姉吉キャンプ場（岩手県）
2010年 5月
所在地：岩手県宮古市重茂姉吉
料金：￥300／大人（清掃協力金）
２０１０年のＧＷです。
序盤は、山形・米沢で独り野営を堪能してまいりました。
一旦帰宅し、翌日からの「北東北幕営旅」の準備をしていました。
いつものように、気ままに青森・津軽、下北など、気が向いた場所へとふらつく予定だったのです。
ところが、ミニととの同伴は予定通りですが、どういう風の吹きまわしなのか、カミさんと長男マキまで付いて来ると言う・・・。
う〜〜む！困った！！どうしようか・・・。
無謀にも、いつもの軽自動車にて家族四人でキャンプへ・・・。
なにせ、ガソリン値上げとＥＴＣからみて、快適なステーションＷの車は不利。
がしかし・・・最小限の道具に絞っても、寒さ対策のシュラフはとにかく嵩張る。
椅子の下、その他の隙間にあれこれ詰め込み、なんとか人が座ることも出来た（笑
６６０ｃｃの小さな車に、4人＋キャンプ道具・・・車がかわいそうになります（汗
さて、まずは吹上高原のキャンプ場へ寄り道です。
東北のアルプス・・・と、評される風景が望めています。
こちらに、ＨＰの御愛読者の「嫁キャン」さんがいらっしゃいますので、表敬訪問です。
お土産まで頂いて、大変恐縮であります。
それにしても、この吹上高原キャンプ場・・・電源サイトまで出来ていたとは知りませんでした。
ではまたｈｐで・・・と別れて、東へ向かいます。
本日の目的地は岩手県・宮古市であります。
これがまた、えらく遠いんです（笑
山田町で、国道４５号から県道４１への分岐へ進む。
分岐のところにある、スーパー・ジョイスで夕食材料を購入。
この後は、延々と狭いクネクネ道です・・・これがまた辛い。
ルートとしては、反対側の宮古市の手前まで北上し、津軽石のところから白浜、重茂、と来たほうが道が良い。
夕方になり、姉吉キャンプ場へ到着。
このキャンプ場は、本州最東端のキャンプ場です。
「端」マニアが足跡を残しに訪問するスポットだ（笑
既に到着していた、三太夫氏が出迎えてくれた。
本当はこの日の合流地は別にあったのだが、ファミリーキャンプとなったことで急遽幕営場所を変えたのだった。
さて、さほど広くは無い場内には数張りのテントがあった。
しかも、斜面部分が多く、なかなか適当な場所が無い。
駐車場の脇、少し上がったところに小さな平地があり、これが具合が良い。
場内を見下ろすような感じだが、ワイルド感もあってなかなかヨロシイ。
一も二も無く、三太夫氏とここに落ち着くこととする。
久しぶりの大きなテントを広げる。
長男マキは奥の別宅にて・・・（笑
要らないか・・・とも思ったけれど、一応、頭に一枚あると落ち着く。
ここの地面は、大半が深い砂利になっており、ペグの効きに不安な状態・・・自立のテントは問題なしですが。
荷を減らしているので、ごついペグを持って来てません。
何とかタープを張りましたが、大風に見舞われると厳しい状態かも知れません。
来るときに気になっていた強風はここでは吹き込まず、殆ど無風に近い状態。
寒くないので、良い感じでマッタリ出来ます。
日も長くなっていて、いつまでも明るい。
来るときにお会いした「嫁キャン」さんに頂いた、日本酒で三太夫氏と乾杯。
嫁キャンさん、ありがとうございました。
日が暮れて焚き火。
周囲はライダーさんが多く、静かにキャンプを楽しんでいる様子です。
気持ちの良い夜を過ごして、早めですが就寝・・・。
場内も静まりました。
爽やかな朝です。
もう少しゆっくり寝ていたいのですが、ミニととが活動を始めてしまい煩い。
良い天気になりそうです。
トイレも炊事棟もしっかりしており快適にキャンプできるところです。
更に、大きな東屋もあって、多少の雨でも楽に過ごせそうです。
キャンプ場の隣はすぐに海。
そして、津浪到達点表示板・・・
明治、昭和と２度もこの地は大津波で全滅した場所なのだ。
そして、その津波の高さを示すのが、電信柱のように建てられた高さにある表示板だ。
えぇ！？そんな高さまで津波が？？？
にわかには信じられない高さなのであります。
１６ｍ２０ｃｍ、１２ｍ５８ｃｍ・・・とある。
怖い！！少し前にあったチリ地震のことを思い出した。
本当に津波が起きて襲来したら、恐ろしいことだ。
キャンプ場の脇から海へ注ぎ流れる浅瀬の川は、とても清冽な水で、真夏には水遊びに良いかもしれない。
しばらく過ごして、撤収。
本州最北端の地「とどヶ崎」・・・北緯３９度３２分４８秒、東経１４２度４分２１秒、の位置であります。
姉吉キャンプ場もなかなか良い所ですね。
ＥＮＤ
掲示板に、ご感想をお寄せくださると大変嬉しいです。
掲示板
home | page top | ｂａｃｋ | next