アユパーク舟形　山形県

アユパーク舟形（小国川リバーサイドアユパーク）（山形県）
2016年　7月

この週末の朝は予想に反して、少しばかり薄日も射し梅雨時にしては上々の様子でした。
雨模様なら会社で仕事を少しでも減らすつもりでした・・・。

野営に出立の思い切りはその日の気分次第、その朝の模様で気分も左右されてしまう・・・多分に気分屋なんだろうな。
そんなワケで、仕事より野営のほうがイイに決まってるから、今回の野営旅は2泊の予定で家を出立した。

とりあえず岩手へ出てから考えよう・・・。

しかし、何か腑に落ちなかったのですが、この週末の数日は野営に不向きな天気だったはず。
昼頃になり周囲は雨模様となって、あぁ、そーだった雨予報だったんだよ。

あらら・・・雨に打たれる野営か。
思いつく先を２～３ヶ所寄ったものの、何か踏ん切りがつかない。
そんなうちに日が暮れる時間。

あちこちを探索してなんとか本日の寝処を確保、体を伸ばして寝れる。
シェラで一人分の飯を炊き、簡単な惣菜をおかずに夕餉。

寝酒にはＧＩＮ。
やはりライムが手に入らない・・・大きなスーパーに寄ればいいのですが、広い駐車場と行列レジが億劫になってしまう。
ライム代わりにレモンだと、少し味がキツイ。

雨だれの音を聞きながら寝る・・・
まだｐｍ8時半・・・（汗

朝はaｍ6時、相変わらずの雨ですが、ミスト状の絹のような細かい雨です。
いかにも梅雨だ・・・。
季節感を実感するのも野営の魅力だとすれば、こういう天気模様も今時期のあるべき状況と受け止めましょうか。

ａｍ9時、ゆっくりの行動開始。
たっぷり寝ているので体調も非常に良好。

アテの無いドライブに出たが、相変わらず雨模様。
周辺の景色も冴えない・・・この辺りは明媚な山々の風景なのですが。

今夜の野営もきっと雨の中になるのだろう思い、どこにしたらいいかを考えている。
ともあれ、なるようになるだろうと、この雨のドライブを楽しんでいます。

さて、そうはいっても何もやることもないのはツライわけで、立ち寄るところを思案してます。
こう湿気っていると広々の温泉が恋しいかな、と思い・・・山奥の温泉へと舵を切る。

乳頭温泉郷、蟹場温泉へときました。
名物、野天風呂へ。

　　　

館内から外に出て林の中へ。
渓流沿いに風情たっぷりの野天風呂がある。

既に数名がご入浴、その中に混ざる。

　　　　　　

一定の強さで雨が降る中、タオルを頭に載せて浸かる。
湯の香・硫黄の匂いが、透明のお湯から湧き上がってくる。
とても湯触りが良く気持ちイイ。

周囲には、森の木々の葉に雨が当たる音と風呂の湯音だけが聞こえる。
幾人が来ては入れ替わり入浴していったが、かれこれ90分ほどこの野天風呂を楽しんでいました。

素晴らしい野天風呂の情景、いいですねー！
たっぷり堪能しました・・・。
雨の中の温泉っていいものです。

温泉、秘湯に満足して、また雨の中のドライブ。
乳頭温泉郷周辺、下りてきて田沢湖一周。
山間の町村などを通りながら、こんな風景に癒される。

さて、今日も昼を過ぎた・・・
どうするか。

ラジオでは山形のほうは雨が上がっているとのこと・・・これは意外。
では南下してしまおうと舵を向ける。

　　　

まず到着したのは、舟形町のアユパーク。
下流側の公園のキャンプエリアには多くのテント。
上流側のキャンプエリアを覗くとテントは無し、車は多いが目の前の小国川での釣り人のよう・・・。

ココがだめなら他に行くつもりでしたが、まぁ頃合いだし良いかと幕体を降ろしました。
まずはいつ雨になってもいい様にタープ。

今日はもう此処で寝ることにしたので、楽しみの一杯。
まだｐｍ4時だ。

このころから目の前には多くのワンボックスカーが集合してました。
釣り人グループの宴会のようです。

　　　　　　

目の前の小国川はアユ釣りの有名な場所。
見ていると、面白いようにスイスイとアユが釣り上げられているようです。

渓流のせせらぎがとても心地が良いです。
ただ、こちらは全く釣りの心得の無い野営者で、周囲の雰囲気に完全に浮いている（汗

純粋なキャンパーは自分独り、周囲の方々は宴会の後は車中泊の様相。
一時は心配したが、川のせせらぎが上手く周囲の音をマスキングしてくれて、話し声などは気にならないし結構静か。

　　　　　　

近くに水場があって手をすすぐのに便利。
トイレは奥のほうにある。

　　　　　

ビールが美味い。
そして爽やかに冷たいＧＩＮ。

バーナーの上に乗っている100スキは１２～１３年前に流行った当時のモノ、流行モノ嫌いなのになぜか持ってる。
たまに思い出して使ってみると面白い。

ほろ酔いのイイ気分になったところで、今夜の寝処をつくりました。

夕暮れを前に夕日が射しました。

次々に来るワンボックス。

夕陽が奇麗。

夕陽を見ながらの夕餉としました。
ただし・・・簡便なジャンバラヤ味の炊き込み・・・具材にはシューマイ入り？という奇妙な一品。
ＢＧＭはカーペンターズの「ジャンバラヤ」という凝りよう（嘘。
何はともあれ・・・辛いので、冷たい飲み物が美味い（笑

　　　　　

とっぷり日が暮れました。
周囲には多くの人が居て宴会なのですが、大声の人がいないのと川のせせらぎのおかげで問題なく寝れる。

今夜も早い・・・ｐｍ9時を回ったころ、就寝。

明け方は雨だった。
テントを叩く音で目を覚ました。

しばらく過ごすうちに日が出てきて好天となってきました。
次第に暑くなります。

この上流側の場所は流れがあってせせらぎの音も大きい。
下流側だと淀みのような流れで水音も静かだ。

さて、野営を〆て帰路。
あっという間の旅でした・・・笑

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