〜 秋田/青森 野営独り旅 〜
第二日目 
岩木青少年スポーツセンター(青森県)
2017年 8月

青森県弘前市常盤野字湯段萢1-2
料金:¥860/1人(入浴料込み)

野営旅の二日目。

秋田・法体園地を後にして出立して、今日のドライブが始まった。
秋田を北上している。



空の雲は秋に見る雲が・・・うろこ雲。
なんだかなぁ…この夏の天気はなんだかおかしくて、積乱雲ではなくて秋っぽい雰囲気がある。

さて、ドライブはとりあえず、今日行けるところまで北上して行くことにしましょう。



そうだ、思い出したことがありました。
先日、情報をいただいており、その場所を見に行くことを思いついたのでした。



秋田・河辺の鵜養地区の野営スポットのことです。
ここにはだいぶ以前(確か2011年だったと思う)に野営したところです・・・。

鵜養緑地広場と思うが、現在の呼称もそのまま同じなのか、どうであろうか?
今はそこが、標示にあるように「殿渕(とのぶち)・伏伸(ふのし)の滝・舟作(ふなさく) 駐車場」とされている。
ここには、バスの終点停留所「殿渕」で、バス転回所になっている。



その6年前の当時は緑地広場の隣に、廃墟の会館の建物があった。
頂いた情報というのは、そこに真新しい公衆トイレが新設されたという朗報なのでした。

確かに、新築の匂いと清潔な施設で、これ一つあるだけで野営スポット・緑地広場の居心地、使い心地が格段に良くなっている。
トイレ棟の表示には「殿渕園地公衆トイレ」とある。
すると、以前の「鵜養緑地広場」は「殿渕園地」と呼称するのが正しいのかもしれません。



大きな屋根の休憩所は老朽化しているが、6年前とそれほど変わらない。

   

広大な緑地広場は、隅々まで草刈りされていて本当に綺麗に手入れがされていて好ましい。
桜の樹もあるようで、きっと花見時期も集うのにはイイのでしょう。



先の開放的で綺麗な芝地の広場も大変好ましい・・・
でも、今日のような日差しが強い夏の日ならば、大きな東屋の周り、駐車場脇のこの木陰部分が大変涼しく、最高のテン場であろう。



水場は6年前の利用の時には今一つの感じでしたが、今はゴミもなく綺麗になっており、水道からの水も綺麗で勢いよく出る。
これも好印象だ。



何もかもが野営にピッタリの状況ではないか・・・。
さわやかな好天、人賑わいの混雑もない、虫も居ない、トイレも水道もテン場も快適・・・何もかもが揃っている。
車で10分ほどの圏内で隣には協和温泉などもあり、それもまた困らない。

なによりも、この地域の情景がまた素晴らしく、訪れるに価値ある土地柄なのだ・・・秋田・鵜養(うやしない)地区
もう、今日はここにしよう・・・
がしかし、まだ昼前の午前中だ。

せっかくの遠出のドライブ野営旅であるから、もっと遠くへ行きたいものです。
この状況は非常に素晴らしく、この場を後にするにはもったいない・・・。

ん〜〜〜葛藤。

しばし悩みましたが、意を決して出立。
やはり、今日行ける場所までドライブを続けようと思う。



さて、北上を続けることを決めた後は気ままに進みます。

      

どこをどう走ってきたんだっけ・・・?
林道のような荒れた部分もあったりの険しい道に入り込んでしまい、ようやく下界へ。
なかなかつらい道だった・・・。



三種町あたりでようやく幹線道路へ抜け出て、進路は日本海を沿うようにします。
八竜のこの道路沿いのモニュメントも懐かしい感じ。



R101を懐かしく快走・・・やがて、あきた白神駅の向い「はたはた館」にて小休憩。



秋田から今度は県境を越えて青森、深浦エリア・・・
青森だ。

      

う〜〜ん、イイねこういう景色。
天気は良いけれど、真夏の暑さではなく結構風が涼しい。



気が付けば夕刻が迫る・・・。
今日の寝処を決めなければいけない・・・。

津軽半島は明日のドライブへと先送りし、今日は弘前の「青少年スポーツセンター」を宿営地に決めよう。
そうと決めれば、この先の鰺ヶ沢にて岩木方面へと分岐しましょう。
鰺ヶ沢へ入ると、まずは給油…この旅2度目の給油の後、岩木山・嶽地区方面へと分岐を進む。

鰺ヶ沢から嶽までは、山間の曲がりくねった道でなかなか遠い。
やがて、スポーツセンターへ到着。
受付を済ませて場内へ入る。



迫力の岩木山。
ひとしきりこの雄姿を望んだ後、綺麗な芝生のどこに落ち着くかを決める。

     

場所は空き放題なのですが場内はうねっているので、条件の良い平らな場所には既に先客がおり、なかなか場所を決められない・・・。



という訳で、ここに決めた・・・。
ここのキャンプ場は、とにかくこの芝生が素晴らしい。
とても居心地がよく、清々しい芝生が広がっています。



岩木山・・・
もう少し早く到着して、お山を眺めてマッタリしていたかった・・・。



向こうのほうに居たのは、4年前(2013年)の同じ夏に合流したSさん親子であった。
偶然にも、ここで再会した。
後で一献やることにし、館内の温泉を楽しみに向かう・・・。

    

浴室へ行くところの通路・・・。
うむ、懐かしい。

    

幸いに二人ほどしか入浴していない。
ここの温泉のお湯はとにかく最高にイイ!

ワタシの好きな温泉の一つです・・・お湯は薄濁りで、硫黄臭、ツルツル感があります。
湯上りもさわやか。

     

お山の頭に雲が掛かった・・・。
風も吹いている。

周囲は結構冷え込んでおり、風が冷たい。
湯上りの火照った体に、その冷風が気持ちいい。



受付の時に言われたように、夏にしては本当に寒いね・・・笑
さすがに着込む。



夜になり、先の偶然再会したSさん親子と懇談して楽しい夜。
M君もちょっとしたソロキャンパー並みになんでもこなし、凄くたくましいキャンパーの一人に成長を遂げていた・・・。

夜も更け、周囲も静まったのでお開きにしよう・・・。



翌朝、いまにも降られそうな、どんよりの暗い朝。



かろうじて雨は落ちていないが、時間の問題かもしれません。
と思っていると、とたんにパラパラきた・・・

仕方がないので、朝のマッタリ時間は省略してそのまま畳んでしまいましょう。



さて、管理棟へ宿泊札を返して、今日はどうするか・・・
まずは駐車場で思案を巡らします。

弘前に下りるかな・・・
う〜〜、どうすっかな。

10円の裏表で決めよう・・・表・竜飛、裏・大間。
親指でコインを跳ね上げて右手で押さえる。

結果は表だ、今日は竜飛まで行く・・・笑




続く・・・





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