こだま湖(小玉ダム公園)キャンプ場
2009年 2月

所在地:福島県いわき市小川町高萩
開設:通年  料金:無料

今回は幕営に出られるのだが、今日の天気がなんとも・・・
晴れてはいるが風が強い・・・しかも何だ?この異常に暖かい風は?
本来、2月といえば一年でもかなり寒く冷え込む月のはずである。
そう言えば数日前には、関東では春一番とか黄砂が見られた、などというニュースを聞いた。
まったく異常ですよねぇ・・・。

出掛けに聞くラジオからは、暴風警報も出されました・・・電車もこの強風で止まったようです。
北東北方面へ出向くつもりでしたが、どうもこの暴風警報ではその方面は止めるしかないですね。
と言うか、わざわざこんな日に出かけなくても・・・ですよね(冷汗。



<視察:三株高原キャンプ場  住所:福島県石川郡古殿町大字松川字三株  料金:無料>

まぁそんなことを呟きながら、ダメ元で福島方面へと向かうのだ(笑
時折強風で車が揺すられながらトロトロと南下、郡山市まで来てしまった。
さて、西か、東か・・・。

おぉ、そうだ、ついでに以前メモしておいた無料キャンプ場を見てみよう。
3年も前から見に行かなくては・・・と思っていたのだが、タイミングが悪くいつも積雪で途中までしか行くことが出来なかった。
今日は季節外れの陽気と暖冬で雪も無く、ちゃんと行けるのではないか?



その場所は山の中腹にあり、キャンプ場への道に分岐し取り付くと、やはりこの強風の為に竹などが折れて道を塞いでいる。
もう今日は、大荒れの日である。
しかもまるで4月頃のように異様に暖かい風・・・まだ2月ですよ?

さてここは福島県の某所、車一台分ほどの細い道路を登って行くと、途中から未舗装路。
周囲が開けた場所に来ると、道の脇に炊事棟が見えてここがキャンプ場とわかる。

      

炊事棟と簡易なトイレと小さな広場だけの、簡素だが充分な設備を持つキャンプ場だ。
開放感はあるが遮るものが無いので、今日のようにまともに強風が当る様な時はキャンプは完全に無理、立ってるのもツライ。
山の中腹でもあり、場所的に天気の安定した時を狙わないといけないかもしれない。

   

この方角を眺めると、付近の低山と開放感のある空が一面に望める。
ここはやや斜面が多いので適地を探す必要はある、そう考えるとそれほど多くのテントは建てられないかな?
なにやら付近の放牧の馬が闊歩するようなので、そのシーズンの前頃に幕営したいとおもう。
天気が変わりやすそうなのと、木陰も無いので夏時期の日中はタープがあってもキビシイのかもしれない。



<こだま湖キャンプ場>

さて、今現在福島県全域で強風注意報が発令中の大荒れの状況なのですが・・・
とりあえず、本日の幕営地候補のこだま湖へと向かう。

   

場内には誰もいない・・・そりゃそうだ、こんな荒れた日だもの。
いつもの場所に入っていってみると・・・



うむ、ここは風当たりも弱く上々の状況。
山間の向こうのほうで風音は轟々と唸っているが、巧いことにこちらには吹き込んで来ないようだ。
おー、これはなら良いんじゃない?ラッキーですね。

   

直火跡があったのでいつものようにそれを補修した後、テントを建てる。
一息ついて焚き火台にて焚き火、大風が吹き込まずなんとか焚き火もできる状況だ。

   

しかしまぁ・・・なんとも真冬とは思えない構図である。
ラジオでは今日、福島・小名浜では気温20℃を越し異例の季節外れの暖かさだと伝えている。

   

ここの場所には石のテーブル&椅子があるのだけれど、やはり石に座ると冷たいのでこんなエアクッションが重宝する。
焚き火のパチパチという音と煙が心地良い。
なかなか好い状況ですよ。



日が暮れて外にいても、大して寒くない。
風は相変わらずだ。
しばらく外で焚き火を眺めながら過ごしている・・・が、風のおかげで燃えるスピードが早過ぎて薪がすぐ無くなってしまう。



とっぷりと暗くなり、テントに入る。
マッタリしてなかなかイイ気分・・・。
ミニととにせがまれてまた餅を焼かされる・・・人が食べているのを見ると、つい食べたくなりますね。

   

自分は呑んだ後の〆(ジツはメインディッシュなのだが・・・汗)にとインスタントラーメンを煮る。
赤いスープのめちゃめちゃ辛いヤツで、足の先までホカホカになるが今日の陽気では要らなかったか(笑
非常食(ジツは立派な夕食材料・・・汗)の、このさば缶はもう何ヶ月もバックに入っているが、今日も出番は無かった(笑
ううっ・・・なんて貧乏臭いんだろねぇ(汗



昼間の移動中のあの強風からは、今夜こうして過ごせるのは想像出来なかったな(笑。
さてその風も治まりつつあり、今夜はもうイイ時間になってしまった、寝よう。



am5時、まだ暗い。
近くの山からキツツキのコココンっという音が響くのが聞こえる。
風音は無く落ち着いた状況だ。

   

二度寝の後、外に出ると素晴らしく良い天気。
昨日の荒れた周辺の状況はウソのような無風の朝だ。

   

気持ち良い状況ですね〜。
熱いお茶を啜った後、サイト周りの散歩を楽しむ。

   

撤収後、対岸にある遊び場でミニととを遊ばせる。
さて帰ろうか。
この時期のこだま湖のキャンプ場は混雑も無く、天気が良ければなかなかいいキャンプ地だと思う。
帰路はこれまた通い慣れた川内村を通るルートで、温泉に立ち寄ってサッパリする。





END



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