久川ふれあい広場キャンプ場
2014年 10月

福島県南会津郡南会津町(旧伊南村)青柳字滝倉1080
料金:¥500/1ヶ所+¥200/一人

10月に入り、徐々に秋らしさを感じさせるこのごろ・・・
遠くには台風もいるのですが、かろうじてまだ大きな影響は無い・・・と、おもう。

今回の野営の行き先は福島・南会津方面です。
ゆったりノンビリ一人野営旅・・・コレが好い。



宮城県からR4伝いで福島・白河市へ南下します。
R289へスイッチして甲子トンネルを抜けて下郷町へ下り、R121へ出る。

夕方をまだ少し前にした頃合で今日の目的地、旧伊南村・青柳地区にある「久川ふれあい広場」へ到着する。



ここへの入り口の砂利道へ大型トラックが入っていき、その後に続いてこの広場へ入った。

トラックは管理棟の前から林の奥側へと行き、ガラガラと積んできた大石を下ろした。
その先では重機が働いており、どうやら護岸の補修工事を行っていたのだった。

場内にはグランドゴルフの練習だろう・・・地元の方が居られた。
その練習の邪魔にならないよう、巧いところの一角を定め幕体を車から降ろす。



栗の木があるのでその下付近には栗イガがたくさん落ちており、幕体を広げるには気を使う。
広場中央は夏草がまだ丈を残したままであり、踏み跡も感じられないことから直近の利用者の少なさを推測させる。



夜露を想定して屋根掛けする。
これで整った。

さて、普通ならここで楽しみの温泉へ出かけるところですが、夕方も真近くなった頃合で面倒になってしまった。
温泉は明日に回すことにして、このままとっぷりと野営モードへ浸る。

     

濃いコーヒーを淹れて、チビリと啜る。

     

一人での利用料は¥500+¥200で計¥700。
自販機脇の緑のポストへ利用カードと一緒に投入する。

     

pm5時を過ぎ、工事も終了し静寂になった。
西の空が少し色着いて来る。



暗くなるにあわせて灯器を稼動さす。



静かで穏やかな野営の夜・・・。

テントに篭るのがもったいない。
しばらく夜の情景を愉しむ。



最近の野営は早寝早起き・・・笑



明け方の冷えでの結露と雨に降られたのとで、幕体は大濡れ。
黒い雲に覆われた早朝だ・・・しばらくはそのままテント内に篭る。

ラジオで天気概況を聴くと、意外に天気は持ち直すとのこと。



am8時前・・・。
雨も止んだ頃合で撤収を終わらす。

好い野営を過ごせた・・・。
遠くまで来た甲斐があった。



楽しみの温泉は木賊(とくさ)温泉へと来た。
渓流沿いの岩風呂です。



時間も早いためか誰も居らず貸切でした。

     

ここは奥側の湯船底の岩の隙間から常にお湯が自噴している温泉だ。
コンコンと底から湧いていて溢れた分は隣の湯船へ流れて満たし、さらにその湯船からもオーバーフローして目の前の渓流へ排出されてゆく。

それゆえこの露天風呂には他からお湯が注がれない・・つまり「掛け流し」ではなく、「自噴湧き溢れ」というわけです。
湯の香も良くて温泉情緒をたっぷり感じさせるし、湯触りもスベスベとして心地良い。
多くの温泉好きの人達に愛される、この木賊温泉です。



小一時間ほど堪能しました。
「温泉トド」状態でした・・・笑



そんなわけで、福島・南会津の「久川キャンプ場」と秘湯・木賊(とくさ)温泉を愉しみました。

やはり、福島県は広くてそれぞれのエリアに特徴があってすごい。
開放的な浜通りに対してこの山間の奥深い会津地方・・・独特の雰囲気が感じられて、野営に来るにはとても好きなエリアです。

さて、湯上りの心地良さ・・・
車のサンルーフを全開にしてゆっくり走らす。

今日はドコに向かおうか・・・。





つづく




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