とことん山キャンプ場(秋田県)
2008年 3月

住所:所在地:秋田県湯沢市皆瀬字新処106
料金 ¥820/大人 ¥410/子供
(宿泊者は温泉入浴料無料)
通年営業

今回は久々の秋田のとことん山キャンプ場なのである。
キャンプ友ぐっさんからの出動要請があって、久しぶりの合流です。



朝一でぐっさんと合流して一緒にとことん山へ。
このところめっきり春めいて暖かくなって、今日も上天気で暖かい。
鳴子経由のR108ルートで現地へ。

順調に進んでとことん山キャンプ場へ到着。
受付を済ませて、キャンプサイトの林間へ荷物を運ぶ。
もうスキー場は営業も終わっており、サイト前の駐車場まで車を上げることができるので助かる。
暖かくなったとは言え、なかなかの雪の量で階段をつけないと雪上に登れないくらいの積雪の高さである。
雪質はもうザクリとしたザラメ状の雪となっている。

   

誰かの設営後に手間無く設営できる、と期待していたのだけどやはり整地作業は要るのね・・・。
温泉棟の近くに設営を終わらせると、大人たちをよそに、既に子供達は一回目の温泉を堪能しているようだ(笑

      

さて、ぐっさんが連れられた女子キャンプ隊のお二人用のテントを張らねばならない。
お二人にはテントやシュラフ、マットなど一式をレンタルだ(笑



そんな頃合に、秋田のakasatanaさんが到着、お久しぶり〜。
で、正午のサイレンが鳴り響いてしばらくすると、山形のギター親父さんも登場だす!
まだまだタップリと雪があって子供達の雪遊びを眺めながら、ひさしぶりに遇ったメンバーとまったり。

雪で冷やした缶ビールを遣りながら、今回初張のテントを出して見る。
このテント、ひょんなことで入手したのですが・・・殆どタダ同然、というかそれ以上というか・・・汗。



このところ少し変であります・・・先日のレアなPEAK1の赤テントと言い・・・。
しかも今回のこのテント、先週の岩手での幕営で祠を拝んだ翌日の帰路中に発見したのだ・・・ナンだか因縁めいている気がしてならない。
仮に値が高くても、幕営好きならコレクションに買ってしまうような古いテントがひょんなことでワタシの手元に来たのだ。
ワタシは特に物品の収集などする気もないのだが、こうして偶然が二度も続くと驚いてしまう。
ともあれ、今回のテントのコレである。

   

ヘリテイジのエスパース、「ゴアエスパース ミニ」である・・・。
ワタシには始めてのゴアテックスでシングルウォールのテントだ。



エスパースと言えば山岳用テント、それもこの仕様ときたらバリバリの冬登山向きのテントではないですか!?
現行品とはだいぶ異なるので念のためメーカーに問合せしてみると、1990年製のテントつまり18年前のテントだと判明した。
現品は非常に綺麗な状態で、気になる撥水状況も全く問題が無い。
このような本格的な山岳用テントは、お気軽なキャンプスタイルのワタシには似合わない・・・そもそもワタシが冬山登山などしたら遭難して笑われる(笑
その筋の方々にはどうか笑ってお許し願いたい(笑。
がしかし、古き良き道具の雰囲気を楽しむのもオツだし、冬の野営場での雪中幕営には頼りになるテントと思うので、大事に使いたいものです。

   

このテントは爽やかでとても綺麗な青色。
エスパースの青色、ステラの黄色、PEAK1の赤色・・・信号機トリオとでも(ry



両脇に突き出たベンチレーターがカワイイね(笑。

      

構造が簡単で小型、幕体もシングルなので、ポール2本、ペグ8箇所・・・設営はたったの3分で終了してしまった、さすがは山岳テントだ、ステラでもこの倍は掛かる。
さて、ひとしきりテント話に盛り上がったあと、ようやく温泉に浸かりに向かった。

   

熱めの湯に浸かりながら、ギター親父さん持参の魅惑の白い飲み物・・・濁酒を頂く。
雪中キャンプ、温泉、雪見酒・・・こういう極楽で安楽な雪中キャンプはキャンパーを骨抜きにしますな(笑
もっとも雪中とは言え今日などは暖かくもう寒さを感じないほどですが・・・関東から来た女子キャンプ隊の二人にはまだ冬の寒さでしょうがね(笑

      

ST小屋に戻り、akasatanaさんご夫妻も交えてキャンプ話に盛り上がります。
今日は他にはキャンパーさんは来ないようで、場内はこのメンバーでの貸し切りだ。
やがて日が暮れていき、食べて呑んで温泉に浸かって食べて(ry・・・。

      

風もなく穏やかで静かな夜であります。

   

気が付くと夜も更けてきて、貸し切りとはいえ深夜までの懇談は禁ですね、早めですが風呂に浸かって寝ましょうか。



さて翌朝。



昨夜は早い時間に寝たのもあるが、初テントの寝心地も良くてとてもスッキリした朝であります。
コーヒーに簡単な食事、そして朝風呂。
気持ち良く周辺を散策して、頃合になってボチボチ撤収の流れ。
今回は荷物が多いので早めに進めておく・・・人数が多いと手伝いもあって撤収も楽だ。
最後の温泉に浸かってまったり。

      

駐車場からは、akasatanaさんとワンちゃんたちがスキー場斜面を登って行くのが見える、ドコまで登るんか〜?
am10時過ぎ、管理人さんにチョッと挨拶しキャンプ場を後にします。



山形へ南下し、村山の道の駅でジープさんと待ち合わせ。
ジープさんに案内してもらって、一緒に昼食。



山形そばを堪能というか、ウチのミニととよ〜もっと食わんかー、あー、おなか一杯で満腹ぢゃ(冷汗
ま、でも名物肉そばとざるそばの二種類食べれたから良いかな。

しかしびっくらこいたのは、ギターさんのそば好きなことよ・・・
板そばは二〜三人前くらいの量だそうですが、リズム良く瞬く間に食されて・・・気持ち良い位の食べっぷり。
ワタシのざるそばも少し手伝ってもらったので、ギターさんってば確実に三人前以上を完食したのかもー!
ご馳走様でした美味かったです・・・安くてボリュームがありますね、山形の蕎麦は。
さて、ギターさんとジープさんとはここでお別れ、ありがとうございました。

ぐっさん家とも途中で自然解散。
女子チームを乗せた我々チームは仙台の手前にある、ニッカウィスキー宮城蒸留所へ立ち寄ることにする。
昨年と同じコース・・・昨年は時間が無かったので工場見学はしなかったが、今回は丁度良い時間。

      

ニッカファンのワタシには何度見ても飽きないのです。



見学後の試飲、ワタシは飲めないので宮城峡を1本お土産購入、家に帰るまで我慢です。
女子チームも試飲でウィスキーが気に入った様子です(笑

さて、仙台に入り女子キャンプ隊を降ろして解散、またキャンプに連れてきてもらって下さいませ。
こうしてみると、とことん山でキャンプ〜山形で蕎麦〜ニッカウィスキー工場見学、このルートって結構定番化、良いコースですね(笑






END





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