あだたら高原野営場（福島県）
2013年　4月

住所：福島県二本松市上葉木坂3-2
料金：無料

今年もＧＷの大型連休の時期が訪れました。
今年は例年以上に天候が安定せず、未だ寒い日が続いており春らしさを充分には感じられないように思います・・・。

連休初日のこの日もなるべく天気のよさそうな場所を探すが、あれこれ検討した挙句この「あだたら高原野営場」へ落ち着いたのだった。



出立は昼過ぎで、県境を経て福島へ南下。

道すがらの状況は、日は射して明るいが強風に悩まされる・・・
走る車を大きく揺すほどの強風で、この先いったいテントがちゃんと設営可能なのか心配になってしまった。

あだたら高原野営場は風の通り道、あだたら山から吹き下ろしがある。

　　　　　

野営場に到着すると、見覚えのある車＆幕体。
昔のキャンプ友と偶然再会した。

今来て設営したところだと言う



場内はまだ閑散としている。

先の旧友と久しぶりの挨拶を交わしながら、この場の状況を確認する。
気にしていた強風は穏やかで、まぁ許せる範囲だった。

当初、この場所は一応確認のために立ち寄っただけで、この日の目標地は猪苗代湖畔であった。
しかし、久しぶりの旧友との再会と場内の状況とで、今回はココに腰を落ち着けることにしたのだった。

　　　　　

まずはこちらも風当たりの弱そうな場所へ建てる。



判で押したように共同湯「岳の湯」へ向かう。
いつもながら、イイ湯だ・・・たっぷり浸かる。



今が満開の桜・・・綺麗だ。



野営場には、折れた桜の木の枝がありその先の花も咲いている。



あぁ、いいね〜花見の野営だ！
折れた枝先の花がもったいないので、少し切って持ってきて幕体の中でも花見状態にする。

　　　　　　

夕方になって、場内にもテントが増えてきた。
この野営場はバイクのツーリングの方が結構多い。



チビリチビリと遣りはじめる。

今回はＮＩＫＫＡの「ハイニッカ」を手持ちの空瓶に詰めて持ってきた。
ペットボトルでは入手できたが、ボトルのが入手できない・・・店頭にはまず並んでないのだ。



このボトルが欲しいのだ！
70年代を思わせるような、このレトロ感がたまらない。
いわゆる安酒なのだが、濃い目の水割り・氷無しで呑むと甘さとほのかなピート香を感じて美味い。



日が暮れると、とたんに寒さが増した。
さっきまで風が強かったが、次第に落ち着いて穏やかな晩となった。

冒頭の旧友が来られて暖かい幕の中、花見で過ごす。
懐かしい野営話で、こちらも華が咲く（笑





翌朝早く、友人は既に発っておりテントは無かった。



まさに・・・今が満開だ。

さて、とりあえず今日は周辺をドライブすることにした。
まずは無料開放されている「磐梯吾妻レークライン」を通る。
そのあとは「磐梯山ゴールドライン」に入ろうとするが、路面凍結のためにノーマルタイヤとなっている自分の車は進入不可であった。

　　　　　

猪苗代湖の湖畔をみて回った。
秋山浜、舟津浜・・・それと、自分の秘密の場所だ（笑

今日の湖畔はどこも風当たりが強くテントをしならせていて、これではマッタリできなさそうだ。



まだ日の高いうちに、野営場へと戻った。
だいぶテントが増えた。

　　　　　　

やや風が捲く感じだが、注意して焚き火をやる。
例によって「ハイニッカ」・・・懐かしいこの銘柄を思い出して、今、チョッとハマり中なのだった（笑

なかなかイイ味なんです。

そんな頃、一人のライダーのＹさんと話を交わすと、このＨＰのご愛読者さまでした＾＾）
昨晩は、さっ見てきた秋山浜にて泊まったという・・・風が強くて大変だったようです。

今夜は状況のよさそうなココを宿に決めたようだ。



今回はとてもイイ感じの、お花見野営。
雰囲気イイね。

　　　　　　

せっかくの焚き火、この火で夕食の焼肉。
ハラの減ったミニととを黙らせるには、肉！笑

とはいえ、こうして焚き火の匂いと焼肉はとても相性がイイ。
ハイニッカの水割りもすごく合う。

　　　　　

先のご愛読者のＹさんが来られて、幕体の中で花見！
今夜も野営話で話が弾む。

それにしても、いろんな方々にこのＨＰをご覧下さっているのかと思うと、大変嬉しいものです。

程好い頃合で眠気。
イイ気分で寝る・・・。



翌朝
いい天気だ・・・今日こそ野営日和そのもの、と言う感じの好天模様です。

　　　　　

あだたら山の周辺は、まだ雪山状態だ。
快晴の空とのコントラストが映える。



綺麗なタンポポも満開。
周囲の桜も満開で花尽くしの野営だったなぁ。



ゆっくり撤収に掛かり、ライダーのＹさんと再会を誓って別れる。



帰路も気分よくドライブ・・・
快晴の空と雪の残る山々を眺めていた。

この先の連休も、天気に恵まれるとイイのですが・・・。




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