山奥某所の野営
2014年 5月


料金:無料

カーナビを見ながら、ふと脳裏に浮かんだ場所があった。

そこは8年ほど前に見つけて野営した経験がある場所・・・。
レポにはせずに、秘密の場所にしていた野営スポットだ(笑

いわば秘蔵の野営地とでも・・・そんな大そうな場所なんかではないが(笑
自分的に、非常にお気に入りの野営場所であります。

今回、初蔵出しのレポとなります。



この場所は山間部の奥地、知る人ぞ知る場所。
今はどんな状況になっているだろうか・・・?

期待に胸を躍らせて現地へ向かう。



以前(とは言っても、もう8年も前)よりも印象が好い。
周囲も明るくてスッキリした感じだ。



キャンプ場とはいえ、ひどく簡素な体裁の場所だ。
キャンプサイト、などと言う立派なものではなく駐車場にでも見まがうような只の広場だ。
がしかし、れっきとした無料キャンプ場。

         

水場(引き水で要煮沸)、簡易トイレ、立派な石製のテーブル、整地された平地・・・
野営には全く不足がないどころか、コレだけ条件が揃えば高規格のキャンプ場といえる。



イイ感じに張る。
なんとも雰囲気がいいね。

     

以前来たときは、広場の上部のほうは草ぼうぼうだった。
今回はすっきりとしていて、桜の一種だと思うが赤色の花が咲いており素晴らしく綺麗な風景だ。

     

だれも居ない・・・。
GWまっさなかなのに、完全貸切になれるのが最高。

     

八重桜がキャンプ場を飾っている。
花見酒は、さっきコンビニで買ったGIN&ウィルキンソン。



実に好い!
素晴らしいね、この野営情景は・・・。

     

キャンプ場の周囲もなかなか好い雰囲気だね。
相変わらずひっそりと静かな野営地だ。

     

静かに暮れゆく・・・。
夕日が綺麗だ。

この後はまさに漆黒の闇に覆われる・・・。
物音もしない静寂さ。



闇を切り裂くような閃光を放つ・・・真白い光だ。
遠くでホーホーとフクロウの声。

昼間は暑かったが、夜が更けるにつれて急激に冷え込む。
吐く息が白い・・・ジャンパーを着込んで丁度。



さて寝る時間だ・・・。
周囲を片付けてテントへ。



常夜灯代わりに点ける。
心地良い夜・・・登山の疲れも出てあっという間に寝入ってしまった。

翌朝



スッきり目覚め。
好い朝、爽やか。



う〜〜む、ほんとにお気に入りの場所なのだ。
ココをキャンプ場として利用するのは自分くらいなものなんだろう・・・WEB上でも一切ココでのキャンプレポを目にしたことが無い。



風に乗って花吹雪が舞う。
素晴らしすぎる情景に見舞われた。



去りがたし・・・
日がな一日ココに居続けようか?
などと、他のレポと同じことばかり言ってる(笑



名残惜しくなりながら秘蔵の野営地を後にして、旅を続ける・・・。
ここへは、また近いうちに来よう。




END




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