姫神山一本杉園地（岩手県）

姫神山一本杉園地キャンプ場（岩手県）
2018年 4月

早いもので、今年も季節も変わりＧＷシーズン、大型連休を迎えました。

昨年の今時期は、仕事の影響で全く野営に出向く気が湧かなかったものでしたが、今回は状況が良いんです。
自宅待機の必要はないけれど、一応TELの繋がるエリアに居なければならぬ・・・。

このＧＷ初っ端の天気は絶好、ここ数日は晴れの好天が約束されている。
そして向ったのは、岩手・岩洞湖のピクニック広場です。

あの素晴らしい白樺林に囲まれて野営がしたいのです。
この場を見初めてからはもう10年以上も経っているが、いまだに行く度に感動を味あわせてくれる。

向かう道すがらも順調、まだ連休も始まったばかりで帰省ラッシュもなく道路も空いています。
盛岡市でＲ４をＲ４５５へ分岐し上って行き、いよいよ岩洞湖の家族旅行村へのとりつきの道・・・
未舗装に変わるのですが、以前の記憶からみてかなり荒れているように思う。
かなりスピードを落とさないといけない。

ともあれ家族旅行村へ到着して管理棟へ・・・
受付を申し出ると、利用は５／１からの決まりとのことで、これは確認不足だったー凹
ＧＷ、連休にはもう利用できると勝手に思い込んでしまっていました、コレは失敗。
あと数日後に計画していればなぁ・・・。

そんなわけで当初の思いを変更して、今回の野営はお隣の”姫神山一本杉園地”へとして向かう。
ピクニック広場の、綺麗な白樺林が醸し出す最上な雰囲気の場所を横目で観つつ、後ろ髪を引かれる思いで通り過ぎたのでした。

さて、目的の姫神山一本杉園地に到着であります。

入口から見上げると、炊事棟前付近には大勢の人とテント。
おぉ、凄く賑わっている・・・初めて見る賑わいだ。

　　　　　　

場内は賑わていますけれど、とてもいい雰囲気です。
炊事棟下側の一角に落ち着きました。

場内には綺麗な桜が残っていて、この野営場に文字通り花を飾ってくれており、素晴らしい雰囲気です。

暖かい日の花見に気分も良いのですが、いまイチ風が強いです。
熱風のような超乾燥した風がビュービューと吹き当ってます。
あと数日、花が持っていてくれるとイイですが。

　　　　　　

強風が心配ながら、慎重に焚火を始めてます。
久しぶりに長距離ドライブしたあとの一杯、これがまた美味い。

風が強くてやや心配したものの、インナーなど無くともこのような地べた寝は心地良いものでして、全然問題ありませんでした・・・
裾からの吹き込みもほとんど気にならず、この野営中は空気が乾燥してることもあって快適でしたよ。

　　　

早々と日が傾いてきます。

快晴の空に夕日。
素晴らしい。

こういう夕日の絶景は、岩洞湖のピクニック広場では望めないもので、今日は当初の目的地ではなかったものの結果的にイイ状況となってます。

風が強いのですが、乾いていて暖かく気持ちは好いです。
ただ、時折、風にあおられる幕が騒いでチョッと煩いのがいま一つかも・・・。

程よく夜を味わい、寝る。

翌朝も早々と好天、文句ない快晴であります。
期待して見たかった岩手山の絶景も、この野営地ならではのものです。

　　　

この日も風が強いものでタープを低く張ってますが、それでもひしゃげてまともな形を保てません。

今日も好天、風さえ強くなければもっと最高な状況であります。

この角度から岩手山の山肌に見える雪形は、どう見ても魚の形に見えます・・・
鯉の形・・・？
ちょうど鯉のぼりの季節だし、岩手山に描いた大迫力の鯉のぼりと思えました・・・素晴らしい絶景ではないですか？
コレは・・・「岩手山鯉の滝登り」と呼びたいです！（ｗｅｂで検索してもHITしないんです、なぜでしょう？）

ドライブは八幡平アスピーテラインを行き、樹海ラインを下りてくる。

樹海ラインへ入るとすぐに藤七温泉、彩雲荘で温泉に浸かる。
標高約1,400ｍに湧く温泉だ。
名物の野天風呂は最高で、自噴泉のポコポコと涌く源泉を全身にまとわせて浸かる。
何か所ある湯船からは、目の前にまだ溶けない雪の厚い壁が迫る・・・。

天気といい、この野天風呂の風情といい、周囲の絶景といい・・・
凄いねー、素晴らしい雰囲気です。
ちなみに、ここの野天風呂は混浴ですよ＾＾、女性は湯あみ着でご入浴されてます。

キャンプ場へ戻りまったり・・・。

昨晩同宿だった若い人たちの一群は、どうも地元の大学生のサークルのようでした。
今日は姫神山へ登ったようで、夕刻の今、撤収を始めて下りて行きました。

昨日につづき、キャンプ場の上部へ上って岩手山が夕日でシルエットに望める様を眺める。
ここに赴いてきた旅情を実感する。

相方のミニととは焚火にかかりっきりです＾＾

日が暮れた後は、偶然同宿となったこのＨＰのご愛読者の方をお誘いして懇談。
何年か前に書き込みいただいて以来、初の対面でした。
楽しい夜のひと時、ありがとうございました。

今朝もまた素晴らしい風景を一望に・・・

野営最終日の朝、ようやく無風。
場内の大きな桜の木は、残念ながら大方の花が散って、周囲には花吹雪となり綺麗な情景でした。

焚火の火が落ちたところで、撤収のタイミング・・・
この気持ちの良かった野営を〆る。

下道を安全運転で・・・自宅まで約7時間半の道のり。

お土産に、名物「福田パン」を・・・

盛岡へ下りて本店へ寄りましたが、大行列で近寄れず・・・
では・・・と、紫波店に向かうとタイミングよく入れました。

これね、すんごく美味くてボリューミー。

パン自体がモチモチでフカフカ、非常に美味し。
数種類の組み合わせで5本ほど買ってお土産に。
自分はヨーグルト、ずんだあんとかの他、ナポリタンやコンビーフの総菜パンがお気に入り（笑

これはオススメですよ！

END

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