視察レポ 舟渡キャンプ場〜緑の村キャンプ場〜譜代浜園地キャンプ場〜黒崎キャンプ場〜明戸キャンプ場
2010年 7月
久慈市、国道45号から分岐して久慈湾沿いに走り、小袖海岸方面へ進む。
その道沿いに、ごく小さな海水浴場がある。これが舟渡海水浴場。
そこに広がる、綺麗な草地の広場、それが「舟渡キャンプ場」です。
ごくごく小さな海水浴場の隣に広がる草地広場でキャンプが出来る。
広場の隅に公衆トイレ。
のどかな海水浴場です。
駐車場脇には有料シャワーがあるようです。
炊事棟はなく、水道で給水できます。
雰囲気的に、この場所でポツンと宿営は気恥ずかしいかもしれないです。
むしろ、海水浴シーズン中にある程度人出があって、賑わっている時期のほうが紛れて気にならないかもしれません。
<視察 緑の村キャンプ場 住所:岩手県普代村 有料>
国道45号線から分岐して、自然休養村、鵜鳥神社の方向へ向かう。
なにやらそれらしい場所のように思えるが、看板も無くどこがキャンプ場か全く解らない。
小さな入り口に錆びた料金箱があり、施設利用料を入れることらしいが、おそらくこれは機能していないと思われる。
この周囲そのものが手入れされておらず、何となく廃墟の一歩手前の感じだ。
炊事棟はあるが、肝心のテン場そのものが見当たらない。
奥には何棟かバンガローらしきが見えるので、恐らくテントキャンプよりバンガロー利用メインの場所だったのか?と推測。
とにかく、テントを張ろうにも斜面ばかりで張る場所なんてないのですよ。
隣は広大な広場で、ここか?とも思うが、フェンスで囲われておりほとんど草むら・・・これはきっと運動場(野球場??)かな〜?
結論・・・ここでの幕営はキビシイですな〜まぁ、まずムリ・・・一応、ココは有料だそうです。
<視察 譜代浜園地キャンプ場 住所:岩手県普代村譜代浜園地内 \300/一人>
普代村の海側に行くと、細い道の先の松林のなかにキャンプ場がある。
お! ここはなかなか良い感じ。
シャワー棟もあり、大きな炊事棟、トイレ棟もあってキャンプ場として必要充分以上の設備。
すぐ脇は海水浴場(らしい?)もあり・・・
この堤防の外の目の前に、水遊びにおあつらえ向きの浜辺へ注ぐ川があって、水遊びなんかもできてのどかな雰囲気でとても良いです。
これなら幕営するには、合格点以上といえる雰囲気でしょう!
気持ちのいい草地の状態、松林の調子も丁度いい感じで、居心地も良さそうです。
地面もフラットで、どこにでも張れるでしょう。
ここは機会があれば、利用しても良いですね。
<視察 黒崎キャンプ場 住所:岩手県普代村黒崎園地内 フリーキャンプ:清掃協力金\300/一人、オートサイト:¥2,000>
譜代浜園地からほんの2、3kmを海沿いに進み、国民宿舎くろさき荘の手前に、キャンプ場があります。
敷地は広く、ほとんどはオートキャンプサイトになっています。
オートサイトは場内を巡る車道脇に点在。
オートキャンプ場と言うのは、大抵どこも同じようであり正直つまらないし、自分的には全く興味の無い場所です。
そもそも、普段の生活が隣家と距離があり気を使うことなど無いのに、キャンプ場のオートサイトは話し声も筒抜けで、お隣様に気を使って息を潜めて過ごすなどやれる訳が無い。
同じくキャンプ場にキャンパーが集まってくるのなら、区画の無いワイルドな雰囲気のエリアのほうがいい。
そもそも、人の寄り付きそうも無い場所に好んで幕営しようと思う方は、お互いに同好の士だからです。
このキャンプ場のフリーサイト部分は、オートキャンプ場をぐるりと回り(一方通行な為です)、くろさき荘への道路から下に見えるチョッとした広場部分です。
地面がフカフカな状態、適宜、場所を選んでテントが張れるでしょう。
設備は、トイレも炊事棟も文句なしの立派なもの。
この設備の良さだけで、ココに泊まろうという理由付けが出来るかもしれません。
この大きなファイヤーサークルがまた好い・・・素晴らしい。
同宿になった旅人同士が、このサークルでやる焚き火を眺めて旅の話など交わされるに違いない・・・それこそ幕営の醍醐味。
安価、設備も最高で場内雰囲気も上々・・・使えるキャンプ場ですね。
<視察 明戸キャンプ場 住所:岩手県田野畑村明戸 料金:下記案内板参照>
最後は更に南下し、景勝地・北山崎を通り、田野畑村の手前の県道44号沿いにある。
道路沿いにあって迷うことは無いでしょう。
看板もきっちりしています。
設備もバッチリ!
全く文句ありませんね。
おぉー、素晴らしい場内!
惚れ惚れするような、見事な芝生広場のテン場です・・・イイですね〜ココ!
開放感もあり、適宜、葉の茂った木々もあり、素晴らしいの一言です。
これは良いところですね〜!
・・・と正直思いました・・・この時までは。
利用料金表を見て、さっきまでのウキウキ感は崩壊(笑
いくらなんでも値付けが高杉!
車で来て、子供と二人でキャンプ泊すると・・・¥400+¥300+¥700=¥1,400!!
家族4人のモデル料金(笑だと、¥2,100にもなってしまう。
確かにねぇ・・・雰囲気が好い感じの素晴らしいキャンプ場ですよ・・・ホント文句なし、実際ここで幕営したいです。
でもねぇ、この積み上げ加算式の料金体系では気軽には幕営しようとは思えませんよ・・・。
惜しいなぁ、惜しい・・・これが、一組¥500だったら大絶賛でしたがねぇ・・・残念!(ギター侍・・・古ッ!)
こうして、北岩手のイーストコースト側、北三陸沿岸を丹念に辿ってみるに、こちらも幕営するには困らない、営地の宝庫でありました。
まぁ、使えるところも廃墟のところも珠玉混同ですが、それもまた探索の楽しみでした。
まだまだ、隠れた場所もあるようで、それはまた別の機会に探索いたします。
ちなみに、このエリアにもう一つ、「野田玉川野営場」は以前にレポしておりました、参照くださいね。
このエリアはやはりなんと言っても、リアスの沿岸の海岸風景の素晴らしさです、本当に素晴らしい景勝地がつながっています。
その沿岸に離れず、このような営地が点在しています。
真夏の海水浴客の多い賑わったキャンプ場も善し、シーズンを外して静かにポツンの宿営も善し・・・でしょうか。
END
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