姫神山一本杉園地キャンプ場(岩手県)
2009年 11月
住所:岩手県盛岡市玉山区馬場前田
料金:無料
月日が過ぎるのは早い・・・特に秋を過ぎると本当に早く感じる(笑
今年も、もう11月後半の頃となっていました。
そしてこの週末は三連休となるのですが、仕事の都合で、その日にならないと休日になるかはっきりしない日々なのでした。
一旦は休日も仕事でつぶれる事を覚悟したものの、運良く空いた。
よし!仕事で湿気た気分を切り替えよう・・・幕営に出るぞ!(笑
さて、行き先はどこにしましょうか・・・。
案件は、青森か岩手。
どちらにせよ北上するに、どうも・・・この日は岩手の北方面は雪の障害があるらしい。
昼近くになって、まだ盛岡のずっと手前のところを渋滞に揉まれている。
こりゃ、青森なんて無理だな・・・。
三連休に出てくると言っていた三太夫氏に繋いでみるに、初動が遅れたらしくどう考えても、東京から青森へは無理だろう・・・。
そんな経緯で、今日は「姫神山一本杉園地」が適地だ。
しかし・・・外はえらく寒いな・・・。
時間に余裕は無いのだけれど、そんなに早く野営場に入っても手持ち無沙汰ゆえ、まずは寄り道で遠くの温泉に浸かる。
七時雨鉱泉・・・旧西根町、白坂の湯(流霞荘)「老人憩いの家」です。
この源泉の湯、これがまたいいのです。
例によって、地元の御老人と一緒に湯に浸かる・・・湯船の端にあるパイプのバルブをぐるりんと回し、熱い湯を満たしている。
流麗な姿の、姫神山。
向かう道の脇は雪が積っている。
姫神山一本杉園地・・・今日の目的地へ到着。
途中の路面は凍ってツルツル状態で、坂道で対向のトラックとのすれ違いで止まると、再発進が困難で焦ったのだった。
既に少し前に三太夫氏は到着していた・・・。
炊事棟前のサイトへ入る。
すっかり雪が積っており、これでは完全に雪中幕営の趣であります。
三太夫氏は新車で登場、羨ましいね。
もうすぐ日が暮れそうだ・・・まだpm4時前なのだけれども・・・。
うーむ、寒い!
今夜はこちらのテントの前室に篭る。
いやはや・・・冷える・・・もう完全に氷点下なのではないか?
ランタンに灯を入れ食事を熱くし、熱燗を遣って人心地をつく。
時折外に出て空を見やれば、くっきりと星空が広がっています。
折からの寒気と放射冷却で冷え込む晩なのです。
三人で篭るテント・・・こうしてキンと凍える晩には、なかなか良い雰囲気です。
熱燗を酌み交わし、気が付けばもう2Lパックが殆ど底をついてきた^^)
殆ど酔いの無い状態だが、そろそろ寝るか・・・。
翌朝
気持ち良く、お目覚め。
冷え込むかと構えたが、夜中にシュラフのジッパーを少し開けるくらいシュラフの中は暖まった。
シュラフの中は極楽だったが、一旦外に出ると極寒だ!
幕体は完全に凍っており硬く突っ張った状態です。
冷えるんです・・・。
綺麗な白銀の野営地・・・。
もう、一気に冬の季節になったのかと感じ入る。
いつ見ても、何度見ても感動するこの眺望。
名峰、南部富士・岩手山の素晴らしく迫力の山容です。
この「姫神山一本杉園地」はこの眺望を得られるのが、とにかく素晴らしい。
自分としては、一瞬でもこの風景に対峙できることが、何よりもの喜びなのです。
さて、次の幕営地で落ち合うことにして、この幕営場を後にする。
昨日と同じに、道は凍っておりスタッドレスを滑らせながら国道へ下りて行った。
つづく
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