達居森と湖畔自然公園(牛野キャンプ場)(宮城県)
2011年 10月

所在地:宮城県黒川郡大衡村大瓜牛野9
料金:無料

今回は近場のキャンプ場へ・・・。
通称、牛野キャンプ場です。
ニミととをピックUPして向かう。



昼過ぎに現地着。
きっとテントが数多く並んでいるだろうと予想して向かったのですが、遠目には見当たらない・・・お!空いてる!!
近づくと、薄緑色の参天が一張・・・。

なんと、偶然!
シンイチ(大将)さんではないですか!
今やブログ上では大将さんだが、自分的には昔の呼び名のシンイチさんが馴染む。
シンイチさんとは古い付き合いで、この牛野や福島・秋山浜でも良く一緒に幕ったものだ・・・
ちなみにその頃の友人には、笑’sの笑さんも一緒に居る・・・あぁ懐かしいな。
そんなシンイチさん・・・先月に、あだたら高原Cで会って話したばかりですね。

     

天気が崩れて雨の予報なので、屋根を設えます。
シンイチさんはソロで来ていたのですが、偶然の出会いに感謝して合流です。



ダムには水が張って、本来のダム湖の装い、風情です。
紅葉にはまだまだ早い状況です。

     

もうミニではなくなっちゃたけど(笑、一応ミニととが自前のテントを建てた。



やっぱり、余分な草がないと足元がサッパリした感じで、とても善いキャンプサイトに見えます。



タープの幕下に落ち着いて正面を見ると、イイ感じ。
そんな折、G親父さんも到着。



途中、作並のNIKKA工場に寄って土産を調達して来てくれた。
スナックモルト・・・ビールにも、当然ウィスキーにも合うツマミです。
ワタシは、袋も嬉しい!キング・オブ・ブレンダース!!



一気に夜の部・・・。
周囲には団体さんも来ており、だいぶ賑わいだした。
でも・・・大いに楽しいのでしょうが、深夜までも続いた遠くまで聞こえる歓声は控えたほうが良いのでは・・・。



やはり、仲間との野営ならこのくらい(せいぜい3、4人)での集いがベストではないだろうか・・・
お互いに落ち着いて静かに話しが聞けるし、聞いてもらえる。

やたら人が多いと只の宴会、その宴(うたげ)は街中に用意した個室でやればよろしい・・・それは野営というものではない。
野営とは個人単位で、他の多くと交わらず質素・簡素に、そしてその宿営した場所と対峙し粛々と完結させるのが最上なのではないだろうか。
それが野営の最たる愉しみなのではないか?



寝る前、ウィスキーをワンショット遣る・・・
左のショットグラスがGさん、右はおなじみ私のグラス・・・。
酒はどんな酒でもがぶ飲みなどしない、舐めるように味わって遣る。



さて、寝ましょう・・・明日は早く帰らないと・・・。



明け方・・・酷い大雨。
大粒の強い雨に打たれる。
私の古くてボロい無名ブランドのタープは、しっかりと大屋根として機能し、幕下のテーブル類を濡らさずに守っていた。

前夜は雨が落ちずにイイ感じであったので安心していたが、やはり予報どおり大雨となっていた。
早朝に帰らねばならない必要から、自分は簡易な幕体下で寝たのだが、この大雨にはフロアレスの幕体は結構大変だ。
しかし、重装備と過剰な快適さを求める装備は嫌いなので、グランドシート一つに夏用シュラフの簡易スタイルで寝た。
・・・危うく寝てる背中が水没するところだった(馬鹿

こんな土砂降りにやられても、両手で持てる位の小さなたった幕一枚、クシャクシャと丸めてスタッフケースに押し込んでお終い。
帰ったらパッと広げて物干しに掛けて置けばいいから、簡単なもの。
ラフに簡便に使ってこそ活きる幕体だ・・・鑑賞じゃなく使うから道具といえる・・・その程度のモノで充分なんだ。



依然として雨は続き、しかしながら一番発ちせねばならないゆえ、タープはG親父さんに託してキャンプ場を後にした。
振り返ると、静まった湖畔・・・湖水が満ちて周囲の山には霧が被っている。
かつて昔、血気盛んにこのキャンプ場に毎週のように集っていたころの記憶が、走馬灯のように巡った・・・。




END




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