三ノ倉高原キャンプ場(福島県)
2012年 5月

福島県喜多方市熱塩加納町米岡字梨木平地内
無料

風薫る5月であります・・・。
この週末は好天が約束されているようです。

野営に訪れたい場所は、お気に入りの場所は・・・それは沢山ありすぎて、収拾つかないときがあります。
この週末のように各方面天気の条件が良いとなると、なかなか行き先が決められないこともあります^^)
でも今回は安価に行ける近場が条件となった。

とりあえず、福島方面。
どこがいいかな・・・野営の雰囲気が充たされるような場所。



車を走らせながら、条件に合う場所を思い描く。
候補は、山形・米沢の「緑地休養施設市民の森」または福島喜多方・熱塩加納の「三ノ倉高原キャンプ場」となった。

市民の森で見る夜景には大いに惹かれる・・・
野営に居ながらあの米沢市街を一望にするのは、贅沢極むものです。
一方の三ノ倉、この時期はスッキリとして周囲の山々の風景も素敵だ。

うー迷う・・・^^)

そんなこんなで、米沢市に出てR121に乗ると一足伸ばしたくなってしまう。
米沢から熱塩加納に抜ける山間の大峠をドライブしたい。

新緑の風薫る・・・そんな絶好の日だ。
空いた道路、奇麗な新緑の風景に囲まれながら軽快に走ると、やがて長いトンネルを抜けて熱塩加納町(旧・熱塩加納村)へ。



三ノ倉高原への案内板。
キャンプ場は、ふれあいの森というところにあたる。

     

三ノ倉スキー場のセンターハウスの先の林道に入る。
途中、スキー場のリフトなどを横目で見つつ、林道を上がってゆく。



三ノ倉高原キャンプ場に到着。
今の時期、邪魔な草が無いのでスッキリして好いんです。



いつもの常場としている広場には、山菜取りの地元の方が休憩していた。
挨拶がてら、この地域のことなどいろいろと伺う。



山岳地図を見ると、キャンプ場の直ぐ隣に見える山が「三ノ倉山」ということで、約1,000mほどの山なのだ。
その三ノ倉山のことを伺うと、地元民にとっては松茸を取りに入る山という。
であれば、気になる登山道はないかと訪ねると、首を捻られてしまった。



そんな話をしながら幕を張る。
こうして、やはり草に邪魔されずに設置できると気持がいい。



夕方にはまだ早いのですが、ひと風呂浴びに来た。
「夢の森」というところ、¥300と安いのが嬉しい。
のんびり〜と小一時間・・・茹った・・・笑



野営地に戻りました。
この一角のロケーションがお気に入り。



三ノ倉山の右脇に望める山景・・・
飯森山、鉢伏山などの連なる山々だと思うが、イマイチどの山がそのピークなのか解らないなー。
なんにしても、およそ1,600mになろうかという高さには変わりがない。



その悠々たる山景をバックにして、野営場にあるこの枯れた白樺の樹がとても印象的に立っており、まるで絵画のようでもある。



ぐるりと喜多方方面の先に目を向けると、そこには磐梯山のトンガリが遠望できる。



いい感じにテン場に木陰ができてきた。

      

黒ビールが美味い・・・。
チェダーチーズが美味い・・・。
貰いものの棒ラーメン・・・東北人ゆえ少しビミョー^^)



日が翳ってきた。
うむ・・・とても好い野営地だと思う。



静かに夕暮れが過ぎてゆく。
暗くなるにつれすこしずつ、小さなランタンの灯が明るく見えてくる。



テントに篭って夜を味わう。
今夜の野営でのBGMは、フクロウの歌声のみ。

さて、頃合・・・寝よう。

     

翌朝もイイ感じ。
こうも連日天気が良いと、何か勿体無いような気さえしてしまう。

さて6時半、こうしてはいられないな^^
今日の向かう先を決め、夜露で濡れたテントを丸める。
この手のテントは建てるのも仕舞うのも楽でいい。



久しぶりの今回も、イイ野営だった。
やはり、今時期の三ノ倉は素晴らしいね。




END




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