レークピア白水(白水川ダム公園キャンプ場)(山形県)
2011年 9月

所在地:山形県東根市泉郷後沢アザミ沢1484-3
料金:無料

あだたら高原野営場での野営の翌日であります・・・。
ミニととは用事があるので、一旦自宅に寄って置いてから独りで再出立するんです。(笑

今日の出向き先は、山形・東根市の白水ダム公園のキャンプ場です。
今日は天気も良くて秋らしい日、こんな日の山形はどの場所も名物・芋煮パーティーで賑わっているのではないだろうか?
余談ですが、宮城県民の私の好みは山形の牛肉醤油タイプのヤツであります・・・ま、どーでもいいか(汗
宮城などの味噌味の芋煮スタイルは、豚汁と然して変わらないし・・・(以下、自粛^^)



そんなことで、芋煮を作りに向かうわけではなく、山形の野営地・レークピア白水であります。
野営場へ行く前に、温泉でお清めです。



オオタ湯・・・いつもの手軽な温泉を楽しんだ後、いよいよ野営地へ向かいます。

ダムの管理事務所を過ぎて奥へ進んだところで、道路を車が塞いでいて止められる。
何事かと聞くと、側溝に脱輪して脱出作業中という。
しばし待機して通り過ぎると、100mも行ったところでまた別の車が同じように脱輪していた・・・(汗
う〜〜む、この時間にこんなに車が往来してるとなれば、この先のダム公園は芋煮会の人たちで賑わっているんだろう、と容易に想像できる。

     

現地に到着してみると、予想したほどの混みようではなく、まずは一安心。
山で日陰が広がり、芋煮パーティーもそろそろ終盤のようです。
自分のいつもの定席の野営場所には、残念ながら(失礼!)先客のファミリーが設営を終わらせているところだった。



広場の端のほうに、ちょこんと陣取ります。
杉林に周囲を囲まれた感じの雰囲気が、この野営場での落ち着く風景となるのです。
5月頃だと、この杉林から鵺鳥の金属的な声を盛大に聞くことが出来、情緒満点なのだ・・・その時期も野営にはとても好い。

     

後張りでタープを設えてしまい、何度か位置修正して落ち着く。
うむ、今回もなかなか良い感じに仕上がった・・・かな?笑



タープ下に腰を落ち着けると、これはこれでいい風景です。
温泉上がりの余韻が残っていて、夕暮れに向かうヒンヤリ感の風を心地良く受けている。



オオタ湯を出るときに、そこにあった観光パンフレットを幾つか持って来ており、丹念に記事を読む。
ごくたまにですが、こうしたパンフレットには新たな野営地に通ずる情報が隠れていることがある。
なかなか侮れないのです。



夕暮れの雲に色が付きだして、広場の芋煮パーティーも終了した。
徐々に静かになる野営場・・・。
そろそろ夜の支度をしよう。



羽虫も飛ばないので、明るく点けても快適な様です。



夜になり、向こうのほうには水銀灯の明るい灯りが点いた・・・あの周囲はその明かりが邪魔なことだろう。
今回のこの場所は、その水銀灯の灯りは遠く向こうに見えるのみで、全く邪魔されない良い場所だ。

持参した灯りが自分のサイトにポツンとあって、闇の中に独り佇んで過すことが出来ている。
こうした雰囲気に浸る時間が、自分にとっての贅沢、野営の味です。
しばらくはこの状況で、今夜の宿営地の夜を味わって過ごしています。
やがて更けた頃合・・・寝る。



翌朝。



結構、外は寒い。



よほど冷え込んだのだろうか、昨晩との気温差が大きかったのだろうか、幕体は大変な濡れようです。

     

運動広場側にある簡易トイレは、故障のため全て使用禁止状態であった・・・
炊事棟にあるトイレを使うように書いてある。
確か、炊事棟も例年10月中には閉まるような気がする・・・。
シーズンオフ期間はこの簡易トイレが頼りであったが、きっと修理などしないだろう。
ひょっとすると今年は、芋煮シーズンが終わればこれで打ち止めの可能性があるやも知れない。



やがてテン場にも日が差して暖かさが増してくる。
このまま幕体を乾燥させよう。

     

う〜〜ん!
気持ちの良い日差しです。
幕営場所も、この辺りが心地良い場所のように思う。



ちなみに、本来のテントサイトは炊事棟の上の方にある。
マスが小さいので、一人用くらいの小さなテントでないと乗らない。
夏草が生茂っている場所なので、ほぼ利用できない状態の期間が長い。
気が向いたら一度くらいは試さなければならないだろうが、やはり、今回のような快適で気持ちの良いあの場所のほうが魅力的だしね・・・。

さて、昼前・・・今回はたっぷり滞在したな。
そろそろ時間だ、この野営を閉じよう・・・。
今年中にまた来られるといいな、と思いつつ帰路とする。




END




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