奈曽川河川公園(秋田県)
2016年 6月

住所:秋田県にかほ市象潟町本郷字上の平
料金:無料

法体園地での気持ちのいい野営を名残惜しくも締め、朝早い時間に出立していました。
といっても、今日のアテはないのです。

そのまま法体園地に滞在すればいいのですが、自分の性分なんでしょうか次の展開にむけてアテもなく動いてしまうのです。



爽やかな早朝でもあって、今日も一日良い天気が続くようだと車内のラジオから告げていました。
せっかくだから次は眺めのいいところに寄りたいもの・・・
昨日、法体園地へ向かう時には鳥海山の素晴らしい風景を目の当たりに出来ていました・・・。

R108へ戻るように移動しているけれど、上笹子へ差し掛かりついでに「大平キャンプ場」を覗きに向かう。
あぁ、そうだった、何年か前にはここに泊まったのだが登山用の靴が車に無くて、その先にある登山口から丁(ひのと)岳へ登れなかった苦い思い出があった。

そんな思い出のために、今日のイベントにあの時のリベンジをしようじゃないか、との思いが頭をもたげてしまった。

     

そんなワケで、たちまち大平キャンプ場まで来た。
法体園地からここまでは割と近いのだった。

時間を見るとまだ朝一、7時半ころだ。
時間も充分、ここで山歩にしよう・・・笑。



丁岳(ひのとだけ)という。
標高1,146m

     

片道2.7kmほどのコースの山・・・胸突き八丁の急登の連続でなかなかキツイ。
縦走で周回コースで下りるのを想定しましたが、無理せずピストンとしました。
当然その帰りは転げるような急坂を味わいましたが(汗。



それでも、この山歩での褒美は山頂手前の横道に入って見えた、胸のすくような鳥海山を望む絶景に見とれたことです。
素晴らしい風景でした。

さて、山を下りると次の行先の思案だ。

事前準備の悪さでの山歩だったため、時間が中途半端だ。
こんなことなら、法体園地を撤収するんではなかったな・・・



疲れて火照った体をシートに預けながら、鳥海山の麓をぐるりと回るように車を走らせて日本海側に出た。
今度は、にかほ市側へ来た。
さっき見ていた鳥海山が、また角度を違えた山容となって望めた。

今回の野営の旅は、名峰・出羽富士を望む旅なのかもしれません。



さて、そうして今日の拠り所にしたのは馴染みの「奈曽川河川公園」でした。
鳥海ブルーラインから少し外れたところで奇麗に整っており、ワケ知りな野営愛好者にとっては大変な穴場の場所である。



まだ時間が早いのか、グランドゴルフや遊具、脇の奈曽川での釣り客などエリアに多くの人がいる。
整備された公園だから当然といえば当然、ここはそうした公園の一角でキャンプが許可されるだけの場所なのだ。
そうした中で共存しながら利用する。

管理棟にて利用受付をしてもらう。
いつもの愛想の好い管理人さんである。



サクッと張る。

     

大人数での利用も問題ないような、素晴らしく立派で奇麗な炊事棟、U字溝の炭火BBQ場。



トイレ棟も水洗式で清掃が行き届いていて奇麗。
これだけでもすでに、下手な有料のキャンプ場より格段に利便性が良く気持ちよくキャンプが出来ると思う。
ただ、昼間はグランドゴルフと共存ですよ(笑



湯の台温泉・鶴泉荘にて山歩の汗を流した

というのは受付の時に管理人さんは、こちらから聞くでもなかったのですが、一番近いこの温泉を教えてくれた。
先の山歩の汗を流しに、金浦温泉か遠くのはまなす温泉あたりにいくつもだったのです。
この湯の台温泉は鉱泉の加温であるが、すべすべの好い湯でした。

隣にはお酒屋さんもあり大変便利、ワンカップ一本買って公園へ戻った。
pm5時を境に公園にいた人々は一斉に退園していたようで、戻った自分ひとりの貸し切りとなりました。



山歩、ドライブ、温泉・・・
ちょっと疲れました。

そんな一日の〆の晩酌、ワンカップ高清水に豆腐。
しみじみ、美味しい。

     

ワンカップを持ち上げた先には昨日から望んできた鳥海山の姿があった。
やはり・・・結果的にではありますが、今回の野営旅は鳥海山を眺めるための旅なのかもしれません。



やがて日が陰り、夕闇に代わってきました。
暗くなると眠気が来ます。

     

今夜はさほど呑みすすむピッチが無い。
蒸し暑さは昨晩と同様で、少し風が欲しい。

早い時間ですがコットに横になるとそのまま寝てしまいました。
夜中のam1時過ぎ頃、バイクの音で目を覚ます。
脇を通り過ぎていったようですが、なぜこの時間にバイクが・・・?



明け方近くに寒さで目を覚ましました・・・
寝るときの蒸し暑さに、寝袋なしで寝ていたのですが、さすがに車から寝袋を出し中に入って明るくなるまで再度寝る。



今朝は天気が悪く、どんよりしている。
am8時を過ぎてまだゆっくりしているが、静かで誰も来ない。

      

炊事棟は本当に特筆もので、中は広く、かまども整備され使い易そうです。

      

場内風景。
モニュメントは鳥海山を望む背景ともよくマッチしていて、この公園のシンボルとなっている。



さて、もうそろそろ帰路に立つ時間だ。
やはり、また後ろ髪をひかれるような余韻を残しての野営旅でした。




END




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