を下りて行きようやく分岐まで来る。
左に行けば昨日来た道でR105号へ合流することになるが、今日はそこに戻らずに右へ進む。
大平湖に続く道だ。

   

道は舗装路だが細く、飽きるほど連続して曲がりくねる道だ。
残念ながら道からでは大平湖は一向に望めず、大平湖グリーンハウスという観光施設があって、そこから湖面に歩いて下りてゆくと遊覧船にも乗れるらしい。
今日はその遊覧船も運行しており、紅葉時期の観光スポットとして賑わいそうな雰囲気であった、駐車場には遠来のナンバーのクルマもあった。

依然として深い山間を進むが、やがて比内町大葛に辿り着き分岐が現れる。
左に進めば北へ上って大館市へと至り、右に進めば八幡平市へと至る。

車を停め、しばしナビ画面を操作して思案する。
そういえば、たしかこの辺りにお気に入りの立ち寄り温泉があったはずだ。
地元の方が利用するような小さな日帰り温泉施設だったはず・・・。



分岐を右に進むとすぐに比内ベニヤマ荘、その先にさっき思い出した大葛温泉があった。
懐かしい。

早速、朝風呂とする。
料金は¥150(!)・・・昔来た時にはさらに安く¥100だったのだから、そりゃ未だに記憶にあったワケです(笑
値上げとは言え、しかしまぁ〜激安ですね!

ここの浴場は小さいながら綺麗で明るく清潔、泉質も無色透明でツルリとして湯触りも柔らかい。
こうして立ち寄るにはもってこいの、好い温泉施設です。

温泉で温まっての後は、そのまま八幡平市方面へ進んで行くことにする。
ラジオでは山の紅葉が先日来ピークとのことなので、R341〜県道23号にて八幡平山頂を経てアスピーテライン、そのルートで岩手へ下りようと思う。

   

さすが、山に向かうにつれ紅葉風景は彩(いろどり)を増して、美しい景色が広がってきました。
やがて後生掛温泉に至るが、周辺は渋滞続きで混雑。
車を停められたら後生掛温泉に浸かりたかったが、この混雑では面倒になってしまう・・・「温泉とど」の名が廃っている(凹。



紅葉に染まる山の風景を見納めて、その先に進むことにしました。



さて、八幡平山頂周囲の駐車場前と道路が合流する地点は大渋滞で、遅々として進まない。
この先はアスピーテラインを下りて行くが、そうなれば盛岡が目前となる。



本日の目的地は、そう、岩洞湖家族旅行村・ピクニック広場の白樺林での野営としたい。
ピクニック広場はこの野営旅のなかで行くつもりでいたのです。

やはりこの渋滞を考えると時間的にもピクニック広場、あの白樺林での野営が最適だ。



行くつもりではありましたが、ピクニック広場の白樺林へは今日ではない考えだったのです・・・
予定変更・・・3日目の今日に行くことにしてこの旅を〆て、当初の旅の予定を1日切り上げることとしました。

  

管理棟で受付しピクニック広場へ・・・
さぁ来たよ!

今月末でのクローズだから、今年来れるのは最後かもなぁ・・・
来週も来るかなぁ・・・冗

ひと月前と情景が様変わり・・・
白樺の樹の葉が落ちて、林の中に日が射して明るい。
いかにも秋めいた白樺林の風景だ。

  

今回はいつもの定場所から更にチョッと奥の白樺林の中に決める。
葉が落ちており、日陰の暗い感じはなくとても素晴らしい情景でうっとりする。

今日は大きな幕体を建てる、今回で2回目に建てる幕体。
今日も冷え込むから、こうしてシェルタに入れば居心地が良いだろうと思う。

  

小物類を荷運びせねばならないが、この秋の白樺林の情景に見惚れて作業が進まないのだ・・・笑
こんな素晴らしい場所で野営ができる悦び。



とはいえ、夕刻もすぐに迫るだろうしサクサクと作業を進める。
この情景を眺めて早く呑みたいのだ(爆

場内、同宿となるキャンパーがお一人・・・見覚えがある。
7月に、北秋田の「くるみ台野営場」でも同宿となり話を交わしたお方だった・・・
その時にこのピクニック広場を勧めていたこともあって、今日、ここに来ていたという・・・嬉しいものです。

今日のキャンパーはワタシと合わせて、計二人のみとなった。

  

盛夏の季節の賑やかなハレの情景に対し、秋/冬は静かで味わい深く侘びて寂びる美意識の情景だ。
夏の生命力を思わせる青葉の繁りに対し、秋深まり葉が枯れて落ちた樹々の情景にはまさに不可避の無常観を感じずにはいられない。



今回はいつもの定位置よりさらに奥側にて落ち着いた。



ひとしきり周囲の情景に浸り、そろそろ呑む。
今夜の野営酒は、岩手・大更の地酒「鷲の尾」。
サラリとした軽い風味。

   

酒にもまして、何より幕体から眺めるこの秋の白樺林の風景が大きなご馳走そのものだ・・・
素晴らしい情景。



やがて今日もまた野営での夕刻を迎えつつある。
同時に気温も下がる。

  

気が付くと一気に日が暮れて周囲が暗くなっている。
温い燗酒、シューマイを温めて酒肴に・・・。



ランタンが暖房器代わりにもなり、シェルタ内は暖かくなっている。



とても静寂な晩・・・
が、時折その静寂をつんざくような鳴き声が響く。
ギャッギャッと、なんの鳴き声なんだろうか?シカのような感じもするが・・・




野営の晩酌を遣り、耳にはAMラジオの音・・・
ラジオから流れる不安定な受信の音、これが風情があって何とも好いものなんだなぁ。
ラジコやワイドFMでのAMローカルは、全くラジオらしい風情が無い。

幕体の外に出てみると、今晩も木々の枝の間から星が見えてうれしい。
さて、晩酌も程々で切り上げることにして、寝処として地面にシートを敷いてシュラフを広げ明かりを消す・・・。



翌朝・・・
気持ち良く寝ていました。



外は曇天だ。
雨にはならずにいる。

  

予想した冷え込みではなかったが、それでも十分に寒い。
小さなバーナーで少し温める間に起床する。



今朝は霧が立ちこめなかった・・・。
曇天だがこの情景もまた素敵だ。

  

周囲を散歩。
秋深まる時期の、ピクニック広場の白樺林の風景を見納める・・・

まったく名残惜しいな・・・



トイレ棟も給水場も、変わらずにキレイで快適。
ありがたいです。

  

名残惜しくも帰路に発つ。

岩洞湖沿いに下りてR455へ出る。
ここから自宅まで約8時間のドライブだが、幹線道路で南下して宮城への道のりはあまり面白みがなく淡々と移動するのみ・・・(笑

今回の野営旅は紅葉時期で彩りのあって、とても季節感があって良かった。
この先は寒い冬の季節となる・・・
今年の冬は寒さ厳しいとも聞くが、どうなりますか・・・






つづく




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