姫神山一本杉園地(岩手県)/とことん山キャンプ場(秋田県)
2009年 3月

   

3月はあまり天候の安定しない月なのでは・・・と思いますね。
このところ、寒暖が繰り返したり、強風になったりだ。
今回はおおむね良さげだが、やはり風が気になる週末だ。
今回は時間がある・・・一人気ままに遠くへ、お気に入りの幕営場所へと向かうことができるのだ。



姫神山一本杉園地・・・

お気に入りの幕営場所・・・
今の時期訪れたいのは、姫神山一本杉園地、そこでの幕営だ。
とにかく、自分はこの野営場での幕営が好きなんです・・・。
なんといっても、名峰・南部富士、岩手山が正面にそびえる、あの絶景が魅力に他ならない。

     

通い慣れた姫神山への道順。
幹線国道も渋滞無く順調に進んできた。
滝沢を分岐して玉山へ向かえば、いよいよ姫神山の優美な山容が大きく迫ってくる。

・・・そう言えば、月末からは例の地方高速道の料金が週末は上限¥1,000で乗り放題となる。
移動時間が短縮できる高速道路は魅力かもしれないが、何か旅の情緒が無くなる様な気がする。
これまで、この姫神山一本杉園地までは約6〜7時間掛けて訪問している。
高速で来ると約4時間?う〜〜む、そんなに早く来られるとなると何だかありがたみが無くなるかもなぁ(笑

なんにせよ、この高速¥1,000・・・
誰もが皆、遠くへ移動しやすくなり、これらの幕営事情には何らかの影響を及ぼすのは必至に思える。
・・・ってなこと心配する前に、早くETC買えよ→自分。(凹



さて、一本杉園地へ到着。
いつもの入り口へ車を置く。
身支度を整え、いつもの場所へ上がる。

     

おー、今日は状況が良い。
南部富士・岩手山もくっきり拝める・・・いやーすばらしい!この眺望が大迫力でとても好きなのです。

     

もう雪はザラメ状で、粉雪のような心地良い状況ではないですね。
端のほうの所々は、もう地面が露出している状態だ。
まぁ、それでも雪の厚みの残る場所を設営場に決める。

      

サクリとテントを建てると、もう仕事は終わりだ(笑
あとはじっくりと、目の前に広げられる夕日のレビューを楽しむだけである。
岩手の地酒を注ぎ、名峰を眺めながら最高な一杯を味わう。



今の時期、ちょうど夕日が岩手山に掛かる様に沈んでゆくのを眺めることができる。
なにか神々しささえ思わせる一瞬だ。

     

じっと夕日が沈む一部始終を眺めては何枚もシャッターを切るが、いかんせん腕が無いのでロクな写真が撮れていない(凹
完全に日が沈んだあと、暗さが増してくると山麓にチラホラと灯りが点り始めてわずかな夜景となる。
素晴らしい幕営地・・・自分にとってではあるが、何度来てもここの風景はとても良い。

     

とっぷりと日が暮れた後は、テントに篭る。
チビリと遣っているつもりなのだが、一人だとつい飲み過ぎる。
ほどほどにして置いて、気分良く寝ることにしよう。
今夜は風も気にならずに安心して寝られる。

翌朝・・・



どうです?くっきりと岩手山、迫力の山容。
イイですねぇ〜〜!もう、最高です!
あぁー大満足です。
この大絶景を眺めながら、ゆるゆる撤収。



とことん山キャンプ場・・・

さて、名残惜しく姫神山一本杉園地を後にする。
次の進路は西へ・・・。

     

天気が良い!
青空に雪山のコントラストが綺麗だ。
岩手山を横から眺め、その西側に1,000mを超える山々が連なる・・・
とっても気分の良いドライブ。



秋田への県境を越えると、秋田駒ケ岳の印象的な山容も見事に眺められた。
いやいや、なんとも素晴らしや〜!
ゆるゆると進み、途中、ふきのとうを見かけて今夜の酒の肴にと摘んで行く。

さて、順調に進んでとことん山に到着。



前日から来ているキャンプ友の三太夫さんと合流である。
昨年の福島・高塚高原での合流キャンプ以来です。
挨拶して、場内を見やれば・・・お、りえぴさん!それに大将さん!お久しぶりですな!
すると、当hpの掲示板に書いて下さっていた、ルーフボックスさんもいらしてました、はじめまして!



状況が良いので屋根無しで充分、気持ちいい。
昨日は風が当たっていたと言いますが、今は風も無くとてもいい感じです。



しばらくして風呂。
今日は風呂が寄り合い所(笑
すでに馴染み同士、共通のキャンプ話で長風呂です(笑

      

夕方になり、来る途中で摘んできたフキノトウをてんぷらにする。
これまた料理下手が揚げるてんぷら・・・
それでも、三太夫さんが持参していたミネラル工房・日本海の塩「白いダイヤ」を借り、さらにレモンの風味とで何とか一品に。(汗
この塩さえあれば必ず旨みが引き出される、まさに万能の塩。
あぁ、美味い・・・春の風味、フキノトウ。
雪の上で食べる揚げたてのてんぷら・・・いいですねぇ。



三太夫さんがつけてくれる熱燗がとても合う。
好いですねぇ、こういう雰囲気。



小さなガスランタン、低温のため今にも消えそうな小さな灯・・・この薄暗さの雰囲気が良い。
マッタリと静かに飲み、温泉に浸かりながら皆さんとキャンプ話・・・とことん山でのキャンプならでは。



さて、夜も更け、温泉で温まってシュラフに潜り込みましょう・・・あぁ、極楽(笑

     

翌朝・・・
気分良く起きました。
静かな朝です。

何はともあれ湯沸し。
やがて湯気が立ち上がる・・・こんな一瞬が好い。



ゆっくり過ごして、やがて撤収の流れ。
最後にお目にかかった皆さんに再会を期して、後にします。
お世話様&ご馳走様でした。




END



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