とことん山キャンプ場(秋田県)
2019年 6月

所在地:秋田県湯沢市皆瀬字新処106
料金 ¥820/大人 ¥410/子供
(宿泊者は温泉入浴料無料)

6月、東北エリアも梅雨入りしています。

梅雨入り後一週間ほど、どんより天気で梅雨らしい日が続いてますが中休みと言うか合間の晴れた日もある。
その梅雨の合間に出張ってみました。

行き先は秋田・湯沢のとことん山キャンプ場です。



とことん山・・・言わずもがな温泉付きでリーズナブルなことで大人気のキャンプ場です。
レジャーシーズンともなれば混雑するキャンプ場なれど、梅雨時の今日ならば空いていることであろう。

このところ身体も固く隅々が痛い・・・歳のせいだぁね。
とことん山の温泉に浸かって湯治野営と洒落込みたいワケですよ。



梅雨時の合間の晴れた日・・・とは言え、来る途中の気温は30℃で、エアコンの利いた車を降りると暑いですなぁ〜。
約2年ぶりになるとことん山。



昔は子供がスキー&自分が雪中野営でよく来たものです・・・。
残念ながらとことん山はスキー営業を廃業し、このところのキャンプ大流行の波に乗ったのか冬の雪中キャンプ営業に注力するようになったようで、TVでも紹介されていました。
この日もリフトの一部の撤去作業らしきを行っているようでした。

     

センターハウス前を横切ってキャンプ場にある管理棟へ向かう。
受付します・・・。

「今、温泉は閉鎖しているんです・・・」
ありゃ??

湯治に来たつもりが、肝心の露天風呂が閉鎖しており利用できないという・・・
はっきりした事情は聴かなかったのですが、数日後には開くともいうものの設備修繕なのか営業上の事情なのかわかりませんが、とにかく露天風呂の自由な湯治が不可。

当初の目論見は完全に崩れる・・・全然知らんかった。
代わりに、場内の交流センター内の風呂、または車で5分の温泉休憩施設(旧・温水プール場)の温泉風呂の利用ができるとのこと。

せっかく来ているので、めげずにここで野営します。

     

日が当たることろは暑くて居られないので、林内の木陰に決めます。
木陰の涼しさは特筆ものであります。

真夏、灼熱の日中は木陰がないと死活問題だろう・・・レジャーシーズン中の激混み時期はこの木陰の涼しさは奪い合いに?(冗
などと冗談はさておき、ここは非常に良い状況なんです。



ただこの林サイト、過去の経験上雨が降ると歩くところがドロドロ・ヌルヌル、雨量が多いと小さな川みたいになってチョッとツライ。
テント升は大きさ充分なれど、砂地でペグ利きの弱さと大きな蟻が多くて幕体に群がるのがマイナスポイント。

   

大汗をぬぐいながら車に近いあたりに場所を決めてザッと建てる。
もっと簡易な幕でよかったのだけれど車に入れていなかった・・・。



木陰・・・涼しい〜爽やかな涼しさ、好いですなぁ〜〜。
蝉しぐれもイイ感じです。

     

炊事場の脇には常設テント一基、オガワのミネルバが建っています。

今日の林サイトの居心地は最高です。
ま、これでいつもの様に露天風呂が利用できて、テントと温泉の往復を繰り返して湯治できればな・・・今回は残念であった。
さてその温泉ですが、pm16時からは指定の2ヵ所で入浴可となっていますから、せっかくなので汗流しに行きます。

     

温泉休憩施設(以前は温水プール場)まで出張る。
浴場は小さかったけれど、無人で貸し切りでその温泉に浸かってマッタリ。
皆瀬の温泉の湯質はとてもいい湯で、いわゆる「湯の香」が立ち湯触りも柔らかく肌がすべすべになります。

     

湯上りで戻ってきました。
まだ日向(ひなた)は暑いね・・・もう木陰からは出られん(汗



駐車場から遠くに見えるのは・・・たぶん栗駒山かな?

     

お決まりの焚火の開始。

     

お決まりの湯上りの酒。

湯沢の地酒といったら「美酒・爛漫」だったのに、ミステイクで秋田の酒ではありますが高清水をやってます。
買うのを忘れてこれしかバックに入ってなかったです。
行った先の場所に敬意をこめて、その土地の地酒を飲むのが自分の信条と思ってますが、やることがブレブレであります(汗
酒飲みっていい加減なものですな。(自分だけ?)

でも、この高清水も好きな日本酒なんですよ、まぁ、こんなワンカップで言うのもなんなんですけどね。
大吟醸酒が旨いのは当たり前、あれは一種の芸術品ですからね特別品です、こうした普段呑みの大衆酒のレベルでも美味いことに価値があります。

     

向こうに明りの消えた温泉棟を眺める・・・ええい、未練がましいのう!(笑
蝉時雨に浸って静かに夕暮れ時を迎えます。
湯沸かしは酒休みのお茶に。



日が暮れました、ポツンと明るい月が上ってます。

   

いつもの焚火・・・

夕方の日が落ちてから肌寒さがやってきます。
気温差が大きいですね。

頃合いで、夕方に到着されたご家族先にお邪魔する。

実は以前8年程前に、ここの露天風呂でご一緒した方と先ほど偶然に再会していたのでした。
全く失礼ながら失念していたのですが、一緒に焚火を囲んで話をするうちに記憶も蘇ってきました m(_ _)m
ご一家と楽しい話のひと時、すっかり長居してしまいましたスミマセン(汗



翌朝

やはりこの林の木陰はイイですねぇ。
良い天気ながら日差しが強い場所ではゆっくり寝ても居られないでしょう・・・
この木陰の下にいると、そんなことも気にせず、爽やかな涼しさで贅沢な心地です。
やはり、自然の木々は大事なんだな、何物にも替えられないと実感させられます。

     

木漏れ日がキラリとしてる、やはり木陰の下で爽やか。
なんともイイ感じ。



サイト脇の大きなテーブルを贅沢に使う、こういう備え付けの装備が本来の目的でちゃんと使える情景が好きです。
アウトドアらしい使い勝手の良いテーブルで素朴、数人での集まりには重宝するものと思う。
半面、見栄えのするテーブルなり各種の道具・装備を持ち合わせている側には無用な一角となるのかもしれませんが・・・



これだけ良い天気ですので連泊・・・したいのですが、露天風呂も閉鎖だし明日は雨予報だしで撤収してしまったです。
とは言え、この上天気と木陰のおかげでとても心地良かった・・・
温泉付きだけがここのキャンプ場の魅力のすべてではないと実感する、このエリア周囲の山々や森林の豊かさをもつロケーションの良さ。

温泉のほうは数日後には再開とも言っていたので問題ないかとも思いますが・・・行かれる際は念のため確認されるのをお勧めしたいです。



⇒YouTubeチャンネル

END





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