法体園地キャンプ場(秋田県)
2011年 6月

住所:秋田県由利本荘市百宅字奥山
料金:無料

今回は割と早い持間に出立できる。
どこか遠くまで行けないかな?・・・なんて思ってます。

このところ連続で宮城から西側の方面へ舵取りして向かっている・・・
そしていまは山形県内を通過中・・・先週は金山町だったし、連続で同じ道を移動してる。(笑

天気も良く、目に映る新緑が一週毎に濃くなっているのが判る。
さて、今回はどこが良いのだろう?



スムーズに早い時間で移動できており、いっそのこと遠くまで行ってしまおうか?
なんて思いつつも、反面、早めに落ち着くのも良いかな、とも思う。
そんなこんなで、先週来ていた金山町を通過中。

頃合で目的地を法体園地へ決めて向かうことにする。
そう言えば、去年も同じ6月に法体園地へ幕営に向かったよね・・・なんだか年単位で同じ事を繰り返しているんじゃなかろうか?(笑

さて、秋田への県境を越え、院内でR108へ分岐し松ノ木峠を越えて由利本荘市・矢島・・・猿倉温泉へ至る。
早い時間だが、温泉に浸かってのんびりしたい。



悩まずに、鳥海荘へ。
子供と二人合わせて¥500はリーズナブル。
ツルリと、まるでリンス液に入っているかのようなツルツル感、ph8.7のアルカリ性の湯。
宮城で言うと、中山平温泉のお湯と似ています。

温泉を楽しんだ後は目的地の法体園地へと向かう。
来た道を戻るのではなく、隣の鳥海オコジョランドスキー場を過ぎて観光道路に進み、ぐるりと回りこむルートで向かいます。
新緑がとても綺麗だ・・・。



法体園地に到着。

      

緑に染まった場内が清々しい雰囲気で、とても好ましい場所です。

     

ただ・・・天気が悪化しているのです。
風が強い。
雨もパラついてます。
それでもとりあえず、幕を出してみました・・・が。



強い風に煽られて駄目ですね。
この風雨では幕下でマッタリ過ごすことは出来ません。
そうと判断すれば、すぐに片付けてしまおう。

     

この状況では仕方が無いので・・・他の利用者も居ないことだし、ここは幕で過ごす拘りを少しだけ曲げてこの炊事棟で過ごすことにします。
立派な炊事棟なので、確かに居心地はいい。
今の時期特有の邪魔な虫も、この風のおかげで飛ばされて寄り付かないので快適。



うむ、落ち着いた・・・。
ここに居ると風当たりも弱く、いい感じだ。
チビリとやっていると、幕営友の安倍氏が到着。



幕体を張る・・・やや風は収まりつつありますが、時折強く吹く。
作業をやりつつ、話は震災の話題から始まる。



写真で見るとこじんまりと見えるが、実際はもっと迫力の法体の滝。
神聖な滝の周囲だからなのか、この園地の辺り一帯は多少空気が重く感ずる場所だ・・・そこがまた幕を張るのに好いのだけどね。



夕刻となり、売店のすえひろも閉った。
滝を見の観光者も、この時間にはもう来ない。



一瞬今日最後の夕陽が射したあとは、しだいに暗くなってくるだろう。
善い雰囲気の日暮れだ。



安倍氏に、NIKKAの宮城峡を御馳走になる。
まろやかなながら芯のあるピート香のアクセントが、本物のウィスキーらしい味わい。

     

NIKKAのウィスキーは、こうした焚き火の薫香にも、幕営地の草の匂いにもとても良くマッチする・・・幕営向きだ。
少し風があるので焚き火も、今ひとつ生木状態ながらスイスイ燃えてしまう。



いつもの幕営話で安倍氏と盛り上がったあと、幕体に入って就寝・・・(大汗
やはり同好の士と飲み交わすと、イイ酒になるね。笑



翌日は、どんよりの曇り空。
滝の近くに行ってみよう。

     

橋を渡って遊歩道。



滝見台から法体の滝を見る。
なかなか迫力のある、それでいて優麗な滝の姿だと思います。



印象的な赤いつり橋。



滝の前エリアから見渡す場内全景。
場内は広いが実質のテン場は、トイレと炊事棟の前から川側に向かっての場所になるだろう。

     

しばしゆっくりして、この幕営場の情景を堪能。
頃合になり撤収。

この法体園地・・・これからのシーズンはいつもキャンパー&釣り人などの泊まり人で賑わいます、特に夏季は。
これだけイイ感じの場所に、気軽に無料でキャンプできるのだから無理も無い。
この夏の避暑は、この幕営場に流れる清冽な川の浅瀬の、冷たい川水に浸かりに来ようかと思う。




END



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