あだたら高原野営場(福島県)
2014年 4月

住所:福島県二本松市上葉木坂3-2
料金:無料

この週末は天気も良好のようでどこに出向いても良さそうだ。
あちこち遠征したい欲求を抑えて、近場への野営行きにする。

このところ、燃料代も高騰しっぱなしだしね^^)。
困ったものだ。

ということで、今回の野営は福島・二本松市のあだたら高原野営場であります。



荷を積む前に、車の冬タイヤを交換・・・。
タイヤ交換は、もうひと月先の5月になってからにするつもりでいた・・・つまり、その時期まで雪のある場所へ行くことを想定していたからです。
でもまぁ、あまり無理も出来ないであろうから、素直に交換と相成った(笑

さて、昼頃に野営場に到着。

     

野営場の場内は大変良い状態に見えた。
西側の端に幕体が一張りのみ置かれている・・・あれはきっと常連の大将さんのものだろう、今は不在だ。

     

どこも空いているが今回は場内の状況も好いので、これまでまだ張ったことのない位置にしてようかと思う。
風が強まらなければイイのですが・・・この野営場は結構、風が強く当たる。



この場所も、なかなかいいね。



遠目で見ると、場内の色合いに幕体が同化してまるで違和感がない。
自然な落ち着きようだ。
この幕体のカラーリングはそういう意図もあるのだろう。

こうしてみると、このあだたら野営場って結構広いキャンプ場なのだな・・・。
特に今は夏草の伸びていない時期だから、実効的に利用できる地面が広いのかもしれません。



あだたら山の残雪風景が綺麗だ。
ジツは今日の野営はあの山へ登ったあとで・・・とも考えていたが、出掛けのタイヤ交換を優先してしまい止めたのだった。



桜がちらほら咲き始めていて好い雰囲気。
今日は花見の野営だ。



今日の雰囲気もイイ感じ・・・。

      

時間はたっぷり・・・

いつもの温泉へ・・・岳の湯はイイ温泉湯です。
この界隈も桜が咲き始めていて、人出もあって賑わっているようでした。



温泉でゆっくりやって、テン場へ戻りました。

      

風呂上り・・・酒を飲むにはまだ時間が早いので、酒ではなくウィルキンソンで渇きを癒す。
時間があるので、このところの自炊続きで遊んでみる。
今日も野営シチューを煮込んでみる。



いつしか山には厚い雲が掛かり、風も冷たくなってきました・・・。
時間とともに吐く息が白くなって、冗談を越してまさにこの前までの冬を思わせるように、深々と寒さがしのび寄ってきた。



弱いながら風があって、場内で拾い集めた薪の消費が早い。
周囲の落ち枝を集めては焚き火を続けてるのに忙しない・・・。



夕方になりいつもの野営のウィスキーにする・・・。
かなり冷え込むのでHOTウィスキーにするか、などと思ってしまう。



日が暮れる前に、早めの夕餉。
暖まる・・・。
野菜と肉のごった煮・・・見栄えは悪いけれど、煮込んだ野営シチューは熱々で今日の寒さには丁度良かったな・・・。

とっぷり日が暮れたあと、先の大将サンのところで、もうお一人の愛読者さんと共に一献交わす。
今夜は場内4組ばかりの空いた状況だった。



翌朝

とても天気が良い・・・青空で気分も軽い。



急ぐ用もないので、昼頃まで滞在。
場内、最後の撤収となった。

今回は不思議に・・・すごく空いた状況のあだたら高原野営場だった・・・。
空気も乾いていて幕体はカラリと乾いている。



場内の桜は満開にはまだ早かったけれども、充分に季節の変化を味わせてくれた。

      

さて、今回はあだたら高原野営場でした・・・。
あだたら山の麓の高原地にあって、幹線国道4号や二本松ICから高原へは車で約15分ほど・・・
登山に温泉にと、周辺のロケーションも良い無料キャンプ場です。

このキャンプ場は今時期か晩秋頃がお勧めと思います。
夏は草が生い茂り虫も多く、トイレも近寄るのに気が引けるレベル・・。

またGW頃を過ぎたハイシーズンになると、大型バイクのキャンパーが増えてきます。
車種によっては爆音を伴って場内に進入してくるのと、翌早朝はまた爆音を立ててキャンプ場を後にしてゆくことがあります・・・
バイクが皆そうだというわけではありませんが・・・。
愛車を脇に置きたいのは解るけれど、隣接の駐車場も広いわけだしそこに駐車してほしいですね・・・。

そういう意味でも、今回は非常に好い雰囲気・状況での野営を楽しむことができました。
やはり、野営は空いた状況が条件の一番、と思ってしまう。




END




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