アユパーク舟形(小国川リバーサイドアユパーク)(山形県)
2012年 10月

所在地:山形県最上郡舟形町舟形
料金:無料

今回向かったのは、山形の舟形町の川沿いの場所です。

時節柄、こういった場所は芋煮バーベキューで混み合っていると想定される。
とにかく、客の多く集まる人気のキャンプ場というものが嫌いな性質が災いし、落ち着く場所が限られてしまう・・・。
今回も、先の状況が想定されていたので、多くは期待せずに現地に向かったのでした。



天気はパッとしない・・・雨でも降りそうな感じ。
出てきたのは遅い時間でしたが、現地には3時前に到着。



ピクニックを楽しんでいるグループが居たものの、そろそろお開きといった雰囲気。
となると、我々の貸切になりそうな予感だ。



水場からは離れるが、芝生広場の端のところに陣取る。

周囲の芝生は良く刈られて手入れが行き届いている・・・奇麗で最高だ。
但し、所々に芝生が剥げて土が覗いているところがある・・・火から下ろした鉄板や鍋を置いた跡で、芝生がダメになった痛々しい痕だ。
せっかくの奇麗な芝生、もっと穏やかに利用できないものかなぁ・・・こういうところで「ワイルドだぜぇ」はダメ(笑。



サクリと作業で20分少々・・・。
まだ夕刻には余裕も感じられるので、今日の野営の清めの温泉といこう。



車で5分ほどで、川向こうの高台に上ったところにレジャー施設があり、日帰り温泉の「舟形若あゆ温泉」にて温泉に浸かる。



ここは設備も整っており安価(¥350)で入浴でき、露天風呂からの眺めも最高だ。
ツルツルでリンス状の湯触りも心地良い・・・。
もう幕は設営済みであるので、あとはゆっくり温泉で癒されて戻るだけです。



夕刻の頃合・・・
幕営場に戻ると、ピクニックを終えて撤収の済んだグループも車に乗り込み帰っていった。

      

貸切となったこの芝生広場は、最高の居心地なのだった。
目の前に流れるのは小国川・・・この公園の入り口に鮎茶屋があり、鮎料理を食べることができる。
今年もこの川で鮎が釣れたのでしょうか?



今回は日本酒を呑む。



この数年、愛飲している「加茂錦・微濾過酒」です。
以前は、無濾過と表示していたが表現が正確でないため変更されたようだ(笑



ほんのり感じる秋の匂い・・・周囲の稲刈り作業から漂ってくるものだろうか。
そのわずかな匂いと、ぬるく温めた加茂錦の芳香がマッチして得も言えない・・・。

インスタントなおでんに燗酒だけれど、こんなんでも都会の店で飲み食いでもすれば、やはり何千円かの飲食代になってしまう・・・笑。
こうして東北の素朴な町の自然を五感で感じながら、何にも邪魔されずに楽しめるのは野営での大いなる歓びだと思うのです。



心配だった雨は降らずにいてくれる。
風も無い。

公園に入ってくる車も無くなって、静かに落ち着いている。
良い晩となった。



8時を過ぎた頃合・・・
そろそろ切り上げてテントに篭ろう。

シュラフに包まれるように横になると、心地良さでそのまま寝付いてしまったのでした^^)



朝方はよく冷え込んで、幕体への結露が激しかった。
気が付いてみたら、ほとんど真夏に持って来ている寝具類・・・ちょいと寒い感じはそのせいか(汗



外が湿っぽいので、幕中に居る。
7時頃、外に人の気配が忙しく感じる。
どうやら、地元のパークゴルフ大会がここで行われる模様だ。



テント脇にも設置された。
成り行きを見つつ・・・ちょうどテントを畳むタイミングであったので、撤収を進めてしまう。
そうか・・・コレのために芝の調子が良かったのかも??笑

9時近くになると、参加者が集まって来ていた。
入れ替わりに広場を後にした。

今回はてっきりこの場所は芋煮キャンパーで賑わっていて、野営は断念する雰囲気と想定していたが、結果は貸切で最高。
なかなか良い野営だったな・・・。





END





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