秋山浜キャンプ場(福島県・猪苗代湖)
2017年 12月
初冬・・・。
嬉しいことに、この週末は野営へ出られます。
いろいろと用を済ませて昼前になっての出立。
適当に行きやすい場所にしよう。
宮城から南下して、何となくの猪苗代・・・
結局は行きつけの秋山浜。
到着したのはもう夕刻を前にした頃合い。
車を降りるとグッと冷えた冬の空気感、結構寒いね。
現地は風が吹いてないので好適。
夕日が正面を茜色に染めていた。
ハッとする風景。
素晴らしい景色、絶景。
憂いを感じさせるように、茜色に染まった会津富士です。
磐梯山は四季を通じて凛々しく雄大に聳えており、湖を隔ててここから望むたびにいつも圧倒させられます。
もう夕刻ですが、こうして素晴らしいパノラマのような風景を楽しめる時間が残っていてよかった・・・。
幕体を広げて建てます。
暗くなる前に一式落ち着いた。
非常に寒いですが、風がないので居心地は良好です。
カラリと乾いた感じで、今日は雨の心配もなさそう。
風雨で荒れる時にはテントに籠ることで考えてましたが、状況が良いのでこのまま外で楽しもうとなりました。
正面のスキー場は、おそらく試験点灯だったのかしばらくして消えました。
この先、順調に雪が降ればオープンも間近。
日が暮れて来てます。
焚火できるのがうれしい。
よほど寒ければテントに籠ろうと言っていたものの、それでもこの寒さのなか外に居てこうして焚火を前にしていると心地好いです。
日暮れとともに、簡便な夕餉を二人で囲みます。
焚火を脇に置き、結構暖かい。
今日はとても状況が良い。
周囲は静かで冬らしく乾燥した空気感、キンと冷え込む以外は非常に心地好い。
ただ、注いだ燗酒がたちまち冷酒になってしまうのは困りものだ、ゆっくり遣りたいのに急かされてしまう(笑
しばらく二人で焚火を楽しんだ後、引き続き夜更けまで一人で焚火をあやしてました。
イイ晩ですね。
ほぼ無風。
波音もなくシーンとした夜です。
刻々と冷え込みも増して、もうテントの中に入りましょう。
先にテントに入っていた同行者もまだ起きていて、テントに一人籠っているのを愉しんでいるようです。
幕体越しに様子を伺いながら、明かりを消すと就寝。
いつもの時間に目が覚めると、まだ真っ暗だ。
しばらくまどろんでいると、鳥の声が騒がしく特にカラスはけたたましい。
少しすると集落に響くオルゴールの音、あぁ、やはりもう6時なんだな。
明け方は更に一段と冷え込んでいたようで、外の空気は固く張りつめている。
空気は乾燥していて、幕体が全然湿気ってないのがうれしい。
7時前ともなるとすっかり明るくなって、幕体から抜け出て湯沸かしの間に散歩。
今朝もスッキリと磐梯山を望める・・・
絶景。
豊富に持ってきた自家製の薪も、焚火で楽しむと少なく感じる。
もっと持ってくればよかった。
やがて日が出てくるとかなり暖かい。
天気が良くて気持ちいいネ
幕体が乾いているのは扱いが楽で快適。
今朝も風が弱く、過ごしやすい。
持参の薪もこれでおしまい。
燃え尽きるのを待って撤収。
見事な絶景!
今回の野営で最高の収穫です。
状況がもっと良ければ、湖面が鏡のようになり、それに映る逆さ磐梯山も見られたでしょう。
まさに素晴らしい風景を堪能出来ました。
END
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