坂井地区多目的活性化広場(福島県)
2011年 4月

所在地:福島県大沼郡金山町坂井
料金:無料

新潟・胎内平キャンプ場を後にして、今日は幕営旅の二日目。
さて、どっちの方面へ向かいましょうか・・・。
朝のうちは天気が良かったのですが、また曇り空・・・やがて雨。



まぁ、今日はあまり移動せずにマッタリ過ごしたい。
でもなぁ・・・どうも、どこに出向いても雨模様のようです。

R49へ分岐して阿賀町〜R400/R252で奥会津・金山町へ
昨年は幕営していなかったあの広場・・・久しぶりに行ってみよう。

道路沿いから懐かしい広場を確認・・・。
広場には誰も居ない・・・うむ、この分なら広場へも下りて行けそうだし、幕営も可能に見える。
とりあえず、本降りの雨なので玉梨・八町温泉に浸かってから戻ることにしよう。



まずは、玉梨温泉の共同湯。
ここは男女別に湯船がありますので、女性には安心です。



ゆき湯・・・撮りましたよ、やえもんさん(笑



熱めの湯が、雨降りで肌寒い日には丁度良い。
あぁ〜気持ち好いです〜〜。
たっぷり浸かって・・・お次は!?

     

当然、川向いの八町温泉・亀ノ湯!
二連湯ですよ〜。



こちらは大きな長方形の湯船が一つ・・・混浴です。
ここの湯もジャバジャバと二つのパイプから、大量の湯が注がれて湯船から溢れてゆきます。
あぁ〜最高です。
鉄分が多いので、すこし軋むような硬い湯触りですが、湯上りはサラサラの感じです。
タオルは茶色に染まってしまう。

さて、温泉で時を過ごしたが、雨は依然として本降り状態。
まぁ、仕方がありませんね・・・
この雨だけなら、幕営には支障なし・・・これで強風も当たれば考えるけれど。

そんなことで、今日は宿営を決定。
あの広場へ戻ります。

広場に下る場所、道路沿いに建っていた看板はなくなっている。
道路を通りつつ向こうに見える川沿いの小さな広場・・・ここがキャンプ場所だとは、既に知っている人以外には見つけられないでしょう。

周囲にはチラホラと残雪も見える。
細い道なりに下って広場まで来る。

     

広場にある看板は健在。
だが・・・



もともとボロかったこの屋根はボッキリ折れて壊れてしまっている。
これは3月の大地震の時に壊れたのだろうか・・・。
この広場も、一段と廃墟らしさを増してきたようだ・・・^^)

依然、雨・・・
まずは幕体を建てなければ・・・風が無いのが幸い。



雪解けで勢いを増した川の流れを見下ろせる場所。
その風景に対峙して幕を張る。

      

広場の川寄りの淵に建てる。
テントのドアからその対峙した川の流れの風景を借景とする・・・う〜〜む、好いね。



時折強く雨が降ったりして、川霧が漂って・・・幽玄の趣も感じたりします。
まだ青草が生えない時期、この一角から見える風景はなかなか味わい深いものです。



来る途中に買ったお酒、夢心・・・
この辺りではなく喜多方の酒蔵だが、なんにせよ福島産の地酒だ。
フルーティーな芳香で旨い。

     

エビフライ&ニラ玉の乗っけ盛り(・・・そんなもんあるかよ!笑)
・・・恥ずかしくて記事に載せるのも躊躇うのですが(汗
結構、ミニととに大うけしたりして楽しむ(大汗
こういうのも・・・あの震災直後の混乱時期からみると、今は贅沢でありがたいと改めて感じます。



相変わらずの雨が幕体を叩き、眠気を誘います。
今夜はすこし大きめな川音を聞きながらの、オヤスミであります・・・。



翌朝・・・
やはり、変わらずに雨降りです。



天気は悪いものの、今回こうして過ごした宿営情景は結構気に入っている。
しみじみとした幕営の味わいがある。
こうした味わいは、やはり単独でやってしか得られないもの。



まだ夏草が生えていないので、場内が広く感じる。
蚊なども大量発生していないことも幸いしている。



頃合で撤収。
ホントに簡素な場所だなぁ。
・・・でも、いづれまた幕営に来よう(笑



さて、このまま帰路に向いても勿体無いので、また共同湯へ。
雨さえなければ、大塩温泉の季節限定の露天風呂に行きたかったのですが・・・

     

湯倉温泉。
只見川沿いにある共同湯。



貸切。
熱い湯なので、湯船にはチロチロとしか注げられない。
大半の湯は脇の樋から外に流されてしまう・・・。
勿体無いというか・・・贅沢なものですねぇ。



ミニととも、こうして一丁前の温泉好き・・・の様相かもしれん(汗
それにしても、この辺りの温泉は渋い風情ですね〜。




END



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