滝ノ沢ふるさと砂防アイランドキャンプ場(青森県)
2013年 5月
−GW野営単独行 3日目−
青森県北津軽郡中泊町中里地区
料金:無料
GW連休、野営単独行の3日目であります。
昨日は福島県南会津から出立し、はるばる秋田県の象潟町まで一気に移動し、奈曽川河川公園にて泊まったのでした。
なかなかのロングドライブだった・・・
そんなドライブのあとに、野営場所が決まってマッタリできたときが心地良いものなんです。
さて、今日も目一杯ドライブに精を出したい^^)
体調も万全、昨日のドライブ疲れも残ってない。
am8時頃・・・車をスタートさせた。
まずは日本海!海沿いに走るのだ・・・天気、相変わらずどんよりで小雨模様だ。
やがて秋田市内を通過して、さらに北上して能代の市街も通過する・・・。
そのあたりは、もう何度も見慣れた街中の風景だ。
そしてようやく秋田県を抜けて青森に入ることができた。
天気は悪いけれど、気分は上々・・・
やっぱりこの青森ウェストコーストの海岸ルートが好きなんだなぁ。
だいぶ走って来て深浦町。
自分のお好み野営地、広戸の「行合崎」にて休憩。
ココも今日は風が強くてマッタリできないなー。
うぅ、寒い。
なんなのだろう?今年のGWの陽気は・・・。
五能線と併走の場所。
このあたりもいいねぇ・・・。
いつか、ワンカップの酒でも飲みながら五能線の列車に揺られてみたい。
深浦町の風合瀬海水浴場にあるキャンプ場。
砂利広場だけでなく少しの草地もあって、よくある砂浜でのキャンプよりも快適な場所だ。
鯵ヶ沢まで来た。
焼きイカロードへ入る。
いつもの店で焼きイカを求める。
いつものチギリばぁちゃんも健在、黙々と焼いてくれる。
・・・あぁ、今日もイカだなぁ。(笑
さぁ、もうpm3時を過ぎた・・・。
さすがに今日は少しばかり早めに寝どころを決めたいと思う。
どこがいいかな・・・弘前方面は道路が渋滞気味だし。
見えてくるはずの岩木山は天気が悪くて、まったく望めない。
混んでるところには近寄りたくない。
人気(ひとけ)のないところでマッタリ寛ぎたいのです・・・野営とはそういうもの。
う〜〜ん、とは言ってもこの時期そんな都合のいいところが・・・
おぉ〜そういえば、これまたレポとしてはお初の場所があったではないか!
今回の旅では本当に閃きがよく、自分でも本当に感心してしまう!
こういう活動が金になれば最高なのに(凹
津軽鉄道ストーブ列車でおなじみ、終着駅のある中泊町・中里の山奥にある野営スポットだ。
約3年ほど前にも覘いた場所で、今回ようやく野営できるタイミングに恵まれた。
テン場はかなり狭くて、炊事棟の前にある草地がそのテン場だ。
テン場は二段になっており、その前には浅瀬の渓流が流れている。
コンセントが設置され、手配ができれば使用できる状態にしてもらえるかもしれない・・・まぁ、こんな設備はまったく要らないが。
さて、水洗トイレは綺麗で使用可能、炊事棟では飲用水も出せる状態・・・。
このキャンプ場は既に冬から目覚めた状態・・・。
今日はここでいいだろう・・・天気も悪いし、わざわざココに泊に来るような物好きもそうは居ないだろう。
きっと今夜は貸切になろう。
いかん・・・また雨が降ってきた。
濡れながら建てる。
炊事棟の水は電動ポンプで吸い上げるらしく、流し場の下で低く唸っているのが気になるが、少し離れるとそうでもなかった。
さて、今日はうまい具合に早めに寝どころを確保できた。
時間に余裕がある・・・
風呂に行くことにするが・・・
金木町まで戻ってきてしまった。
隣の「芦野公園オートキャンプ場」は大変な混みように見えた。
ココも花見の名所のキャンプ場ゆえ、今時期は混んで大変だと思う。
そんな風景を横目で見ながら温泉へ。
金木の老人福祉センターは2度目の利用だ。
ここは安くて綺麗で、お湯もいい。
あとはテン場に帰って一杯やるだけだから、のんびり気楽に湯に浸かっている・・・。
あぁ、好いね・・・旅情を感じる。
pm6時・・・テン場に戻ってきた。
場内には誰もいない。
昨日の酒が残っており、その天寿からやり始める。
この土地での地酒として買ったのは、長内酒造店醸造の「明ヶ烏 原酒」だ。
肴は、対面の山の木々と前を流れる渓流の川音、そして、この野営スポットの持つ独特の雰囲気だ。
今日は奢ったぞ(笑
鯵ヶ沢の焼きイカ、道の駅で買った「イカとキャベツの漬物」「赤カブの漬物」。
この野営旅は連日イカ尽くし・・・(笑
なんだかイカばっかり食べてる(汗
でも、これがやめられないよねぇ・・・燗酒との相性が良すぎて困ってしまう^^)
それに赤カブも、キャベツもシャクシャクとこれまたとまらない。
全部を今夜に食べつくすのは無理、明日の夕食に半分残しておこう・・・寒いから悪くならないはず。
雨が降ってきたのでテントに篭る。
例によって、津軽の地酒をやる・・・。
この酒、明ヶ烏(あけがらす)というのだそう・・・
自分的にはちょっと野営での朝のカラスの鳴声を思い起こさせて、イメージ的にイマイチな名前に感じる。
味はねっとりこってりで、濃厚な味・・・困った。
飲んでみるまで判らないからなぁ・・・
温燗ではなく熱々燗にしてみると、こってりした甘さが退いてモロミの香ばしい味が引き立ち、これならいい感じ。
いろいろ試してみると何とかなるものだね。
さて・・・急激に睡魔。
明かりを消してシュラフに潜ると、静かな水音と向こうの林で響く鵺鳥の声がBGMとなった・・・。
翌朝は雨音で目覚めた。
少し強い降り・・・。
am5時ちょうど。
しばらくラジオでニュースを仕入れる。
どんより〜〜雨がザァ〜笑
今日も湿った日なのか・・・。
小雨になったところで一気に撤収してしまう。
こうしてみると、なかなかいい公園ですね。
撤収の間、地元の方が散歩してきて世間話をする。
これはキャンプ場への手前にあるこの公園エリアの一角だ。
この一帯は奥地の感がして、全体にヒッソリしている。
気候の良くなる初夏から初秋にかけての人出はどうか知らないが、この場所も穴場のひとつと思っています。
END
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