行合崎キャンプ場(青森県)
2011年 8月

所在地:青森県西津軽郡深浦町大字広戸
料金:無料(夏季有料期間中は¥1,500/張・6人迄)

あぁ〜〜、暑い!(汗

8月になってまた暑さが本格化したんだよねぇ・・・って、真夏だもの当然だよね。(笑
早く、野営に快適なカラリとした晩秋の頃になってもらいたいな。

その日は蒸して寝苦しい晩だった・・・。
夜中何度か目を覚ましての明け方、am4時である。
もう東の空は明るくなりかけている。



今日も暑くなりそうなので、それならエアコンの効いた車でドライブに出ていたほうがいいのじゃないか?
・・・なんて屁理屈を盾にして、気だるい体を起こして静かに荷を車に積めるのでした。
ジツを言うと、今日は野営に行くつもりは毛頭無かったのだ・・・けど、この夏の蒸し暑さが悪い(笑

そんなこんなで、夜明けとともに早い出立となりユルユルと車を滑らせていった。
とりあえず山形、秋田へと主幹国道で北へ上る。



いやー、唐突になまはげ!笑!!
男鹿半島まで来てしまいました^^)
まだ朝を過ぎた早い時間です・・・我ながら驚き。



ついでだから、男鹿半島をぐるり一週。
外は暑いぞ!
でもドライブは快適で気持ちいい・・・道路がスイスイ空いてる。

今回は何の目的も無くブラブラ走ってるだけなので、観光目標が何も無い・・・。
せっかくの見所満載の観光地なのに、車を走らす以外特に寄りたいところが無いのだ。
それにこの辺りのキャンプ場のありかは頭に入っていて、自分にとって特に穴場と思う場所も無いのはわかっているからだ。
今の時期、海水浴場に行って覗けば例外なくその脇の林などがキャンプする場となっていて、海水浴キャンパーたちで賑わっていた。
そんな感じで、夏っていうのは泊まる場所には事欠かない。

さて、男鹿半島を一周してしまった・・・。
どこ行こうか・・・。



なんと・・・このあと・・・
男鹿を離れて、内陸側の山奥、竜ヶ森キャンプ場へ・・・丁度、昼なのでここでラーメンを煮る。
ドラゴンハウスで少し昼寝。
いつもながら、お好みのヒッソリ野営場だ、ここは好い!

がしかし、今は全然時間が早いので今日はここで野営しない。
それに夏は伸びた草丈も煩わしいので、秋深まる頃に再訪予定とする。

じゃ、次!
藤里町へ北上して、くるみ台キャンプ場。



なんと黒石林道が完全に舗装されちゃった・・・これじゃもう林道と呼べないよ・・・!?
以前のここは荒れた砂利道で向かうから自分の野営も雰囲気がもり上がったのだが、こうも易々とアクセスできると良いんだかなんだか・・・。
ま、この先は、世界遺産白神山地への秋田側からのアクセスルートで観光エリアなので、ハイカー客を運ぶバスなどの利便性を良くしたのだろうね、きっと。
けどなぁ・・・何でも便利、快適になってしまうのはなぁ・・・。



さて、この日のキャンプ場内は賑わっております。
また別の機会にしましょう・・・野営場は逃げない。

さて、そろそろ落ち着いても良い時間ですよ・・・。
出来ればここで荷を降ろしたかったな〜もう今日は結構走ったしなぁ。



こうなると次の行き先、今日の寝床はどうするか・・・
う〜〜ん、そうだな、津軽まで上がって・・・かな?遠いなぁ。

とりあえず藤里町へ下りてR7へ戻らなくちゃ。
そこでどっちかに舵を切らねばならないが・・・

・・・なぜか能代方向へ・・・笑。
突然、日本海に沈む夕陽を見たくなってしまった^^)
結局、午前中に走った男鹿半島のつけ根の北側へ戻ってしまう・・・壮大な寄り道だったのか??

懐かしいR101へ抜けて、日本海の海岸沿いを走る・・・大好きなドライブルートだ。
八森のハタハタ館に寄ると、もう既に今日の食料は持ってあるものの、いろいろあってまた買ってしまった・・・今夜の夕餉が楽しみだ。

それで結局、深浦町まで来てしまった。
こうなると、岡崎キャンプ場とか、大好きな行合崎キャンプ場、はたまた町民の森キャンプ場となる・・・だが、今時期は有料なんだな。



結局、お気に入りの行合崎キャンプ場に落ち着くことにした。
もうpm4時となり、これ以上の移動はしたくなくなっています。
なんだかんだで、考えもしていなかったこの場所なのか・・・笑

ここも、今のレジャー時期は人が多くテントが3張ほどあり、それにBBQのグループもいるがこれはもう帰り支度中だ。
状況を判断するに、ギュウ詰めではなく空いた感じなので、幕る事に決めた。

      

奥のほうから広場へ下りる。
相変わらず、良い雰囲気だ・・・
思い入れの強いこの野営場所なので、自然に気持ちが高揚してしまう^^)



この線路を挟んでの距離を荷運びせねばならない。
今日はまさか、ここで野営するようになるとは考えもしなかったので、なにも準備してない。
なんとかバック一つに最小限必要なものだけ入れて運べばいいだろう。
・・・とはいえ、やはり小物を忘れてもう一往復追加するハメになってしまったが。

     

噴出した汗を拭いて、ようやく落ち着いた。
まだ時期が早いかなとは思っていたけれど、やはりお気に入りの場所ゆえ自分には満足だ。
う〜〜ん、好い・・・ここの雰囲気は本当に好い。

      

海岸周りを散策。
テントの前には赤い実が多くなっている・・・なんだろ?
コレは、ハマナスの実だ。
私は恥ずかしながら無知でしたが、この実は食べられるそうで、ジャムが良いらしいです。



さて夕刻。
念願の夕陽は・・・今日は見られるかな〜。



さっきの、ハタハタ館で仕入れた今日の夕餉。
秋田八森のものですが、青森深浦ともそれほど大きく郷土色は変わらない。



イカ酢漬け、はたはた焼き、いか・たこ串天。
イカ酢漬けは、青森鯵ヶ沢のほうだと、モチ米も入る。



それにしても、全部お酒の肴(アテ)ばっかり・・・^^
そしてどれも美味い!



ささっ、そろそろですよ!
あ〜〜良い感じですね。



う〜〜ん!素晴らしい!!
もう、これぞ泣ける!っていうくらいに見事な夕陽。
まさに・・・絶景!

     

次第に空を真っ赤に染めて、今日の夕陽が沈んでいった・・・。
すばらしいなぁ・・・。
は〜、見入ってしまった。

     

感動で身震いしますね・・・最高です。
幕下に腰を下ろし、静に一献やりつつ眺める。



とっぷり暮れて、風も涼やかで気持ち良い。
向こうには、深浦の街明かりが見える。

しばらくすると長いドライブの疲れも出てきて、もう眠い。
今日のテントはパネルを開けると通気が非常に良く出来るので、風が通って夏でも涼しく寝れる。

波音が更に眠気を誘う・・・。
おやすみなさい。



少しどんよりした朝。
穏やかな雰囲気です。

     

涼しいですねぇ。
気分良く散策。

     

海水温は驚くほど高くて、すご暖かく感じる。
外より海に入っていたほうが温まりそう・・・。
よほどこの夏の暑さで海も温められているのでしょうか。



さて、少し早めに撤収・・・。
階段を上がって見下ろす。

名残惜しい・・・。
昨夕の夕陽は見事で忘れられない絶景だったなぁ・・・。
海水浴シーズンが終わり、人も居なくなった頃にまた来たいね。




END




掲示板に、ご感想をお寄せくださると大変嬉しいです。
掲示板

home | page top | back | next