坂井地区多目的活性化広場(福島県)
2009年 9月

所在地:福島県大沼郡金山町坂井
料金:無料

今回出かけたのは、7月にも訪れた福島・金山町にある簡素なキャンプ広場です。
天気は期待していませんでしたが、車を進めて行くうちに晴れ間が広がり、夏の終わりの残暑の趣ですね。

う〜む、しかし・・・。
こんなに天気が天気が良くなるのなら、山形・米沢の野営広場も魅力的だったな・・・。
あそこからの米沢市街の夜景はさぞ素晴らしいだろう・・・

あの野営広場には、絶対にまた行かねばならんよ〜!(笑

今時点では、あの超穴場の野営スポットは他に知る人も居らず、テントを張りに来るものなどまず居ないだろう・・・。
自分には、他に邪魔されずひっそりと貸切で幕営が堪能できる、最上の場所なのだ。
とは言え、どう見ても一般向きでは無いので、気軽にはお勧めはできませんが・・・。

そういった場所はこれまで、幾つもあった。
一本杉園地、岩洞湖ピクニック広場、飛、竜ヶ森、etc・・・みな多く世間に知られてはいないものの、とても魅力的な幕営場所ですね。



今回はいつもの軽自動車が借りられなかった・・・自分の車で来るが、ガスはもつだろうか?
自分の幕営に使う車は、豪華さや乗り心地などどうでもいい、燃費が重要だよねぇ・・・なにせ財布に直結するから(笑。

さて、金山町に到着し、幕営場の「坂井地区多目的活性化広場」へ。
ここで、キャンプ友・三太夫さんと合流。
三太夫さんは、昨日のとことん山からの移動だったそうだ。

     

広場の脇の水田の稲はずいぶん伸びていて、もう少し時期が経てば稲穂が頭を垂れるのだろう。
黄金色の田んぼを眺めながら・・・そんな頃にも幕営してみたいですね。

場内は草刈もされていて、前回来た時より足元はスッキリして場内も広く見える。
幕を張り終えたら、近くの温泉に浸かりに行きます。

     

玉梨温泉と八町温泉の共同湯をはしごだ。
汗だらけでしたが、熱い温泉の湯に浸かるとスッキリで気分良し。
この辺の温泉は、金気臭とキシキシ感のあるのが特徴だ。

共同浴場は、玉梨は男女別だが八町など他は混浴が殆どなので、女性には厳しいかもしれません。
旅館の立ち寄り湯のほうがイイのかも知れません。

     

広場に戻り、まったり〜。
いつもの冷たい一杯をやっていると、一組のキャンパー来ましたよ。
まぁ〜珍しいですねぇ、こんなところにキャンプに来るなんて・・・
などと、我のことを棚に上げて見ていると・・・

な、なんと!
その御家族は、まさにこのキャンプ広場を教えていただいた「やえもん」さんの御家族でした!
いやー偶然!初めてお会いできました!

      

考えてみたら、この場所を教えてくれた方なんですから、キャンプしに来るのは当たり前ですかねぇ^^
それでも、この偶然の一致にはビックリです。

   

日が傾きかけると、少しずつ心地良い気温になる。
まったりとイイ時間だ。

      

脇を流れる渓流に居た釣り人も、そろそろ引き上げたようだ。
簡素なキャンプ広場・・・設備は最小限。
トイレはあるだけましなレベル、水道はあるが飲用には適さないので、持参が必要。
小さな休憩場所の屋根は壊れて崩れている(笑
なので、ふつーに一般的に想像されるキャンプ場には全く見えず、大抵は誰も近寄らないだろう。

が、しかし・・・だ。
こういうところを探訪するのも、また楽しいのだ。
それに、落ち着いてよく見てみれば、脇の渓流の瀬音の心地良さ、稲穂の青々しく清涼な感じ・・・う〜ん、イイところじゃありませんか!

      

とっぷり日が暮れると、先のやえもんさん御一家を交えて話が盛り上がります。
いやー嬉しくて思わず飲みすぎました・・・(汗



翌朝

しばらくボーっとした後、撤収を終わらせた三太夫さんと散会。
さてまた近隣の温泉へ。
前回も行った「湯倉温泉」の共同湯、ここも混浴湯です^^)・・・でも女性の入浴客を見たことは無いですねぇ(笑。

     

只見川に面した湯小屋です。
この金山町にあるこうした共同浴場は、どれも素朴で簡素ながらこうした渋い風情は、温泉好きには堪らない。

      

金山町をはじめ、近隣の会津エリアは同じ豪雪地区でも秋田・青森など北東北の雰囲気とはまた何か異なる雰囲気なように思える。
そんな好ロケーションにあり、気軽に利用できる幕営スポットなのが嬉しい。



しばし、やえもんさんと談笑した後、散会。
今度は、周りの田んぼの稲穂が金色に色付いた頃に再訪したいものですね・・・。





END



掲示板に、ご感想をお寄せくださると大変嬉しいです。
掲示板

home | page top | back | next