奥森吉野外活動基地親子キャンプ場(秋田県)
2011年 10月

住所:秋田県北秋田市森吉森吉山麓高原1
料金:無料
※飲用水は持参のこと

この週末、普通ならば三連休なのですが自分は二連休の状態であります。
青森方面などの遠方へと野営旅へ出向きたい欲求は大きいのですが、やはり叶いません。

今年は思うようには旅が出来ないでいます・・・。
自分のこのHPで過去レポを見てみるに、結構いろんなところに行っているのね・・・なんて感心するのは、なにか馬鹿みたいですね〜(汗



さて、今回も魅惑の青森野営旅を断念して向かったのは、秋田・森吉の親子キャンプ場です。
丁度、キャンプ友の三太夫氏も行っているとのことなのだった。

遠方、長距離を断念したとはいえ、どうして、この秋田森吉も、当方の宮城方面からは結構な距離感はありますね。
初めの頃は快晴の空の下、心地良くドライブをしていたが、秋田に向かうにつれ雨模様となっていた・・・。
そんな筈ではなかったのだが・・・予報の嘘つき(笑

     

小雨もぱらつく状況、森吉山荘前まで来た。
キャンプ場のある森吉高原への、最後の分岐です。
ここから約10km上ってゆかねばならない。



延々と10km、これがまた遠く感じるんですよ。
紅葉もまだ早く色付いていない。
紅葉になれば、さぞ綺麗な風景と思うのですが・・・。



管理棟に寄って受付を済ます。
キャンプ場はこの先さらに約1kmを進む。



三太夫氏の居場所はすぐに見つかった。
どうも留守中のようだ。

     

勝手で申し訳ないけれど、雨もぱらつくのでさっさとタープ同士を継いで張ってしまう。
場所は広々していて開放感があって、ごちゃごちゃしてないのが良いね。



炊事棟は閉鎖の棟もあり、今回居る場所からは少し遠いところにある。
今日のキャンプ客は結構おり、場内は賑わっています。

     

オートキャンプ場ではありますが、あまりギスギスしない雰囲気なのがGOODであります。
これで利用料は無料ですよ。
無料のオートキャンプ場・・・穴場的なキャンプ場なのですが、好条件なので当然その筋には名が通っていて誰もが狙う人気のキャンプ場でもあります。



さて、留守だった三太夫さん組が戻ってきました。
三人で桃洞の滝まで散策して来たそうです。

この親子キャンプ場は、森吉山への登山ベースにもなり、また多種の自然散策コースがある。
できればゆっくり連泊して、そうしたアクティビティを堪能する為のベースとして過すスタイルが理想なのだと思います。

     

これはミニととの秘密基地^^)・・・改めてゆっくり観察してみる。
オートキャンプ場とは言え、ほとんどフリーサイトの状態で、広い場内にはそのようなエリアがたくさんあり、どこでも選び放題。
そんな広いところなのに、こうして木と木の間のこじんまりした場所に張る・・・いつもの荒れた野営場での習性かもしれない^^)

そんな頃合でキャンプ友・安倍氏も到着、お久しぶり。



いつもの美味い銘酒、NIKKAの宮城峡。
これは本物のウィスキーの味がする。
今となっては非常にレアなNIKKAグラス・・・これで遣るのが正統です^^)



ここは高原地、今時期の夜は結構冷え込む。
炭火がとても心地良い晩です。
幕下に集う6人・・・いろいろと話が盛り上がってます。

夜も更けて・・・



寝る前の二次会は、安倍氏の参天にお邪魔した^^



軽く一杯引っかけて寝ることにしよう・・・。
野営時以外は全く酒を飲まなくなったが、こうしてたまに本物のウィスキーを頂ける機会に恵まれると、本当に大事に味わうものです^^)

さて好い酔い心地・・・
自分のテントに入りシュラフを整えて入り込むと、ヌクヌクと暖かくなりすぐに寝入ってしまった。



翌朝・・・。
天気が良い・・・空が明るく澄んだ青色。



炊事棟、トイレの大変立派な施設。
といれは水洗式で大変快適、シャワーは使用不可。
水道の水は煮沸飲用となっていた。
受付のときに水道の蛇口ハンドルを借りておき、そのハンドルで水を使う仕組み。
このハンドルがないと水が使えない。



サイトの下方の周囲は一面のススキ・・・きれいですねぇ。

すると、炊事等脇にあった無人のテント・・・一時の風に煽られて、コロコロとこのススキの原に落ちてしまっていた。
そのまま見過ごすのもナンなので、生茂る草にまみれて斜面を下りて行き、飛ばされたテントを救出!
炊事棟の手すりまで運び戻し、ロープで固定して置いた・・・何方のかは存知ませんが要注意ね。
ペグなしで置いておくと風で飛ばされますよ、それに大変良いテントなので盗難の危険もあり(もー、私も欲しくなりましたよー笑)。



あぁ、今日は素晴らしい野営日和・・・。
連泊したい・・・。
後ろ髪を惹かれる思いで、ズルズルと撤収して散会。



ちなみに、今回居たところはNo55サイト付近でありました。
キャンプ場への入り口側であります。

そう言えば、昨年も同じ日にこの親子キャンプ場に来ていました。
高原なのですが、思ったほど紅葉は進んでおらず期待はずれ。
しかし、先の三太夫氏が撮影した桃洞の滝への遊歩道周辺の写真によれば、それなりに色付いていてイイ感じだ。

オートキャンプ場というのは、大抵は特有の人工的な野趣薄い場所が定番。
しかし、この親子キャンプ場は人里離れた不便で秘境ムードゆえに、サイト自体の野趣は薄いがキャンプ場の雰囲気は意外に良く感じる。

今月(10月)で営業は終了だ・・・この連休が今年最後の賑わいとなったのでしょう。




END




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