達居森と湖畔自然公園(牛野キャンプ場)(宮城県)
2011年 2月

所在地:宮城県黒川郡大衡村大瓜牛野9
料金:無料

今回も県内の近場、牛野キャンプ場であります。

早くも2月の中盤で、今日は天気も良くて暖かい週末だ。
先日は、ダム入り口の雪溜まりを華奢な車が超えることが出来なかった。
さて、今回はどうだろうねぇ・・・。



うまいことに仕事が午前中に終了して、昼過ぎの頃合で下道に乗ったのだが、意外に渋滞。
気が短いので(笑、ルートを大きく外れて、塩釜方面に行ってしまう・・・牛野キャンプ場に行く気があるのか?まるで糸の切れた凧状態。
そのまま北上して石巻、登米へとアテもなく放浪しちまおうか・・テキトーな公園キャンプ場で、などと思ったり(笑
とはいえ、時間も余裕がないので、軌道修正して大衡村の牛野へ。



キャンプ場にはまだ雪が残っているものの、ザラメ状の湿った残雪だ。
駐車場に車を置かしてもらい、いつもの場所にテントを・・・。

     

雪質がいまひとつなので、丁寧な整地作業はしない。
テキトーに幕体を広げてしまう。



テントを建てて、大小のバックを放り込むと作業は終了だ。
冬の幕営は・・・テント、シュラフ&マット、インスタントな食料を少し、ポケットストーブにランタン・・・これで幕営成立、すべて事足りる。
飲用水だって1Lもあれば足りる・・・500mlペットボトルを2本、煮炊き用には周囲に雪があるから更に不自由しない。

焚き火や料理やらしなければ、こうして荷も減らすことが出来る・・・最小限のことしかやらない、と割り切れば道具は大幅に減る。
特に冬の幕営は、吹雪など天気が荒れることもよくあり、荷が少ないほど身軽に行動できると思うのです。
所詮、単独の幕営にあれこれ小道具なりを持ってきたところで、どうせ大して使わないで済んでしまうのだ。



風もなく暖かく感じるので、外で雪見のひと時を過ごす。
善い気持ちだ・・・気分が落ち着く。

雪温にしておいたビールを取り上げ、丁寧に注ぐ。
外にもかかわらず、香ばしいホップの匂いが漂う。
・・・美味いねぇ。

     

夕陽が射して、雪の上に影を作り始めました。
次第に気温が下がってきてます。
グシュグシュだった足元の雪が、ガリガリに凍り始めてきています。

     

暗くなってきましたね。
静かでイイ感じに日暮れてます。
時間とともに、さっきよりさらに冷え込んできました。



・・・ってことで、お決まりのテント篭り。
いちだんと寛げる。

      

夕餉・・・(笑
珍しく刺身にチーかま・・・って、どうでもイイのヨ、主役は一ノ蔵ですから。



静かな夜だなぁ・・・
チビリと一献、また一献とすすめてます。
ラジオもこの時期は、まだナイター放送が始まらないのでいいね。
さて、寝るか・・・。



朝は快晴。
霜が降りたようにテントも白くバリバリ。

     

日が射して暖かくなるまでは残雪は硬く凍っていたが、次第にまた溶けはじめてグシュグシュに。
状況も良いので、この風景を眺めながらゆっくり過ごす。

     

昼前ころまでゆっくりして、やがて撤収。
帰り際に、振り返ってキャンプ場を眺める。
少しづつ、冬の情景が薄れてきますが、とはいえ、この地の春はまだまだ先のことですね(笑。




END



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