レークピア白水(白水川ダム公園キャンプ場)(山形県)
2012年 6月

所在地:山形県東根市泉郷後沢アザミ沢1484-3
料金:無料

梅雨の中休みのような状況です。
パッとしない空模様は相変わらずだけれど、なんとか雨は免れている感じ。

少しでも天気状況が良い方面、ということで山形へ・・・。
まずは野営がより一層味わい深くなるような山行の旅先を舐めてみる・・・。



よく風呂上りの冷たいビールが最高!とか言うでしょ?
冷たいビールが自分にとっての野営、水を我慢しての熱い風呂が自分にとっての登山。
って・・・??あれ?変なハナシだな〜(汗

まぁそんなワケでして、自分のお好みの野営場というのは結構登山口に在ったりしています。
そんなヒッソリした野営場は、その山の登山のためを主用途として設置したのがほとんど。
だから登山して泊まってこそ、その野営場への礼儀というもの。

さて、そんなワケで梅雨時・・・あまり遠くへ行けそうもないので、お隣山形。
いつも眺めていた黒伏山へと向かったのですが・・・

   

仙台から山形へR48を西へ向かう。
ニッカウィスキー工場の向かいの鎌倉山、通称ゴリラ山(山形方面からみるとそれらしく見える)・・・雲は多いが、それなりに期待できる状況だ。



ところが、黒伏高原のスキー場前の登山口まで来ると、黒伏山はすっぽり雲に覆われている。
う〜む、この状態では登ってもよろしくないね・・・。
せっかく早く到着したのに・・・

さぁ〜て、じぁ〜どうする?

ざっと見回すと宮城方向の空が明るい。
やはり山形の天気が悪いときは反対側の宮城方面が調子良いのだ。
宮城・山形は結構物事が逆だったりするんです^^)

ではと、たいして離れてないけれど・・・県境に座する山、面白山へと向かうことにしよう。
登り口は天童高原のキャンプ場だ。

      

面白山は数多くの登山コースがあり、ここはそのうちの一つだ。
天童高原キャンプ場は、スキー場の隣にある。
登山後の幕営に、このキャンプ場でもよかった。

さて、少し遅くなったが野営の前菜、面白山への山旅を楽しむことにしよう。
少し風が強いが、日差しも当たるような状況で山行には申し分ないでしょう・・・。
その様子はコチラをご覧ください。



面白山を周回して登山口に戻ってきた。
残念ながら山頂はガスが高巻いており、山頂からの眺望も全くダメだった。

      

さて、今夜のお宿は・・・この天童高原キャンプ場?
まぁ、雰囲気はよろしいのですがね。
おっと、ここは有料キャンプ場、泊まると¥810か。
時間も早いし、一旦麓に下りて温泉に浸かってからにしよう。



東根温泉の、こまつの湯にしてみた。
安くて奇麗で利用しやすい。
お湯はサラリとした湯触りで、茶褐色の透明な湯だ。

あぁ〜ザブンと浸かって、とっても良い気持。
さっきまでの山旅の心地良い疲れを、じっくりとこの温泉に浸かって癒す。



さて、結局本日のお宿は馴染みのレークピア白水となった。

      

いつもの広場に入る。
ダム側の端のほうは草ボウボウ・・・ここはダメだな。
やっぱり焚き火のやり残しの跡がある、枝も散らかしたまま・・・酷いもんだ。



まず、いつもの一杯を遣る。

     

貸切の営場になりそうだ。
サクサクと幕を設えていきます。



今回デビューのテントですが、こんな連結部分に手間取ったりして苦笑い・・・勘合し辛いの。

    

こんな感じ。
なかなかイイね・・・安価品でもちゃんとしてるし、値段以上の質は有ると思うのですが。
まぁ、ちょっとフォルムがこんもりしてシャープさには欠けるけれど、風雨にも強そうな感じさえする。



炊事棟下側の斜面には、白い花が一面に咲いて奇麗だ。

     

天気は悪いけれど・・・
幕体も設えてマッタリ、落ち着いた・・・。



トマトが大好物であります^^)
そういえば、白いダイヤ・・・そろそろ買いに行かなくては・・・ミネラル工房さん。

         

なんとも自分的に珍しい、ツーバーナーに鍋セット(笑
いやいや、トマトのスパゲティを食いたいだけで、こんな大仰なセットを持って来てしまった(汗
でもねー、これが堪らなく美味いんですよ〜〜^^)

     

イタダキマス^^
やっぱりね〜山歩きの後は美味いっす!!
スパークリングワインがあればもっといいかなぁ〜〜笑



満ち足りました・・・。
少しずつ暗さが増してきますね。

やっぱり、ちょっと雨が落ちて来ました。
少し早いけれど、テントの中に篭っちゃいますか・・・。



最初は大きすぎたかと思っていたものの、いやいや居心地は最高です。



昔キャンプ友に頂いた、お手製のLEDランタン。
カワイイもんでしょ?!

     

そのランタンの灯りのもと、明日は登りたい黒伏山の山地図を広げている。
この山は、クライミングの場としても名を馳せる迫力の岩壁を有する山なのだ。

まぁ、岩壁を登るわけでなくてちゃんと登山道が有るのは判っているものの・・・
できれば、朝早く出て縦走路を巡るコースを歩きたいのですが、天気がどうなるか。

日が暮れてとっぷり暗くなると、今日の面白山の疲れがドッときて眠気。
まだ宵の口ながら、もう寝ることにします・・・。



翌朝
am5時・・・

スッきり目覚め。
お天気は・・・どんより!



今日も天気悪いのか・・・?

      

今にも雨が降りそう・・・というか、もう降り始めているみたい。
トイレのあと一気に撤収。

しばらく車の中で様子を見るが、この調子では、黒伏山もまた雨雲の中のことだろう。
ツイてないな、と思いつつ不貞腐れるように二度寝。

      

こちら側のトイレも水が流されており、利用可になっている。
さて、しょうがないな周辺のリサーチでもしてから帰るか。



某所で遅い朝食をしているうちに、空模様は回復基調・・・
うむ、コレはいけるかな?



おぉ、黒伏山が見えてる!
よし!登る!!

     

スタートにはかなり遅くなったが、周回は止めて山頂とのピストンならなんとかなるだろう。
黒伏山・・・コレがまたスンゴイ山でした。



下山終了して夕方。
後は早く帰宅して風呂にザブン、冷え冷えのジョッキに冷たいビールを一気。
なのだが、この山形ときたらさくらんぼの時期だけに主要国道は大渋滞。
登山帰りの顔は汗塩が吹いてるし、喉は乾いてるし・・・ようやく帰宅できたのは暗くなってからでした。
言うまでもなく、風呂&ビールの喜びは最高でありましたとさ・・・(笑




END




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