仁賀保高原キャンプ場
2011年 8月

秋田県にかほ市伊勢居地字太郎林
料金:\400/大人、\200/子供
全区画で11サイト

夏の暑さが戻って、また蒸し暑い日が続く。
夏はイヤです、嫌いです・・・魔夏?そりゃ暑くて不快な季節だからね〜(笑
とは言え、秋とか冬とかの好い季節は、この夏の暑さを我慢してこそ巡って来る季節だからねぇ・・・。

まぁそんな愚痴を言いつつ、この暑さの中にでも幕体を積んで出かけてしまうのが・・・こんな自分なんだな、どーしょーもない(自虐
今回は高原の、少しでも涼しげなところに出向いてみよう。



本日、秋田方面以外は雨模様の地域もあって涼しげな所もあるのだが、やはりこの蒸し暑さを考えると、湿度が少しでも低いと予想される方面が良いと思う。
今回向かっている仁賀保高原・・・ま、多少はふもとの街よりゃ暑さはマシだろう、と思ったわけです。
「飛の崩れ」も考えて思いがよぎったが、この好天模様では直射日光に焼かれて、のんびり落ち着いては居られない。

それに、どうも青森の行合崎の野営を味わって以来というもの、あれほどお気に入りで入り浸っていた飛への執着は無くなってしまったようだ。
それほどに、自分にとってあの行合崎での野営は魅力的・・・そう、8月を過ぎればあの海岸沿いもだいぶテントが減る、そのわずかな頃合いがベスト。

さて話は戻って・・・
宮城〜山形〜秋田へと移動です。
酒田、吹浦・・・県境を越えていつもの小砂川、象潟。
金浦を過ぎて、にかほ市へ。

海沿いから高原へ分岐し、巨大な風力発電の羽を眺めながらキャンプ場に到着。
キャンプ場内の管理棟は無人。
手前のひばり荘に戻って受付だと言う。
受付をすると、ノンアルコールビールを一缶サービスで貰う。^^)

さて、サイト選び・・・
既に先客が数組入っている。
車を降りると、大量のアブが飛び回っていて煩い。



このキャンプ場は、全て区画サイトになっている。
受付時に、どこでも好きなところで良いと案内されてはいるが、サイトの其々が点在する様式でどれも違う形、広さ。

自分にとっては勘が狂うというか、なんとも・・・普通にお客さんが居る「ちゃんとした」キャンプ場だとなにか落ち着かないね。
そんな個人の心理的な落ち着かなさとは別に、ここの区画のそれぞれはお互いに干渉されず、いい感じだ。
施設は炊事棟とトイレ・・・トイレは水洗式だが中は臭くて近寄りたくなかった。

さて、見て回るとキャンプ場のサイトはたった11区画のみ。
大半の区画は広いサイトが多くゆったり使えるのは良いが、11区画が満杯で混み合う時は、到着しも泊まれないときがあるかもしれないね。
今回は都合よく、奥にほうに木陰で涼しく広い区画が空いており、そこにすんなり決められたのでした。



こんなに広い区画サイトが貸切です。
安価な料金を考えると、かなりリーズナブルと言える。
ただ、やはり有料の管理キャンプ場というのはどこかしらワイルドさに乏しく、野営場所としての面白味に欠ける嫌いはある・・・そこは自分には大きく重要な点なのだが。

     

木陰たっぷりのサイト・・・。
よしよし、空気もカラリとして涼しいじゃん!(笑
狙い通りですよ、と、ほくそ笑んだりして・・・。
う〜む高原地はいいねぇ、来てよかった。



しかし、まぁ、こんな広い区画を貸切でポツンとこじんまりとしてるのは、なんだか勿体無いような気がしちゃうね(笑
でも、ほんとに爽やかな感じでいいね。
蝉の声の合唱も心地好く聞こえる。

         

日が暮れる前に、早めに夕餉。
ご飯が炊けた頃合で、卓上焼肉。
今日の一献は、秋田にかほの地酒・飛良泉(ひらいずみ)。



しばらくして日が暮れました。
静かで好い感じです。



ミニととは花火三昧・・・あぁ、夏の夜だねぇ。
花火の閃光を遠目で眺めながら、物想いに耽ってチビリと一献遣っている。

あっという間に、今夜も更けました。
寝ます・・・ん〜今夜は涼しい。



木陰のおかげで、朝も暑くならずに心地良く起きる。
早くから蝉の声。



朝食をゆっくり済ますと、あとはやる事も無く、早いけれども撤収作業。
カッと日が射して暑くなる頃には終了。
周囲を一周してキャンプ場を後にする。



鳥海山がクッキリ望めた。
帰路に着く前に、ゆっくりとこの周囲の高原エリアを見て回った。
この辺りの高原エリアにはキャンプ場も数箇所点在し、牧場やレジャー施設もあって結構人出があって賑わっているようです。

さて、仁賀保高原キャンプ場、自分にはお初の場所でしたが、今回はそれなりに好い心地でした。
やはり、混まないキャンプ場はいいなぁ。





END




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